淡路島は瀬戸内海東部に位置し、日本で最初に生まれた島といういわれから「国生みの島」とも呼ばれます。本州からは明石海峡大橋を渡って行くことができ、観光地としても人気がある島です。特産品は淡路玉ねぎや淡路牛が有名ですが、ほかにもおいしい海の幸や山の幸が豊富にあります。淡路島で「風景を見て楽しめるところ」「おいしいものを食べて楽しめるところ」「親子で遊んで楽しめるところ」を全部で31ヵ所紹介しますので、淡路島にお出かけしてみませんか。
あわじ花さじき
四季折々の花畑を無料で観覧できるスポット「あわじ花さじき」
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公園
淡路島北部の丘陵地域、その頂上部に広がる高原で、四季折々の美しい風景を見せてくれる花畑が「あわじ花さじき」です。標高298mの高原から235mの海に向かって広がる大パノラマは、花の島と呼ばれる淡路島にふさわしい花の名所となっています。園内にある木製の展望デッキからは360度の絶景が望めるため、展望デッキからの眺めは必見です。また、公園事務所にはスタンプラリーのスタンプが置いてあるため、訪れた記念に押してみてはいかがでしょうか。
淡路島国営明石海峡公園
淡路島で親子一緒に遊べる観光スポット「淡路島国営明石海峡公園」
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公園
家族連れで賑わう「淡路島国営明石海峡公園」は、四季折々の草花が目を楽しませてくれる花の公園でもあり、お子様と一緒に遊べる公園でもあります。「夢っこランド」には150もの遊具があり、「子どもの森」にはユニバーサルデザインを取り入れた大型遊具もあります。愛犬と一緒に入れる広い芝生広場もあるため、愛犬も連れ立って一日たっぷり遊べます。園内には予約制でバーベキューを楽しめる、バーベキューサイトもあります。天気の良い日は、親子で一緒に外遊びやバーベキューを楽しんではいかがでしょうか。
※諸般の事情によりバーベキューは休止となる場合がございます。
兵庫県立淡路島公園
散策にもおすすめ!淡路島の自然を満喫できる「兵庫県立淡路島公園」
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公園
134.8ヘクタールにもおよぶ広大な「兵庫県立淡路島公園」。ひととおり歩くとなると約8kmもの距離になる園内は、4つのゾーンに分かれています。「交流ゾーン」には大型のローラーすべり台や水の遊び場、大きな芝生広場など、家族で楽しめる空間があります(令和4~5年にかけ遊具リニューアル工事予定。詳細は公園HP参照)。「森のゾーン」の展望広場は明石海峡大橋が一望でき、4月には絶好のお花見スポット。6月には花の谷からアジサイの谷にかけて9千株のアジサイが咲き誇り、淡路の自然を楽しめるスポットとしておすすめです。ハイキングコースとして楽しめる「草原と花のゾーン」、食事やショッピングができる「ハイウェイオアシスゾーン」があり、それぞれ違った雰囲気を楽しめます。園内には散策コースがあるので、ウォーキングをしたい方にもぴったりの公園です。
沼島
くにうみ神話と伝統が息づく島で奇岩クルーズを楽しむ「沼島」
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自然
その昔、イザナギの命とイザナミの命が初めて造ったとされる「オノコロ島」。そのオノコロ島こそが、ここ「沼島(ぬしま)」だとされています。沼島のほか、このような国生みの地は淡路島内に5ヵ所、日本全国に広げると10ヵ所以上の候補地があるとされています。そういった数ある候補のなかから、沼島が最有力という説があるのです。沼島には、おのころ神社をはじめとして弁財天神社や神宮寺、沼島八幡神社などがあるほか、島が最も賑わうといわれる沼島八幡神社の春祭り、鱧供養祭や盆踊りなど、祭りが数多く催されています。ほかにも、島の周囲を漁船で巡る奇岩クルーズや海水浴、新鮮な海鮮料理などを楽しめます。伝統を守る島へ、ぜひ訪れてみませんか。
道の駅うずしお
壮大なうずしおを見ながら淡路島の名産品を味わう「道の駅うずしお」
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グルメ
