徳島と言えば、日本三大盆踊りのひとつである阿波踊りや世界最大級の大きさを誇る鳴門の渦潮などで有名です。その他にも、自然豊かな場所や歴史的に貴重なスポットに恵まれています。ここでは、必ず訪れておきたい徳島の観光スポットを紹介していきます。
目次
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見る阿呆から踊る阿呆へ! 年間通して公演を楽しめる「阿波おどり会館」【徳島県 徳島・鳴門】
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広大な敷地にたくさんの遊びが詰まった「徳島県立神山森林公園イルローザの森」【徳島県 徳島・鳴門】
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開放感バツグン!土御門上皇が和歌を詠んだ月見の名所「月見ヶ丘海浜公園」【徳島県 徳島・鳴門】
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職人だけが知っている木偶人形のカラクリの秘密がここに!「阿波木偶人形会館」【徳島県 徳島・鳴門】
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映画にもなった日本とドイツの友好物語を現代に伝える「鳴門市ドイツ館」【徳島県 徳島・鳴門】
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スケートボードやバスケットボール、ボルダリングが楽しめる「UZUPARK(ウズパーク)」・「UZUHALL(ウズホール)」【徳島県 徳島・鳴門】
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水・緑・光で五感を刺激してくれる施設がたくさん!「あすたむらんど徳島」【徳島県 徳島・鳴門】
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徳島名物・鳴門の渦潮を真上から見下ろせる「徳島県立渦の道」【徳島県 徳島・鳴門】
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ウミガメの歴史や生態を深く学べる「日和佐うみがめ博物館カレッタ」徳島県 阿南海岸】
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スリル満点!日本三大秘境に架かる「祖谷のかずら橋」【徳島県 祖谷・大歩危・剣山】
阿波おどり会館【徳島県 徳島・鳴門】
見る阿呆から踊る阿呆へ! 年間通して公演を楽しめる「阿波おどり会館」
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美術館・博物館
阿波おどり会館は阿波おどりの歴史と文化を学ぶことのできる施設です。会館専属連阿波の風による「昼のおどり」が日に4回、有名連による「夜のおどり」が日に1回行われています。さらに併設のミュージアムでは歴代の鳴り物や資料を見ることもできます。阿波おどり以外の見所も多く、物産店・あるでよ徳島の規模は県内最大級です。また、会館5階からロープウェイで眉山の展望台に上がれば、徳島平野や吉野川、淡路島に紀伊半島など雄大な景色をパノラマで楽しめます。
※施設詳細(営業時間等)は令和5年4月時点の情報です。
徳島県立神山森林公園イルローザの森【徳島県 徳島・鳴門】
広大な敷地にたくさんの遊びが詰まった「徳島県立神山森林公園イルローザの森」
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公園
神山森林公園は命名権を取得した株式会社イルローザにより「イルローザの森」の愛称が与えられた森林公園です。標高495mの西龍王山の南側に存在し、面積は約280ヘクタールと広大です。マンマローザ広場には約50mのローラー滑り台やターザンロープなどの遊具があり、お子さんと身体を動かすのに向いています。ほかにも山茶花の生垣迷路、約3.2ヘクタールの面積を芝生が覆うポテレット広場など、広さを活かしたエリアが用意されており、一日中楽しめます。
月見ヶ丘海浜公園【徳島県 徳島・鳴門】
開放感バツグン!土御門上皇が和歌を詠んだ月見の名所「月見ヶ丘海浜公園」
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公園
月見ヶ丘海浜公園は「月」をテーマにした公園です。海沿いという立地に加え、中央に芝生広場があるため、開放感があります。コテージやデイキャンプエリアを利用して、家族や友人とBBQなどを楽しむのも良いでしょう。対象年齢別の大型複合遊具も設置されているので、お子さんを遊ばせることもできます。日が落ちると月見の名所に変貌するので、カップルでの来訪もおすすめ。浜辺沿いには立待月、居待月、臥待月という月見スポットがあり、文字通り立って、座って、寝転んでデートを楽しめるように工夫されています。また、月見の丘からもパノラマの絶景が楽しめます。空港が近いので、マニアの間では飛行機撮影の聖地としても有名です。
阿波木偶人形会館【徳島県 徳島・鳴門】
職人だけが知っている木偶人形のカラクリの秘密がここに!「阿波木偶人形会館」
阿波木偶人形会館は人形浄瑠璃で使用される木偶人形の制作所です。初代・人形健こと多田健二は現代の名工に選ばれるなど確かな技術の持ち主として知られており、平成27年には黄綬褒章を授かっています。会館は、およそ100体もの人形や関係資料の数々が展示されています。また、人形頭の制作過程やカラクリ部分の構造について、詳しい解説を聞くことも可能です。人形を扱った芝居に関しては、映像として用意されたものを見学することができます。また、世界一ジャンボかしらの大きさには圧倒されることでしょう。阿波十郎兵衛屋敷の向かいにあるので、合わせて訪れてみてください。
