うどん県として有名な香川県。名物のうどんを始めとするグルメは勿論のこと、瀬戸内海に浮かぶ小豆島をはじめ金刀比羅宮や栗林公園など観光スポットが豊富に存在し多彩な楽しみが凝縮しています。さらに映画のロケ地やフォトジェニックなSNS映えスポットも多く、カメラ女子旅やカップル旅行にも最適です。今回はそんな香川を楽しめるおすすめスポットをピックアップしてご紹介いたします。
金刀比羅宮(琴平町)
古くから多くの人々に親しまれてきた、海の守り神を祀る「金刀比羅宮」
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神社仏閣
香川で古くから「こんぴらさん」の愛称で親しまれてきた金刀比羅宮。大物主神を御祭神とすること、瀬戸内海航路の目印とされてきた象頭山に位置することから、海の守り神を祀る神社として信仰されています。有名な参道は本宮へ続く石段が785段、奥社までが1,368段となっており、かなりの体力を消耗しますので覚悟してからお参りしましょう。見た目にも可愛い幸福の黄色いお守りは是非ゲットしたいですね!周辺にはグルメも充実。町内には米菓子の「おいり」を散りばめた、おいりソフトクリームはパステルカラーが可愛くSNS映えしますよ!
レオマリゾート(丸亀市)
家族で一日中楽しめるテーマパーク「レオマリゾート」
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テーマパーク
レオマリゾートは、約20種のアトラクションや夏季限定の屋外リゾートプール、亜細亜の遺跡を忠実に再現した散策エリア「オリエンタルトリップ」を擁する中四国最大級のテーマパークです。3Dプロジェクションマッピングやパレードなども催されます。お仕事なりきり体験が楽しめる「ごっこタウン」や春秋の“大バラまつり”、初夏の“あじさい祭”などの季節の花を観賞することが出来る「レオマ花ワールド」では、不朽の名作「ベルサイユのばら」原作者池田理代子氏の監修の「レオマベルばらガーデン」が2023年5月に誕生。夜は全国イルミネーションアワードで第3位を受賞した「レオマ光ワールド」で幻想的なイルミネーションを楽しむことが出来ます。ロマンチックな雰囲気は家族連れだけでなく、女子旅にもおすすめです!朝から夜までたっぷり楽しむなら、1泊2食豪華バイキング・温泉付きのオフィシャルホテル「ホテルレオマの森」での宿泊がおすすめ!
栗林公園(高松市)
日本最大級の広さを誇る、四国でも有数の特別名勝「栗林公園」
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公園
栗林公園は、高松市内にある回遊式の大名庭園。文化財に指定された庭園としては日本最大級の広さを誇ります。庭と山が一体になる風景や四季折々の植物が魅せる美しさから、特別名勝にも指定されています。世界的に有名なガイドブックにも掲載されており、世界中から人が集まる観光スポットになっています。日本式の南庭と明治洋風の北庭に分かれており、散策にもぴったりです。園内にはたくさんのお食事処があるので、歩き疲れたら小腹を満たしながら一休みすることも出来ます。
父母ヶ浜(ちちぶがはま)(三豊市)
幻想的な写真が撮影できると近年人気のビーチ「父母ヶ浜」
香川で人気急上昇中のスポットといえば約1kmのロングビーチを誇る父母ヶ浜!干潮時には水面が鏡になったように反射した幻想的な写真を撮ることが出来ます。フォトジェニックなその様子はまるでボリビアのウユニ塩湖。「日本にこんな場所があったなんて…」と驚くこと間違いなし。夕暮れ時の美しい姿はまさに絶景という言葉に相応しく、「日本の夕陽百選」にも選定されています。どんな写真を撮ってもSNS映え確定の日没時は、多くの"名カメラマン"たちで賑わいます。お気に入りの洋服とカメラを持って訪れてみては。
本格手打うどん おか泉(綾歌郡宇多津町)
香川名物・ひや天おろしの元祖のお店「本格手打うどん おか泉」
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グルメ
名物のうどんでご紹介するのは本格手打ちうどんおか泉。名物のひや天おろしはこのお店が元祖です。こちらも行列が出来る人気店ですが、並ぶ価値ありの本格的な手打ちうどんが楽しめますよ。美味しいうどんに欠かせないとされている水は備長炭で浄化し、麺づくりに使用するというこだわりをみせてくれます。お冷のポットにも備長炭を入れてまろやかなものを提供してくれますよ。夏には夏の、冬には冬の限定メニューが用意されているので、何度でも訪れたいうどん屋さんになること間違いなしです。半生麺をぜひお土産に。
瀬戸大橋記念公園(坂出市)
瀬戸の絶景はもちろん、アートにも触れられる「瀬戸大橋記念公園」
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公園