「道の駅うずしお」は、日本で一番うずしおに近い道の駅で、陸上からの観潮スポットとしても知られています(※2021年11月現在)。うずしおは、いつでも見られるわけではないため、壮大なうずしおをご覧になりたい方は、うずしおの見頃時間をチェックしておくことをおすすめします。「うずしおレストラン」では、淡路島の旬のランチを味わえます。淡路島の地魚や淡路牛をぜひ堪能してください。淡路島産の玉ねぎを味わいたい方には「淡路島オニオンキッチン」のハンバーガーがおすすめ。全国ご当時バーガーグランプリで1位と2位を獲得した自慢のハンバーガーを食べることができます。
淡路シェフガーデン
さまざまな国の料理が味わえるレストランが集合「淡路シェフガーデン」
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グルメ
「淡路シェフガーデン」は、食材の宝庫と呼ばれる淡路島にできた自然のなかのレストラン街です。大阪と神戸の海を一望できる屋外テラス席で、シェフ自慢の逸品を堪能してはいかがでしょうか。和食はもちろん、イタリアンやタイ料理、中国料理や台湾料理など、27店舗もあるレストランのシェフたちが、淡路島の食材を使って腕を振るっています。また、「淡路シェフガーデン」は、ペットを連れての来店も可能なので、大切なペットとの時間を楽しむこともできるでしょう。
淡路ファームパーク イングランドの丘
子ども連れの旅行におすすめ「淡路ファームパーク イングランドの丘」
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公園
「淡路ファームパーク イングランドの丘」では、動物との出会いや季節の花を観賞して楽しむことをはじめ、さまざまな過ごし方ができます。アイスクリームやパンの手づくり体験、野菜の収穫体験は子どもたちに大人気。ゴーカートやスワンボートなどの遊具、淡路島のグルメを堪能できるレストラン、焼き立てパンやソーセージ、乳製品などを購入できる自家工房もあります。とにかく豊富な施設がそろっているため、子どもから大人まで一日中楽しく過ごせることでしょう。家族旅行の行き先として、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
おのころ島神社
昔から親しまれ崇敬されている、神々誕生の聖地「おのころ島神社」
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神社仏閣
イザナギの命とイザナミの命をお祀りしている「おのころ島神社」は、国生みの聖地と伝えられる丘に古くからある神社です。高さ21.7mもある朱塗りの大鳥居が目を引く神聖な場所は、淡路島の人々から「おのころ島」として親しまれ、崇敬されています。「おのころ島神社」は、安産や縁結びの神様としても知られ、昔から安産祈願や子どもの成長を祈願する初宮参りや七五三参りなどで、多くの方がご参拝されているそう。素敵なご縁に巡り会いたい方は、ご参拝してお守りをいただくのも良いのではないでしょうか。
淡路島牧場
自然のなかで牧場体験とバーベキューを楽しめる「淡路島牧場」
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自然
「淡路島牧場」は、牧場体験やお食事が楽しめる自然豊かな牧場です。乳しぼりやバターづくりのほか、子牛にミルクを飲ませる乳飲まし体験など、さまざまな牧場体験が用意されています。子どもから大人まで楽しめる牧場体験に、ぜひ参加してみてはいかがでしょう。お食事は、淡路牛のバーベキューや焼き肉が用意されています。自然に囲まれた環境で、絶品の味を堪能してください。自然のなかで一日過ごせば気分もスッキリ、リフレッシュできるでしょう。
たこせんべいの里
淡路島のおいしい休憩スポット「たこせんべいの里」
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グルメ
「たこせんべいの里」は、たこ・えび・いかをベースとした他店では買えないオリジナルせんべい約40種類を販売しております。施設は「販売コーナー」「試食コーナー」「休憩コーナー」から構成されています。観葉植物に彩られた休憩コーナーではレギュラコーヒー・お茶の無料サービス、また、窓越しの製造見学もお楽しみいただけます(製造ラインが停止していることがあります)。神戸淡路鳴門自動車道「津名一宮IC」出口からお車で約1分とアクセスも抜群!絶好のお土産・休憩スポットです
道の駅あわじ
買い物も食事も温泉も!よくばりさんにおすすめ「道の駅あわじ」
