小豆島(しょうどしま)といえばオリーブが有名ですが、この島の魅力はそれだけではありません。壮大な自然やカルチャー、グルメなどさまざまな魅力が盛りだくさんです。ゆったりとした島の風景に癒されながら、小豆島観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。
目次
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つい写真が撮りたくなる!フォトジェニックな道の駅「道の駅 小豆島オリーブ公園」
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小豆島が生んだ女流作家の生い立ちや人柄を知ることができる「壺井栄文学館」
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映画『二十四の瞳』のロケ地であり、明治時代の生活を伝える「岬の分教場(苗羽小学校旧田浦分校校舎)
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一味違うアート作品を楽しみたい!夜もオープンする「妖怪美術館01~04(全4館)」&妖怪bar
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エリートでありながら孤独な人生を送った俳人「小豆島尾崎放哉記念館」
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ごま油のテイスティングもできる「資料展示室「今昔館」-かどや製油-」
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エネルギッシュな小豆島の自然を感じたい!「樹齢千年のオリーヴ大樹」
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小豆島といえば醤油!醤油グルメも楽しめる「マルキン醤油記念館」
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日本最古!約100年もの歴史がある「オリーブの原木」
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小豆島のお土産を買うならここ!小豆島グルメが楽しめる「道の駅 小豆島ふるさと村」
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小豆島の最高峰、中世から残る城跡「星ヶ城」
道の駅 小豆島オリーブ公園
つい写真が撮りたくなる!フォトジェニックな道の駅「道の駅 小豆島オリーブ公園」
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フォトジェニック
ある人気アニメの実写版のロケ地として知られている小豆島。その中でも撮影当時のセットを残してSNS映えするスポットとして近年人気を博しているのが、「道の駅 小豆島オリーブ公園」です。オリーブの木に囲まれた公園やギリシャ風車など、つい写真が撮りたくなってしまいますが、オリーブオイルを使ったおいしい料理が食べられるのも魅力のひとつです。小豆島では「ハートのオリーブの葉」を見つけると幸運がやってくると言われているので、観光しながらハート型のオリーブの葉を探してみてはいかがでしょうか。
壺井栄文学館
小豆島が生んだ女流作家の生い立ちや人柄を知ることができる「壺井栄文学館」
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美術館・博物館
小豆島といえば小説『二十四の瞳』の舞台です。壺井栄文学館では、『二十四の瞳』の作者・壺井栄がどのような人生を送ってきたのかを深く知ることができ、作品のファンだけでなくさまざまな人が訪れています。館内では『二十四の瞳』の生原稿と初版本のほか、栄夫妻が東京に住んでいた時の部屋を再現した木製の応接セットやいろりの部屋を見ることができます。さらに、施設内にはこれまで映画化された壺井栄の作品の映画ポスターなども展示してあり、当時の雰囲気を感じることができます。小豆島という環境が作者の人生や作品にどう関わってきたのか、新たな視点から作品を知るきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
岬の分教場(苗羽小学校旧田浦分校校舎)
映画『二十四の瞳』のロケ地であり、明治時代の生活を伝える「岬の分教場(苗羽小学校旧田浦分校校舎)」
「岬の分教場(苗羽小学校旧田浦分校校舎)」は映画『二十四の瞳』の撮影舞台となった施設です。この校舎は実際に使われていたもので、机や椅子などが当時のまま残されています。香川県の中でも珍しい明治時代の木造建築物ということもあり、小豆島町の町指定有形文化財にも登録されており、当時の生活を感じることができる貴重な施設となっています。きれいに当時のまま残された学校の備品やこどもたちの作品などを見たら、どんな生活を送っていたのかが想像できるので、映画『二十四の瞳』を観たことがない方でも訪れる価値のある施設となっています。
妖怪美術館01~04(全4館)&妖怪bar
一味違うアート作品を楽しみたい!夜もオープンする「妖怪美術館01~04(全4館)&妖怪bar」
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美術館・博物館
妖怪をテーマにした約900点以上のアート作品を展示している「妖怪美術館」。徒歩圏内に4つある美術館には、さまざまな手法で表現された妖怪のアートが所狭しと並んでいます。たとえば日本古来から伝わる有名な妖怪たちの造形作品のほか、20畳の和室に寝転んで見上げる天井画「モノノケマンダラ」、オリジナルの巨大なドデカ妖怪「包んであげましょか?」など、インパクトのある妖怪ばかり。2022年4月1日からはナイトミュージアム「妖怪美術館」として夜も営業。懐中電灯を手に、自分のスマホで音声ガイドを聴きながら妖しい世界に没入できます。また併設する妖怪barではスペシャルなドリンクも楽しめます。館内は全て写真撮影が可能なので、妖怪たちとぜひ記念撮影をしておきましょう。建物は全て、呉服屋の蔵や醤油屋の倉庫など昔から小豆島にあった建物を活用していますので、その趣にもご注目ください。