瀬戸大橋のたもとという贅沢なロケーションにある海浜公園です。道路鉄道併用橋として世界最大級を誇る瀬戸大橋の架橋工事の全貌や、架橋技術を展示した記念館があります。コンサートやイベントに利用されるマリンドームや天然芝のグラウンドなども完備され、都市公園として多くの人に愛されています。園内には彫刻家・流政之さんの作品が点在し、散歩をしながらアートに触れることも可能です。また、うどんで有名な映画のロケ地になったことでも知られています。近くには瀬戸大橋タワーなどもありますので、のんびりと瀬戸内の風に吹かれたいときにはぴったりですよ。
与島パーキングエリア(坂出市)
瀬戸中央自動車道のパーキングエリア「与島パーキングエリア」
瀬戸中央自動車道のパーキングエリアです。フードコートやお土産物屋さん、うどん屋さんももちろんあります。ここでおすすめしたいのは何といってもその景色!ほぼ真下から大迫力の瀬戸大橋を眺めることができます。展望台からは瀬戸内海を行き交う船の往来の様子を眺めることも可能です。瀬戸大橋をしっかり背景に入れて写真を撮れるフォトスポットもあり、愛くるしい顔をしたキャラクターの「わたる」が立っています。勿論夕陽が差す時間帯なら抜群にロマンチックです。休憩するなら是非与島パーキングエリアで景色を眺めながらとりたいものですね。
エンジェルロード(天使の散歩道)(小豆郡土庄町)
干潮時限定で表れる美しいパワースポット「エンジェルロード(天使の散歩道)」
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絶景
エンジェルロードとは、小豆島にある大小4つの島を結ぶ砂の道のことです。道は1日に2回、干潮時にしかその姿を現しません。恋人と手を繋いでエンジェルロードを渡ると願いを叶えてくれるいうジンクスがあり、大人気の恋愛系パワースポットとなっています。丘の上にはエンジェルロードを見渡せる「約束の丘展望台」があり、恋人たちが鳴らす鐘の音が聞こえて大変ロマンチックです。大切な人と香川に行くなら欠かせない恋人の聖地です。夕陽が差し込む時間に渡ることが出来ればさらにロマンチック!カップル旅行も最高潮に盛り上がるでしょう。
道の駅小豆島オリーブ公園(小豆郡小豆島町)
フォトスポットとしても人気のアニメ映画の聖地「道の駅小豆島オリーブ公園」
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公園
瀬戸内海を一望出来る小高い丘に位置する道の駅小豆島オリーブ公園。約2,000本のオリーブの木とたくさんのハーブが栽培されており、異国情緒漂う景観に思わずうっとりしてしまいます。実写版『魔女の宅急便』の映画ロケ地になったことでも有名です。ここにきたなら、大きな風車と空をバックに「魔女の宅急便ごっこ」は外せません!主人公がお店番をするグーチョキパン店の撮影セットをそのまま生かした雑貨屋さんも可愛く、ジブリファンは必見です。ロッジとキャンプ場も備えているので、宿泊してのんびりした時間をたっぷり満喫することも出来ちゃいます。
二十四の瞳映画村(小豆郡小豆島町)
映画のセットを活用した映画・文学施設「二十四の瞳映画村」
小豆島を舞台に製作された映画『二十四の瞳』の撮影用オープンセットを活用した映画村。海岸にそって大正から昭和初期のノスタルジックな村が再現されており、木造校舎や漁師の家、スタッフで育てる四季の花畑、1950年代日本映画黄金期ギャラリー、原作者壺井栄文学館など見所が豊富。松竹座映画館では『二十四の瞳』を常時上映。映画の衣装であった絣の着物を着たり昔懐かしい給食を食べたりして、物語の世界を体感することも出来ます。
瀬戸内国際芸術祭作品「愛のボラード」「漁師の夢」の2作品も通年で鑑賞でき、女優高峰秀子ギャラリー、海洋堂のフィギュアギャラリーなどが人気を博しています。
寒霞渓ロープウェイ(小豆郡小豆島町)
日本三大奇景にも数えられる、瀬戸内海国立公園の景勝地「寒霞渓ロープウェイ」
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乗り物
寒霞渓(かんかけい)は瀬戸内海国立公園の景勝地。空、海、渓谷を一度に眺めることが出来、日本三大奇景の一つとしても数えられます。山頂へ向かうロープウェイから見る景色はまさに圧巻の一言。春でも夏でも秋でも、それぞれの季節をダイナミックに体感することが出来ます。山頂に着いたら自然を楽しみながら、ご当地もの・もみじサイダーを味わいたいところ。山頂には他にも可愛らしいハート型をした松の木がありますので写真におさめましょう。登山道は片道約1時間ほど。気候のいい季節なら、体力に合わせて上りか下りのどちらかをハイキング、というのも一興です。
いかがでしたか?香川県は自分の興味や一緒に行く人に応じた楽しみ方が様々に模索出来る観光地です。もちろん他にも魅力的な観光地や、特に美味しいうどん屋さんはここで紹介した以外にもまだまだたくさんあります。ぜひ自分に合った香川旅を楽しんでみてください。
※2020年12月1日時点の情報です。
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