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グルメ
旅の途中で淡路島のグルメを味わい、お土産を購入するなら、明石海峡大橋の大パノラマを臨む絶景道の駅「道の駅あわじ」がおすすめです。淡路牛や淡路の玉ねぎなど、地元ならではの食材を使ったオリジナルバーガーや、地元で獲れた魚を味わえるレストランがあるため、淡路島のグルメを十分堪能できます。おみやげ店では佃煮やポン酢などのオリジナル商品を購入できるので、親しい方へのお土産やご自宅用として購入してみてはいかがでしょう。「道の駅あわじ」で合計1,000円以上のお買い物やお食事をすると、近くにある温泉施設の割引券がもらえます。申告制のため、条件に該当した場合はぜひ店舗に伝えましょう。
慶野松原・慶野松原海水浴場
淡路島で絶景と海水浴を楽しめる場所「慶野松原・慶野松原海水浴場」
「慶野松原・慶野松原海水浴場」は、柿本人麻呂によって万葉集にも詠まれた景勝地と、環境省が選定する「快水浴場百選」の特選に選ばれた海水浴場です。播磨灘の夕景が多くの人々を魅了している慶野松原は、瀬戸内海国立公園に指定されており、ロマンチックな散策ができるプロポーズ街道が人気です。慶野松原海水浴場は、「日本の渚百選」「日本の水浴場88選」「日本の夕陽百選」にも選ばれており、「快水浴場百選」と合わせて4冠を達成している人気の海水浴場として多くの人に利用されています。
パルシェ香りの館/香りの湯
淡路島の植物や野菜、ハーブの香り漂う露天風呂が楽しめる「パルシェ香りの館/香りの湯」
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テーマパーク
「パルシェ香りの館/香りの湯」は広大な農園や温室、宿泊施設など、さまざまな施設が集まった場所です。季節のハーブや草花を観賞したり、体験メニューに参加したりと、楽しみ方は多岐に渡ります。瀬戸内海を一望できる市民農園では、栽培指導を受けながら自分で作物を育て、収穫して食卓に並べることもできます。農園の1区画は一般家庭には十分な量の野菜が収穫できることから、かねてから家庭菜園をやってみたい方は、この市民農園で挑戦してみてはいかがでしょうか。併設されている「香りの湯」では、瀬戸内海が一望できる展望露天風呂が人気。ラベンダーなど季節に応じたハーブを浮かべているので、その名のとおり、お風呂とともに香りも楽しめます。
うずの丘 大鳴門橋記念館
淡路島のグルメを堪能し、うずしおを体験しよう「うずの丘 大鳴門橋記念館」
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美術館・博物館
グルメとエンターテイメントが楽しめる複合施設として人気の「うずの丘 大鳴門橋記念館」。大自然の絶景を眺めながら、淡路島ならではのグルメを楽しみたいときは「絶景レストラン うずの丘」がおすすめ。地元の生産者が丹精込めてつくった食材を使った、絶品料理が味わえます。ご当地バーガーなら「淡路島オニオンキッチン」へどうぞ。数量限定かつ店舗限定のバーガーもあるので、興味のある方は早めにゲットしましょう。「うずしお科学館」では、うずしおについて学び・遊び・体験することができます。楽しみながら学べるため、お子様の体験学習として利用してみてはいかがでしょうか。
うずしおクルーズ
淡路島から出港して大迫力のうずしおを目の前で見る「うずしおクルーズ」
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フォトジェニック
淡路島の福良港から出港し、鳴門海峡で迫力あるうずしおを見られるのが「うずしおクルーズ」です。約60分のクルーズは、見どころがたくさん。鳴門海峡の雄大な景色や青空、史跡のある小島、そして目の前でみる迫力満点のうずしおは、鳴門海峡ならではの圧巻のスケールです。特に春と秋には、直径約30mにもおよぶ大きなうずしおが見られることも。ただし、うずしおはいつでも見られるわけではありません。大迫力のうずしおを見るには、時刻表でうずしお出現の期待値を確認してから予約することをおすすめします。
絵島
淡路島の名勝は夜間のライトアップされた姿も美しい「絵島」
淡路島の北端に浮かぶ「絵島(えしま)」は、国生み神話に登場する「おのころ島」伝承地の一つとされており、もとは陸地に続いていました。現在のような形になったのは、長いあいだ風波の作用を受け続けたためと考えられています。島の頂上には、平清盛が大輪田の泊を修築した際に、自ら人柱になった松王丸を祀ったとされる石塔が建立されています。危険防止のため、絵島に立ち入ることはできませんが、淡路島の景勝地として市の名勝に指定されており、夜間には全体がライトアップされて、美しい姿を見せてくれます。