鳴門市ドイツ館【徳島県 徳島・鳴門】
映画にもなった日本とドイツの友好物語を現代に伝える「鳴門市ドイツ館」
かつて徳島県鳴門市にあった板東俘虜(ふりょ)収容所をご存知でしょうか。収容所には一次大戦で俘虜となった千人ものドイツ兵が収容されていました。彼らは所長・松江豊寿の計らいで地域民との交流を許され、地域にドイツ文化をもたらしています。その筆頭がベートーヴェンの「第九」です。収容所で俘虜が行った演奏こそ、アジアで初めて演奏された「第九」だと伝わっています。鳴門市ドイツ館には収容所関連の資料が集まっており、収容所の全貌を把握できるジオラマも用意されています。また、「第九シアター」では人型ロボットの演奏を通じて、「第九」の初演を追体験できます。ちなみに、松江とドイツ兵の交流は映画の題材にもなっています。
UZUPARK(ウズパーク)・UZUHALL(ウズホール)【徳島県 徳島・鳴門】
スケートボードやバスケットボール、ボルダリングが楽しめる「UZUPARK(ウズパーク)」・「UZUHALL(ウズホール)」
ウズパークとウズホールは、地域開放型施設として大人から子どもまで多くの方々に楽しんでいただけるスポットです。
スケートパークは、西日本最大級の広さ、「渦潮」をコンセプトに取り入れたデザイン、初心者から上級者まで楽しめるよう、難易度分けされたコース設計がその特徴です。
バスケットボールコートは、鳴門の海を象徴するブルーを中心に取り入れた色鮮やかなコートが特徴であり、サイクルステーションは、サイクリストのために整備スペース、シャワー、トレイ等を完備しており、ウズパーク利用者の休憩施設としても利用されています。
また、屋内施設のウズホールは、無料施設としては、国内最大級のボルダリングを備えているほか、施設内の図書スペースには漫画や絵本等を中心に約4,000冊もの蔵書が存在するので、一息つくにも重宝しそうです。
あすたむらんど徳島【徳島県 徳島・鳴門】
水・緑・光で五感を刺激してくれる施設がたくさん!「あすたむらんど徳島」
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公園
あすたむらんど徳島は「水と緑と光の交流拠点」がコンセプトの大型公園です。水の象徴としてウォーターライド「吉野川めぐり」、様々な工作体験が楽しめる「体験工房」、光の象徴として「子ども科学館」などが用意されています。特に「子ども科学館」はあすらむらんど徳島の中核施設で、大人も目を奪われるような見どころが盛りだくさん。放電現象を観察する「カミナリシアター」をはじめ、好奇心を刺激する展示が無数に存在します。月面の重力を味わえる「ムーンウオーカー」、仮想空間で育てた魚で海中を冒険する「いのちの海」など、体験型コーナーやゲーム感覚で学びを得られるコーナーも数多く用意されているので、足を運んでみてはいかがでしょうか。
徳島県立渦の道【徳島県 徳島・鳴門】
徳島名物・鳴門の渦潮を真上から見下ろせる「徳島県立渦の道」
渦の道は大鳴門橋の橋桁に設置された海上遊歩道です。海面から45mの高さに存在しており、長さ約450mの海上遊歩道の先端には展望室が設けられていて、鳴門海峡の眺望を楽しむことができます。最大の特徴は数カ所に設けられたガラス張りの床です。ここから世界三大潮流に数えられる鳴門の渦潮を真上から見ることもできます。渦潮は確実に発生しているわけではありませんので、渦の道の公式ホームページを見て、出現期待度を事前にチェックしておくのもおすすめです。
日和佐うみがめ博物館カレッタ【徳島県 阿南海岸】
ウミガメの歴史や生態を深く学べる「日和佐うみがめ博物館カレッタ」
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美術館・博物館
うみがめ博物館カレッタはウミガメを観賞するのに特化した博物館です。「大浜海岸のウミガメおよびその産卵地」として天然記念物に指定された海岸沿いに位置しています。展示スペースには古代のウミガメの化石や全8種(亜種含む)のウミガメの剥製、ハイビジョンシアターなどがあり、クイズコーナーで高得点を取れば、ウミガメ博士認定証やバッジがもらえます。生体展示も豊富で、「ただよううみがめ館」では頭上を泳ぐウミガメのお腹を観察できます。また、2020年に古希を迎えた浜太郎も見逃せません。飼育環境にあるアカウミガメとしては、なんと世界最高齢。土日祝限定となりますが、大ガメへのエサやり、子ガメとの触れ合いイベントも開催されています。
※2021年1月現在、ハイビジョンシアター・クイズコーナーおよび各種イベントは中止しております(再開時期は未定)。詳しくはHPを確認してください。
祖谷のかずら橋【徳島県 祖谷・大歩危・剣山】
スリル満点!日本三大秘境に架かる「祖谷のかずら橋」
祖谷のかずら橋はシラクチカズラを素材とする吊り橋で、国の重要有形民俗文化財に指定されています。由来は諸説あり、平家の落人が逃亡時に切り落とすつもりで架けたとも、空海が村人のために架けたとも伝わっています。実際に渡ることができ、水面までの距離14mは高すぎず低すぎずスリル満点。幅があるので中央に立つと手摺りを掴めず、左右どちらかに寄ることになります。また、足場となる「さな木」は直径約10cmほどの角材で、約20cmほどの隙間からは谷底が丸見え。角度によっては足がはまるので、倒した梯子の上を歩いているような感覚に陥ります。これが45mも続きます。度胸試しにいかがでしょうか。
徳島は四国の中でも自然豊かな土地として知られています。ですが、徳島は阿波踊りの歴史が学べたり、家族で一日中遊べたりと、自然を楽しむ以外の過ごし方もたくさん選べます。ぜひ今回ご紹介した徳島の観光スポットに訪れてみてはいかがでしょうか。
※2024年4月1日時点の情報です。
※最新情報は各施設の公式サイトをご確認下さい。