まっこと高知!高知に行こう!
高知県といえば、まず思い浮かぶのは坂本龍馬です。しかし、高知の魅力はそれだけに留まりません!ゆかりの地を訪れた後は市場で舌鼓を打つもよし、自然を生かしたアクティビティを楽しむもよし、いろいろな角度から旅を満喫することが出来るでしょう。実は歴史だけじゃなく、SNS映えする名所もたくさんある高知。今回はそんな高知県観光にぴったりのスポットを、17か所厳選してご紹介いたします。
高知県 中部
高知城
木造の天守閣に注目!南海道随一の名城「高知城」
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城
土佐藩主であった山内家により創建された高知城。その優美な姿から「南海道随一の名城」とも呼ばれます。天守閣を始め、本丸御殿など15棟が国の重要文化財に指定されています。特に木造の天守閣は必見です。天守閣と追手門が写真に無理なく収まることが特徴で、追手門前は撮影スポットとして大人気!城内には様々な木々が植えられているため、春には梅や桜、夏には紫陽花、秋には紅葉、冬にはつばきといつ訪れても自然とコラボレーションした姿で楽しませてくれます。夏場には高知名物アイスクリンのお店が城内にやってくるので、ひんやりスイーツ片手に散策できるのも魅力的。
桂浜
坂本龍馬像が太平洋を望む景勝地「桂浜」
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絶景
高知県を代表する景勝地のひとつである桂浜は、高知市の浦戸半島先端にあります。龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる砂浜が美しく、月の名所としても知られており、その様は「月の名所は桂浜」とよさこい節でも唄われるほど。浜辺を囲むように茂る松林も、海岸の美しさを一層引き立てています。一帯は都市公園として整備されており、坂本龍馬像や坂本龍馬記念館、桂浜水族館など観光スポットが点在しています。
また、2023年3月にリニューアルオープンした公園内の商業エリアでは、お土産や特産品のショッピング・グルメ・イベントなども楽しめるほか、高知灯台広場の展望台へ足を運ぶと太平洋を望む雄大な景色もご覧いただけます。
はりまや橋
情緒あふれる橋「はりまや橋」
純信とお馬の禁断の恋物語で有名な橋です。よさこい節でも唄われ、橋の横には2人の像も設置されています。現在は川のせせらぎを再現したはりまや橋公園として観光スポットになっています。日本三大がっかり名所として有名ですが、朱色の欄干がとても綺麗で写真映えするため、フォトスポットとしても人気です。はりまや橋の東側にはからくり時計があり、1時間おきによさこい節が流れるのも高知ならでは。からくりにはよさこいを踊る人々や龍馬像も登場しますよ。近くには現存する中で最も長い歴史を持つという路面電車も走っており、レトロな雰囲気を味わうのにもぴったりです。
ひろめ市場
高知で買い物とグルメを楽しむならここ!「ひろめ市場」
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グルメ
高知市の中心部にあるひろめ市場では、買い物とグルメを楽しむことができます。土佐のグルメや鮮魚、定番のお土産などの屋台が軒を連ね、いつでも賑わいを見せています。市場で手に入れた飲食物は広場や通りに設置されたテーブルと椅子を使って自由に食べることも可能です。藁で焼いたカツオのたたきなど、高知に来たからには食べたいと思うものが買ってすぐに食べられるのは魅力的!もちろんお酒も飲めますので、広場は大きな宴会場のようになることも。高知城から徒歩で約2分という立地ですので、観光の合間の食事にもぴったり。
高知県立坂本龍馬記念館
龍馬の生涯と活躍、そして幕末史を知る「高知県立坂本龍馬記念館」
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美術館・博物館
幕末の志士・坂本龍馬に関する貴重な歴史資料を展示している施設です。博物館仕様の新館と体験型展示の本館の2館からなります。新館の常設展では龍馬が書いた手紙などからその生涯や人となりを紹介しています。企画展も龍馬や幕末に関する興味深いものばかりで、様々な角度から龍馬や幕末を知ることが出来ます。本館の屋上からは太平洋が見え、ロケーションも抜群。龍馬ファンなら一度は必ず訪れておきたい場所といえます。ミュージアムショップでは多彩なオリジナルグッズを買うことができます。