淡路島モンキーセンター
淡路島で暮らす野生のニホンザルを観察「淡路島モンキーセンター」
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動物園・水族館
「淡路島モンキーセンター」は、350頭もの野生のニホンザルを見られる場所です。ここで野生のニホンザルを見られるようになったのは、1967年に餌付けをしたことから始まりました。ほかの地域のニホンザルと比較すると非常におとなしく、特別な社会をつくっているため「淡路ザル」と呼ばれています。そんなサルたちを、じっくり観察してみてはいかがでしょうか。なお、夕方には山へ帰っていくため、早い時間帯に訪れることをおすすめします。また、ここでは淡路ザルの行動観察や出産記録をとるなど、淡路ザルの研究観察も行なっています。
淡路ハイウェイオアシス
淡路島のグルメも花畑も遊びも楽しめる「淡路ハイウェイオアシス」
「淡路ハイウェイオアシス」は、グルメはもちろん、季節の花を観賞したり、広場で遊んだりと、さまざまな楽しみ方がある場所です。お子様と一緒に遊べる場所なので、家族旅行にもぴったり。思いっきり遊んでお腹が空いたら、レストランエリアで淡路島のおいしいものを存分に味わってください。施設で一番の絶景を誇る「展望広場」では、大阪湾から明石海峡大橋の眺望が広がります。春には桜が咲き誇るため、橋と桜の共演も見どころです。イベント広場で島文化にふれることもできるため、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。
淡路ごちそう館 御食国
淡路島のグルメと特産品が大集合!「淡路ごちそう館 御食国」
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グルメ
「淡路ごちそう館 御食国(みけつくに)」は、淡路島のグルメを味わい、淡路島の特産品を購入できるスポットです。開放感のあるレストランホールの建物は、大正時代に建てられた工場を活かしたレンガ造りで、当時の歴史を感じながら食事を楽しめます。約100席の広々とした店内で、淡路島の海鮮や淡路牛などのご当地グルメを堪能してください。特産品店ではオニオンスープや玉ねぎドレッシング、お漬物など、ここでしか買えないオリジナル商品が数百種に渡って並んでいます。レストランで人気の味をご家庭でも楽しめるのでおすすめです。
ハローキティショーボックス
淡路島で人気キャラクターが魅せる本格ショーレストラン「ハローキティショーボックス」
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テーマパーク
「ハローキティショーボックス」は海外でも人気のキャラクター、ハローキティのショーを観ながら食事を楽しめる、シアターレストランです。グリーティングタイムでは、ハローキティと一緒に写真撮影もできるため、特にキティちゃんが好きな方にぴったり。ショーと一緒に楽しめるお食事は、淡路玉ねぎたっぷりのパイ包みスープなどのヴィーガンランチです。肉を一切使っていないにも関わらず、そのクオリティには多くの人が驚きを隠せないそう。また、ランチ以外にカフェタイムでもハローキティのショーを観ることができます。サンリオキャラクターを豊富に取りそろえた「Dream SHOP」では、限定商品も販売しています。なお、ショーは予約推奨なので、早めに申し込むのがおすすめです。
※季節によりメニューが変わります。
ハローキティスマイル
淡路島で人気キャラクターと過ごせる「ハローキティスマイル」
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テーマパーク
「ハローキティスマイル」は人気キャラクター、ハローキティとのグリーティングやお食事、お買い物が楽しめる施設です。プロジェクションマッピングを駆使した色鮮やかな「乙姫竜宮城」をはじめ、ハローキティ以外のキャラクターも扱う砂絵カードや焼き画づくりなどのイベントもあります。親子で遊べる館内には本格中華や多国籍鍋などを堪能できるレストランがあり、ランチタイムにはおいしい料理を味わえます。また、「GARDEN テラス」「竜宮レストラン玉手箱」では一日1~2回レストラングリーティングが行なわれ、ハローキティが席まで訪れ、会話や記念写真を楽しめるチャンスも。アクセスも良い場所なので、ぜひご家族で訪れてみてはいかがでしょうか。
