群生するマングローブや奇怪な石が敷き詰められた海岸など、ここでしか見れない光景が楽しめる奄美大島。まさに「東洋のガラパゴス」の名にふさわしい場所です。そんな奄美大島の観光スポットはどこも魅力的。自然が作り出す不思議な光景をぜひご堪能ください。
目次
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奄美でマリンスポーツを楽しむならここ!「倉崎海岸」
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マングローブ見学のほか、ゴルフやグルメなどが楽しめる「黒潮の森 マングローブパーク」
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恐竜がいた時代のような原生的な森の見学ツアーが楽しめる「金作原」
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美しい白い砂浜が印象的な、奄美を代表する美しい海岸「奄美市大浜海浜公園」
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濃いグリーンの海が美しい海岸「土盛海岸」
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荒波や水しぶきが印象的な海岸「ホノホシ海岸」
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奄美の特産品を産地で直接堪能できる施設「それいゆふぁ~む」
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奄美を代表する大島紬の製造工程を見られる施設「大島紬村」
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美しいリアス式海岸とのコントラストが楽しめる「油井岳展望台」
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名物アクティビティが楽しめる“黒潮の森 マングローブパーク”の一角「住用マングローブ林」
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縄文時代へタイムスリップ「宇宿貝塚史跡公園」
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奄美の自然情報や美術を楽しめる「鹿児島県奄美パーク」
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干潮時限定の恋愛パワースポット「ハートロック(奄美大島)」
倉崎海岸
奄美でマリンスポーツを楽しむならここ!「倉崎海岸」
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絶景
倉崎海岸は笠利湾の湾奥に位置する、東シナ海を望める美しい海岸です。遠浅で波が穏やかな傾向にあるため、初心者でも気軽にダイビングやシュノーケリングを楽しむことができるスポットとして有名です。海の透明度も非常に高く、少し沖に出るだけで色とりどりのサンゴ礁や熱帯魚の姿を見ることができます。付近にはいくつかのリゾートホテルがあり、必要な用具のレンタルショップもあるので観光の拠点として利用するのもおすすめです。
黒潮の森 マングローブパーク
マングローブ見学のほか、ゴルフやグルメなどが楽しめる「黒潮の森 マングローブパーク」
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テーマパーク
マングローブとはメヒルギやサキシマスオウノキなど、海水と淡水が混ざり合う汽水域に植生する木々の総称です。日本では主に九州や沖縄でしか見ることができません。黒潮の森 マングローブパークでは、そのマングローブ林の見学をはじめ、グラウンドゴルフやレストラン、公園などが一体化したアミューズメント施設。国内2番目の広さを誇るマングローブ林をカヌーに乗って見学することができるほか、マングローブにいる生物の生態を知ることができる「マングローブ館」も併設されています。また歩いて行ける展望台からはマングローブ林を一望することも。ここでしか見れない景色をぜひ堪能してください。
※2021年2月17日現在
金作原
恐竜がいた時代のような原生的な森の見学ツアーが楽しめる「金作原」
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絶景
金作原(きんさくばる)は、亜熱帯の広葉樹が広がる奄美大島を代表する森です。入り込むと、まるでジュラシックパークの世界に迷い込んだかのような光景が広がります。中には高さ約10mにも成長するヒカゲヘゴが生い茂り、国指定天然記念物である瑠璃色の羽根が美しいルリカケスをはじめとした珍しい生き物も生息しています。ただし、自然がそのまま残ったエリアであるため、レンタカーでの乗り入れはおすすめできません。認定エコツアーガイド同行による利用をお願いしています。
奄美市大浜海浜公園
美しい白い砂浜が印象的な、奄美を代表する美しい海岸「奄美市大浜海浜公園」
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絶景
奄美市大浜海浜公園は、奄美大島で最も大きな街・名瀬を代表する海岸です。エメラルドブルーに輝く海と真っ白い砂浜のコントラストは大変美しく、見る者の心を奪います。また夕方は東シナ海に沈む、美しいサンセットも人気です。公園内には海に向かって設けられたベンチや休憩所があるので、ゆっくりとこの絶景を眺めることができます。ちなみに3つある駐車場も、隠れた絶景スポットです。また、公園内にある「奄美海洋展示館」1階の「サンセット大浜」ではうみがめの形をした「うみがめバーガー」が人気。また目の前に広がる海を眺めながらカフェを楽しめるカウンター席のある「トゥギャマリCafé」もあります。
土盛海岸
濃いグリーンの海が美しい海岸「土盛海岸」
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絶景
土盛海岸(ともりかいがん)は「ブルーエンジェル」と呼ばれるほど濃いグリーンの海が広がる美しいビーチです。透明度が高い海で、特に晴れた日の光景は美しく、フォトジェニックスポットとしても人気。砂浜や岩礁に立って海を背景にすれば、SNS映えする写真が撮れること間違いありません。潮の流れが早くなる離岸流が発生しやすい地形のため、アクティビティ等はインストラクター指導の下、実施されることをお勧めします。