仁淀ブルーふるさと体験センター
高知でアクティビティを楽しむならここ!「仁淀ブルーふるさと体験センター」
仁淀川は全国の一級河川の中でも、毎年水質ランキングで上位を記録する、透明感のある美しい川です。その美しさは「奇跡の清流」「仁淀ブルー」とも呼ばれています。仁淀ブルーふるさと体験センターでは、その仁淀川を中心とした高知の大自然の中で体験できる、さまざまなアクティビティを数多く提供しています。一番の人気は何といっても仁淀川でのカナディアンカヌー体験。水の透明度が高い仁淀川だから撮影できる、天気がよければ浮いているように見える宙船写真を撮ってもらえます。その他にも清流遊びや、レンタサイクルでツーリングをしながら観光地やグルメ巡りをする体験なども用意されています。通称UFOラインと呼ばれている林道を電動アシスト付きの自転車で走れるコースなどもありますので、アクティブに高知を楽しみたい方にはうってつけです。
高知よさこい情報交流館
高知を代表するよさこい祭りの魅力がわかる「高知よさこい情報交流館」
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美術館・博物館
高知の伝統「よさこい祭り」の歴史や魅力を紹介する施設です。館内は歴史と知識のエリア「よさこいサークル」と進化と体感のエリア「よさこいスクエア」に分けられ、様々な角度からよさこいを知ることができます。よさこいシアターでは迫力満点の映像を見ながら実際のよさこいを知り、衣装展示では独創的な衣装の見学が可能です。よさこい体感コーナーではよさこいの踊り子の衣装を着て、記念撮影をすることもできます。また、オリジナルの鳴子づくり体験なども用意されています。高知ならではの文化に存分に触れられるので、観光にはもちろん、お子さまの社会科見学などに利用しても楽しめます。
高知県立牧野植物園
四季折々の植物を五感で楽しめる「高知県立牧野植物園」
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公園
高知出身の植物学者・牧野富太郎博士の業績を顕彰するために開園した高知県立牧野植物園は、牧野博士ゆかりの野生植物など3,000種類以上を四季折々楽しむことができる施設です。園内は南北に分かれており、牧野富太郎記念館(本館・展示館)をはじめ、温室、レストラン、ショップなどがあります。また、2019年にオープンした体験型エリア「ふむふむ広場」では植物に実際に触れてみたり、匂いをかいだりと、五感で植物を感じ、学ぶことができます。季節によってみられる植物は異なりますので、来園前に公式サイトで見ごろの植物情報をチェックしておくことがおすすめです。
高知県 東部
室戸ドルフィンセンター
イルカと貴重な体験が楽しめる施設「室戸ドルフィンセンター」
室戸岬のほど近くにある室戸ドルフィンセンター。その名の通り、イルカと触れ合うことが出来る様々なプログラムが用意されています。餌やり体験や触れ合いは勿論のこと、実際にサインを出してイルカと遊べるトレーナー体験などもあります。ドルフィンスイムのプログラムを予約すれば、イルカと一緒に泳ぐというレアな体験も出来ます。生き物に対するお子さまの興味関心に応えるのにはうってつけ。活き活きとイルカと触れ合うことで「美容と健康」にも繋げるというコンセプトを掲げてもいるので、女子旅で非日常的な体験をしたいときにもぴったりです。
伊尾木洞
自然が作り上げた神秘的な洞窟「伊尾木洞」
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自然
伊尾木洞(いおきどう)は、高知駅から車で約1時間のところにある洞窟です。この洞窟周辺は昔海だったため、波の浸食によって高さ約5m、全長約40mの海食洞ができあがりました。一度足を踏み入れると神秘的な景色が広がり、天然記念物に指定されているシダ植物を見ることができます。事前に予約をして料金を支払えば、ガイド付きで散策することができるのでおすすめです。駐車場に併設されている観光案内所では、長靴の無料レンタルを行っているので、軽装備の方は利用するとよいでしょう。自然が創り出した神秘的な空間で癒されてみてはいかがでしょうか。