淡路ワールドパークONOKORO
淡路島にあるテーマパーク「淡路ワールドパークONOKORO」
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テーマパーク
「淡路ワールドパークONOKORO」は、さまざまなイベントやアトラクションを楽しめる観光スポットです。フランスの凱旋門やインドのタージ・マハルなど、本物そっくりにつくられた世界の建造物を、ミニチュアサイズで観られる「ミニチュアワールド」、今にも動き出しそうな躍動感ある恐竜たちが待ち構える「恐竜ワールド」、家族やカップルで楽しめる、手づくり体験教室もおすすめです。来園記念になにか一つつくってみませんか。遊んだあとはレストランでおいしいお食事をどうぞ。ちょっとした休憩に利用できるショップでは、ソフトクリームやコーヒーなどを手軽に味わうことができます。
洲本市民広場・ドラゴンクエスト記念
淡路島の新観光スポット「洲本市民広場・ドラゴンクエスト記念碑」
「洲本市民広場」は、観光スポットでもあり、市民の憩いの場にもなっている広場です。ドラゴンクエストの生みの親である堀井雄二氏が洲本市出身という縁から、広場には「ドラゴンクエスト記念碑」が設置され、ゲームファンにとっては聖地となりつつあります。すぐ近くにある洲本市立図書館は、旧鐘紡の紡績工場を再生した赤レンガの建築が特徴で、西日本の「一度は訪ねて読書をしたい美しい図書館」の3位に選ばれました。また、洲本市民広場の近くには、21年春にオープンした複合施設「SBRICK」もあります。
三熊山・洲本城跡
淡路島で戦国時代に想いを馳せる、桜の名所「三熊山・洲本城跡」
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城
「三熊山・洲本城跡」は、戦国時代から江戸時代にかけて淡路国を統治する拠点となった城跡です。現在残っている石垣は保存状態も良く、戦国時代の様式をよく表しているため、国の指定史跡に指定されています。洲本城跡がある標高133mの三熊山山上では、天守を最高所に設けたことから、紀淡海峡や大阪・堺の市街地などの雄大な景色を見下ろせるようになっています。さらに、三熊山には貴重な植物が多く自生し、春は桜の名所としても知られることから、天守から見下ろす景観ともに、訪れた人の目を存分に楽しませてくれるでしょう。1週間前までに予約すれば、ボランティアガイドによる案内を受けられます。
明石海峡大橋クルーズ
船好きにはたまらない時間を過ごせる「明石海峡大橋クルーズ」
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フォトジェニック
「明石海峡大橋クルーズ」は淡路島の岩屋港から出航する、約75分のクルージングです。見どころをわかりやすくアナウンスしてくれる船上ガイドが一緒なので、初めての方でも十分に楽しめます。一番の見どころは、明石海峡大橋の真下を船が通り抜ける瞬間です。「ぶつかりそう!」と思ってしまうくらいの距離まで橋と船が接近し、スリルと興奮を体感できるでしょう。また、交通量の多い明石海峡では、地元の漁船や大きな旅客船など多くの船と遭遇します。船が好きな方は、特に満足できる時間を過ごせるでしょう。
淡路夢舞台
淡路島で自然と共生する施設で遊ぶ・観る・泊まる「淡路夢舞台」
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公園
「淡路夢舞台」は散策や花の観賞、宿泊もできる施設群です。さまざまな動物や植物、人間が共生できる空間として、建築家・安藤忠雄氏がグランドデザインを行ないました。階段状に100面の花壇が並ぶ圧巻の「百段苑」や、数々の回廊、大阪湾を拝見とする「野外劇場」、温室など、ほかではあまり見ることのできない施設や景観が広がります。レストランや宿泊施設もあるため、日帰りでも泊まりでも、ゆっくり過ごせます。数多くの花を観賞できる「淡路島国営明石海峡公園(有料)」が隣接しており、花が好きな方も存分に楽しめるでしょう。若田宇宙飛行士と一緒に宇宙を旅してきた「宇宙桜」も必見です。
北淡震災記念公園
地震大国だからこそ淡路島で地震について考える「北淡震災記念公園」
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美術館・博物館