小豆島尾崎放哉記念館
エリートでありながら孤独な人生を送った俳人「小豆島尾崎放哉記念館」
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美術館・博物館
「咳をしても一人」などの自由律俳句で知られている俳人の尾崎放哉。尾崎放哉が詠んだ「五・七・五」の形にとらわれない俳句は独特な世界観を作り出しており、今もなお、高い評価を受けています。そんな尾崎放哉を顕彰するためにつくられたのが、この「尾崎放哉記念館」です。この施設は尾崎放哉終焉の地となった小豆島土庄町の南郷庵(みなんごあん)跡地に建設されました。記念館に隣接する共同墓地には尾崎放哉の墓があり、現在も数多くの人が訪れているのです。尾崎放哉が4月7日に亡くなったことからこの日を放哉忌とし、記念館の開館も放哉忌に行われました。
資料展示室「今昔館」 -かどや製油-
ごま油のテイスティングもできる「資料展示室「今昔館」-かどや製油-」
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美術館・博物館
ごま油で有名なかどや製油は、1858年創業以来ずっと発祥地の小豆島でごま油を作り続けています。そんなかどや製油の工場内にある資料展示室「今昔館」では、ごまのスペシャリストである工場スタッフの案内によってごま油の製造工程や歴史を深く学ぶことができます。また、展示室ではごま油のテイスティングもでき、展示見学をした後のごま油は一味違うのではないでしょうか。資料展示室「今昔館」は完全予約制となりますので、見学をご希望の方は、ご注意ください。
樹齢千年のオリーヴ大樹
エネルギッシュな小豆島の自然を感じたい!「樹齢千年のオリーヴ大樹」
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自然
小豆島といえばオリーブの木ですが、その中でも島のシンボルともいえるのが「樹齢千年のオリーヴ大樹」です。スペイン・アンダルシアからやってきたこの大樹が日本に到着したのは東日本大震災の翌日でした。たくさんの人の協力を得て無事に小豆島へやってきたこの大きな樹は、樹齢千年ということもあって生命の力強さを感じます。静かでゆっくり時間が流れる小豆島だからこそ、より大樹の壮大さが際立つのです。オリーブの樹と瀬戸内海のコントラストは絶景。小豆島でエネルギッシュな自然を感じたい方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
マルキン醤油記念館
小豆島といえば醤油!醤油グルメも楽しめる「マルキン醤油記念館」
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美術館・博物館
小豆島では古来より塩づくりが盛んであったことなどから、醤油が特産品のひとつとして有名です。「マルキン醤油記念館」では、これまでマルキン醤油が歩んできた歴史や使用された用具が展示されています。館内では小豆島独自の製法なども紹介されていて、小豆島で醤油文化が発展した理由についても学ぶことができます。とくに記念館は、大正時代の合掌造りで日本最大規模ということもあり、国の登録有形文化財に指定されているのでぜひ建物にも注目してみてください。醤油の歴史を学んだ後には、物産館のしょうゆソフトをぜひご賞味ください。
オリーブの原木
日本最古!約100年もの歴史がある「オリーブの原木」
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自然
小豆島とともに約100年、その歴史を刻んできたオリーブの原木がここにあります。約110年前にオリーブが植樹されたのをきっかけに、小豆島ではオリーブの試験栽培やオリーブを使った化粧品開発が進められてきました。今となっては「イサム・ノグチ」の遊具彫刻なども設置され、観光スポットとしてより身近な存在となっているのです。この施設では世界各国のオリーブオイルをブレンドして、自分だけのオリーブオイルを作ることもできます。歴史ある小豆島で育てられたオリーブをぜひ試してみてはいかがでしょうか。
道の駅 小豆島ふるさと村
小豆島のお土産を買うならここ!小豆島グルメが楽しめる「道の駅 小豆島ふるさと村」
小豆島のグルメを楽しみつつお土産を買うなら「道の駅 小豆島ふるさと村」がおすすめ。うどんやオリーブ、しょうゆなどの小豆島特産品の品揃えが多く、どれを選べば良いか迷ってしまうことでしょう。店内のメニューにはオリーブラーメン、生そうめんなどの変わり種もあるため五感で楽しむことができるのも魅力です。またここの道の駅では、手延べそうめんの工場見学ができます。小豆島の地場産業である手延べそうめんは一度は食してみたい一品。小豆島のグルメをたくさん堪能したいという方には、特におすすめの観光スポットです。
星ヶ城
小豆島の最高峰、中世から残る城跡「星ヶ城」
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城
小豆島の観光スポットのひとつとして知られる「星ヶ城(ほしがじょう)」。小豆島だけでなく瀬戸内海の最高地点としても有名です。そんな星ヶ城は中世から残る城跡で、かの有名な『太平記』にも登場し、佐々木信胤が小豆島で挙兵した際の拠点だったとされています。現在まで残る星ヶ城は展望が良く静かであるため、ゆったりと小豆島の自然を堪能したい方にぴったりの観光スポット。小豆島観光の際には中世の小豆島に想いを馳せながら、星ヶ城から小豆島を見渡してみましょう。
今回は小豆島の観光スポットをご紹介しました。雄大な自然はもちろんのこと、島ならではの新鮮な食材やアートなど、たくさんの見どころが溢れているのが小豆島です。ぜひこの記事を参考に小豆島の観光スポットを訪れてみてはいかがでしょうか。
※最新情報は各施設の公式サイトをご確認下さい。
※2020年12月1日時点の情報です。
小豆島の交通セットプラン一覧
小豆島へのアクセスは、高松港からフェリー、もしくは高速船となります。
交通+宿泊セットプランはフェリーや高速船が付いておりませんのでご注意ください。