北川村「モネの庭」マルモッタン
世界を代表する名画家が愛した庭園をモデルにした「北川村「モネの庭」マルモッタン」
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フォトジェニック
「北川村「モネの庭」マルモッタン」は印象派を代表するフランスの巨匠クロード・モネ氏が惚れ込んだ、フランス北部にあるジヴェルニーの庭をモデルとして創られました。北川村の自然を生かし、季節の花たちが彩る花の庭・モネの代表作としても有名な‟睡蓮“が咲く水の庭・地中海の世界観を感じられるボルディゲラの庭の3つの庭園を楽しむことができます。また、園内にはレストランやパン工房、ギャラリー・ショップなどもあり、散策の合間に立ち寄り休憩することもできます。ジャポニズムを愛したモネの世界観がたっぷり詰まったスポットにぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。
高知県 西部
足摺岬
四国最南端の岬「足摺岬」
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絶景
太平洋を臨む足摺半島の先端に位置する足摺岬。足摺宇和海国立公園にある、四国最南端の岬です。270度にも視界が開けた展望台から眺める太平洋の景色はまさに絶景!水平線がアーチ状に見えることから、普段は意識していない「地球は丸い」という事実を肌で実感出来るスポットとされています。昼間は勿論のこと、朝日もまた格別な美しさ!この足摺岬とその眺望は、世界的に有名なガイドブックにも掲載され、世界中から注目されています。因みに足摺岬は別名つばきの岬とも呼ばれています。岬先端部では約6万本のヤブツバキは、2月頃に花盛りを迎えます。(令和7年頃に展望台周辺を改修予定)
四万十川
日本名水百選にも認定された、四国最長を誇る「四万十川」
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自然
四万十川は、四国で最長を誇る大河です。川と人との営みが今でも残っていることや川に多くの水生生物が生息していることから「最後の清流」とも呼ばれています。そして、増水時に橋が水中に「沈下」することを想定し、水の抵抗を受けにくくするために欄干をつくっていない橋は「沈下橋」といい、四万十川のシンボルにもなっています。観光のための遊覧船が出ているので、のどかな風景をたっぷりと楽しむことが出来ます。レンタサイクルやカヌーなどもあるので、気候のいい時期なら風を感じながら雄大な自然を体感するのも素敵ですね。また、四万十川の水は大変きれいなことでも知られ、「日本名水百選」にも選定されています。
佐田沈下橋
漁や川遊びに最適な、四万十川にかかる欄干のない橋「佐田沈下橋」
四万十川には、沈下橋が全部で48本あります。これらは台風などで増水時に橋が水中に「沈下」することを想定し、水の抵抗を受けにくくするために欄干をつくっておりません。そして、この佐田沈下橋は、四万十川の最下流に架かっており、四万十市街地にも最も近いこともあり、大変人気のスポットです。行楽シーズンには、カメラを片手にたくさんの人で賑わいます。また、この沈下橋は、もともと生活道として架けられたもので、現在も渡ることができ、地元の方の大事な橋となっています。尚、橋を渡る際は、欄干がなく、急な風が吹きますので十分ご注意ください。
白山洞門
恋のパワースポットとしても有名!日本最大級の花崗岩でできた洞門「白山洞門」
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自然
白山洞門は、足摺岬の先端にある海食洞です。花崗岩で出来た洞門としては日本最大級を誇り、高知県の天然記念物にも指定されています。洞門の形がちょうどハート型に見えることから、近年では恋愛系パワースポットとしても人気になっています。ハート型の洞門の上には女性がキスをしているように見える岩があり「祝福の海の女神様」のようだと話題にもなりました。女性の観光客が多いのも納得ですね。長い石段を使えば浜まで降り、間近で迫力の姿を見ることが出来ます。階段は少々狭くて急ですので、女性の方は特に靴選びにご注意を。