「北淡震災記念公園」は、阪神・淡路大震災の教訓を未来に伝えるための場所です。1995年1月17日の早朝に起こった阪神・淡路大震災によって、町はどのような被害を受けたのか、人々はどのような困難に直面したのかなどを、「語りべ」や当時を再現した展示品が教えてくれます。貴重な体験談、地震への備え、地域コミュニケーションの重要性など、地震の多い日本に住んでいるからこそ知っておきたい情報を、ぜひ生の声で。館内には淡路島の海の幸・山の幸を味わえるレストランや、特産品を購入できる物産館もあります。
※諸般の事情により「語りべ」は休止している場合がございます。
淡路人形座
淡路島の文化と伝統が息づく人形劇を鑑賞する「淡路人形座」
「淡路人形座」は、戦後伝統の淡路人形が消滅の危機に陥った際に、その伝統を守ろうとする有志が結成した団体です。淡路島では、江戸時代から昭和初期までさまざまな人形座があり、全国の人々に「淡路人形浄瑠璃」を披露してきました。その人形座の大座の一つである「吉田傳次郎座」の道具類を引き継ぎ「淡路人形座」で公演する一方、国内外からも招かれ公演を行い、世界からの評価も獲得。現在では、国の重要無形民俗文化財に指定されるまでになりました。この伝統と歴史のある「淡路人形浄瑠璃」を、ぜひ目の前で鑑賞してはいかがでしょうか。
あわじグリーン館
世界各地の植物を観賞「淡路夢舞台公苑温室「あわじグリーン館」」
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テーマパーク
2021年(令和3年)9月に日本最大級の淡路夢舞台温室が「あわじグリーン館」へとリニューアルオープン。世界的に有名な建築家の安藤忠雄氏が設計した温室としても知られています。リニューアルを機に、「世界文化遺産シンガポール国立植物園」などの計画や設計に携わっていた稲田純一氏が館長兼プロデュースリーダーに就任し、植物園の新たなシンボルとなる高さ8mの成長するツリー「ガーデンキャッスル」が登場しパワーアップしました。館内は回遊式の作りとなっており、「みどりのちょうこく」「しきさいのにわ」「くらしのみどり」「しんかのにわ」「にぎわいのにわ」と植物の魅力に注目できるよう5つのテーマに分けられた展示室を、順番にたのしみながら散策できます。庭造りやお花が好きな人には特におすすめのスポットです。館内にはカフェもあるので、散策後ゆっくりくつろげるのも魅力。
のじまスコーラ
淡路島の小学校が観光スポットに生まれ変わった「のじまスコーラ」
「のじまスコーラ」は、少子化の影響などで、2010年3月に閉校した野島小学校を改装してできた、観光のモデル施設であり、地域住民の交流の場です。淡路島の自然やアート、おいしい料理を堪能できる場所として人気が出た「のじまスコーラ」には、現在では年間15万人以上が訪問しています。1階「カフェ・スコーラ」のテラス席はペットと一緒にお食事も楽しめる場所です。また、「のじまマルシェ」では、淡路島の特産品や朝採れの新鮮野菜、ジェラートなども購入できるほか、「のじまベーカリー」には淡路島産の玉ねぎや牛すじを使用したこだわりのパンが並びます。2階の「リストランテ・スコーラ」では淡路島産の食材を使用した本格的なイタリアンをご堪能いただけます。
淡路サービスエリア
淡路島の景色を一望できる大観覧車もおすすめ「淡路サービスエリア」
「淡路サービスエリア」は、「橋のみえる丘」といわれるとおり、明石海峡大橋の美しい景観を間近に望める場所にあります。上り線と下り線のサービスエリアを自由に行き来できるため、それぞれの景色や施設を楽しむことができます。特におすすめなのが、下り線にある大観覧車(有料)。約15分間絶景の空中散歩を楽しむことができるので、カップルやご家族で楽しめるスポットとなっています。上下線のサービスエリアではともに、淡路島の特産品を使ったお食事やお土産品が豊富にそろっているので、選ぶ楽しさも満喫できるでしょう。
淡路島には多くの魅力的な観光スポットがあります。自然に囲まれてリフレッシュしたい方や、おいしいものを食べて元気を出したい方、自然を感じながら遊びたい方、それぞれの希望に合った観光スポットを見つけられることでしょう。魅力にあふれた淡路島を訪れて楽しい思い出ができたら、次はまた新たな魅力を見つける旅に出るのもいいものです。カップルで、あるいはお子様と一緒に、ぜひ楽しい旅を満喫してください。
※2021年11月1日時点の情報です。
※最新情報は各施設の公式サイトをご確認下さい。