ホノホシ海岸
荒波や水しぶきが印象的な海岸「ホノホシ海岸」
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絶景
ホノホシ海岸は、奄美大島の南東にある丸みを帯びた石で埋め尽くされた光景が印象的な海岸です。太平洋に面しているため、押し寄せる荒波と水しぶきは映画のオープニングを見ているようで、ビックリするかもしれません。波の引き際では「カラカラ」という音がしますが、これは運ばれてきた石同士がぶつかって生じる音。海岸沿いにはテニスボールほどの大きさの石が打ち上げられており、そのどれもが削られて丸くなっています。この石たちを見ていると、波の激しさが伝わってくるでしょう。なお、ホノホシ海岸の石は持ち帰り厳禁です。パワーが強く、持ち帰ると災いが降りかかると伝えられているのでご注意を。
それいゆふぁ~む
奄美の特産品を産地で直接堪能できる施設「それいゆふぁ~む」
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グルメ
それいゆふぁ~むはやぎ牧場や果樹園、養蜂場などの農園と、その農園で作られたものを展示販売するカフェを併設した施設です。農園部分には一般客が立ち入ることはできませんが、農園直営のヘルシーアイランドカフェでは「ヤギミルクソフトクリーム」や「山羊チーズケーキ」など、ここでしか食べることができないレアなグルメをいただくことができます。また、タンカンなどの奄美の特産品を使ったスムージーも人気です。人気スポットであるハートロックが近いので、テイクアウトして向かうのもありですね。
大島紬村
奄美を代表する大島紬の製造工程を見られる施設「大島紬村」
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テーマパーク
奄美の特産品として有名な、日本を代表する絹織物のひとつである大島紬。大島紬村は、大島紬の実際の製造現場を見学したり泥染め体験などができる施設です。製造工程の見学には専門のガイドから詳しく説明してもらえます。また、ハンカチやTシャツなどの泥染め(大島紬で使われる世界で唯一の染色方法)を体験することも可能です。自分だけのオリジナルアイテムを作れますのでお土産代わりにいかがでしょうか。もちろん、本場の大島紬の商品を購入するのもおすすめ。併設された亜熱帯植物庭園ではルリカケスやアカショウビンなどの野鳥の姿を見ることも。奄美大島ならではの貴重な体験をぜひ楽しんでみましょう。
油井岳展望台
美しいリアス式海岸とのコントラストが楽しめる「油井岳展望台」
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絶景
奄美大島の南側にあり、奄美十景にも選ばれている絶景スポット・油井岳展望台。大島本島と加計呂麻島(かけろまじま)との間にある大島海峡、また天気が良ければ遠く徳之島までを一望することができます。大島海峡の美しい海と、複雑に入り組んだリアス式海岸のコントラストは見事なもの。夕方になると海に沈む夕日を見ることもできます。展望台までは舗道が整備されているのでアクセスしやすくなっています。近くにある高知山展望台とあわせて訪れたいところです。
住用マングローブ林
名物アクティビティが楽しめる“黒潮の森 マングローブパーク”の一角「住用マングローブ林」
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絶景
黒潮の森 マングローブパークの一角にある、住用マングローブ林。ここに行くには黒潮の森 マングローブパークの名物アクティビティであるカヌー体験がおすすめです。マングローブは干潮時と満潮時ではその姿を変えますが、根があらわになる干潮時の姿は必見。多様で不思議な形をした根はグネグネと曲がっていたりタコ足のように何本も生えていたりと、普段あまり見ることができない自然の様子を見ることができ、貴重な体験となります。根の間にはカニなども生息しており、生き物が好きな人にもおすすめです。
宇宿貝塚史跡公園
縄文時代へタイムスリップ「宇宿貝塚史跡公園」
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公園
宇宿貝塚史跡公園は、昭和61年(1986)に国史跡に指定された「宇宿貝塚」の真上に整備された施設です。施設内には、過去の調査によって確認された縄文時代の竪穴住居跡や中世の墓などの遺構を深く掘り下げたままの状態で展示しています。また、出土した土器や石器、貝製品などの展示、発掘調査時の地層をはぎとりした断面が分かる展示などがあり、縄文時代や中世について学ぶことができます。奄美空港から近く、土盛海岸やあやまる岬に行く途中にあるので、あわせて巡っておきたいスポットです。
鹿児島県奄美パーク
奄美の自然情報や美術を楽しめる「鹿児島県奄美パーク」
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美術館・博物館
鹿児島県奄美パークは、奄美の美しい自然や多様な文化・歴史をわかりやすく紹介した総合展示ホール、奄美シアター及び人々の交流の場を提供するイベント広場からなる「奄美の郷」と、奄美の自然を描き集大成させた孤高の日本画家「田中一村」の作品を紹介する「田中一村記念美術館」の二つの施設を中核とした観光拠点施設です。また、パーク内には「展望台」があり、付近を一望することも可能。奄美大島の観光拠点として活用したい施設です。
ハートロック
干潮時限定の恋愛パワースポット「ハートロック」
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絶景
ハートロックは奄美大島にある恋愛系パワースポット。太平洋に面する海岸にあり、干潮時にしか見れない貴重なハート型の潮だまりです。場所が少しわかりにくく、潮の状態や天候の条件が悪いと見れないこともあるため、目にすることができたらラッキーかもしれません。写真を撮ってスマートフォンの待ち受けにすると恋の願いが叶うと言われています。付近にはカフェ「それいゆふぁ~む」があり、 農園で採れたフルーツやヤギミルクを使ったグルメが人気です。
奄美大島では、ここでしか見られないような美しい海やマングローブなどの大自然が楽しめます。観光で奄美大島を訪れた際には、是非今回ご紹介したスポットへも足を伸ばしてみてくださいね。
※2020年2月17日時点の情報です。
※最新情報は各施設の公式サイトをご確認下さい。