日本の島たび

高山植物の宝庫、利尻島と礼文島。初夏から初秋にかけて島にはたくさんの花が咲き誇り、ここでしか見られない高山植物や野の花に会うために多くの人が島を訪れます。

日本では沖縄に次ぐ大きさの佐渡島。特別天然記念物であるトキの保護と繁殖を行う「佐渡トキ保護センター」から始まり、自然、歴史、観光施設が楽しめる島です。

大島・新島・式根島・神津島・八丈島…若者からファミリーまで楽しみ方は様々。東京からちょっと足をのばすと大自然を思い切り満喫できる、それが伊豆諸島の魅力です。

2011年、世界自然遺産に登録された、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれるほどの貴重な動植物が多い島。年間を通じて温かく、鯨やイルカのウォッチングが大人気です。

本州・四国と繋がる淡路島では美しい季節の花を堪能したり、伝統芸能やうずしおクルーズもおすすめ。御食国（みつけのくに）とも言われ、食も自慢です。

小豆島は瀬戸内海・播磨灘にある香川県最大の島で、「小豆島オリーブ公園」や道の上で手をつないだカップルは幸せになるという「エンジェルロード」など人気です。

古代より日本本土と大陸を結ぶ海上交易で栄えた日本遺産の「壱岐」の島。豊かな自然に恵まれている九州最西端の島「五島列島」。
文化遺産の潜伏キリシタン関連遺産、壱岐牛や五島牛、五島うどん、椿油が名物です。

長崎港から約40分の端島（はしま）は軍艦に見えることから軍艦島と呼ばれており、石炭の採掘の面影が多く残る軍艦島は「明治日本の産業革命遺産」に登録されています。

長崎湾の入り口に位置する今話題の伊王島。大橋架橋により、フェリーでも車でも訪れることが可能に。『i＋Land nagasaki（アイランド ナガサキ）』は観光や癒しに最適です。

東京都23区とほぼ同じ大きさの島内の約20%が世界自然遺産にあたり、世界最古の老大木といわれる縄文杉をはじめ、島固有の動植物が生態系を守り続けています。

海側から見るとほとんど平らに見える種子島。日本で唯一実用衛星の打ち上げが行なわれ、「種子島宇宙センター」や「千座の岩屋」など人気観光スポットも存在します。

独特の離島文化と亜熱帯の森に出会える奄美大島。一年中温暖な島には、まるでジャングルのような原生林や白い砂浜、日本であることを忘れてしまうような風景が広がります。

鹿児島県最南端、「東洋に浮かぶ1個の真珠」と賞される与論島。「ヨロンブルー」の海と珊瑚、独自の文化が彩る癒しの島で非日常を体験してください。

「石垣島」をはじめ、八重山諸島には「竹富島」「小浜島」「西表島」など個性的な島々が集まっています。国内屈指の星空の地域として知られる八重山諸島では、夜空を見上げてみることもお忘れなく。

「美しい島」を意味する琉美島（くみじま）と呼ばれる久米島。日本一早い開花の桜やホタルなどの貴重な生育地としても注目を集める、自然と人にやさしい島です。

日本百景のひとつ「東平安名崎」や、海ではウミガメに会えるかも。橋を渡って周辺の離島（池間島、伊良部島、下地島など）めぐりも、宮古島ならではです。