兵庫県を観光するならぜひ訪れたい14スポット！温泉と異国情緒漂う街並みをじっくりと散策

日本書紀にも記されているほど、古くから名湯として知られている有馬温泉。「日本三古泉」「日本三名泉」としても知られています。有馬温泉には金泉と銀泉があり、特徴のある赤茶色をした塩辛い金泉は殺菌効果が高く湯治客に人気です。無色透明の銀泉は食欲増進に効果があるとされています。有馬温泉の名物グルメであるコロッケやさつま揚げ、ジェラートなどの食べ歩きもぜひ楽しんでみたいですね。また六甲山頂と有馬温泉を結ぶ「六甲有馬ロープウェー」は窓が大きく、六甲山の雄大な自然を眼下に眺めながら山頂付近まで一気に登ることができます。

北野異人館街は、神戸市にあるレトロな雰囲気漂う観光スポットです。一帯には明治・大正期に建てられた洋風建築物が数多く残存し、異国情緒あふれる町並みを観ることができます。これらの洋風建築は「コロニアルスタイル」という建築様式で造られた建物として伝統的建造物群保存地区に指定されており、雰囲気を生かしたカフェやレストランなどが立ち並んでいます。中でもイタリア館と呼ばれているプラトン装飾美術館にはおしゃれな石膏像やブロンズ像が置かれており、併設のガーデンテラスカフェもフォトジェニックで、写真好きならぜひ立ち寄ってみたいスポットです。

生田神社は稚日女尊（わかひるめのみこと）をご祭神としてお祀りしている、安産祈願・恋愛成就など、縁結びのご利益のある神社です。「ご縁結びのいくたさん」とも呼ばれており、恋愛や安産のパワースポットとしての人気は県内随一。特に恋愛成就の願をかけるピンクのハート型絵馬がかわいらしく、奉納する若い女性の姿が後を絶ちません。願い叶ってここで神前挙式をするカップルも多いそうです。また、池に浸すと文字が浮かびあがる水みくじもピンク色でかわいらしく人気。

日本酒で有名な「菊正宗」が運営しているお酒の博物館が菊正宗酒造記念館です。館内には国の重要有形民俗文化財に指定された灘の酒造用具566点など日本酒の歴史を知ることが出来る貴重な資料が多数展示されています。見学時には搾りたての生原酒などのお酒の試飲が無料でできるのもうれしいポイント。変わったところでは酒粕の風味豊かな酒蔵ソフトクリームも名物です。また、隣接する樽酒マイスターファクトリーでは、職人が酒樽をつくり酒樽ができあがる工程を間近で見学することができます。

横浜中華街、長崎新地中華街と並んで日本三大中華街のひとつとして知られる神戸・南京町。このエリアには中国料理店や中華系の雑貨・食材を扱うお店が約100軒ほど集まっています。1867年の神戸開港時から栄えた歴史ある街並みは、当時の面影を残しつつ姿を変え現在に至ります。街中にあるレストランではさまざま中華料理を堪能することが出来ます。小籠包や焼きビーフンをテイクアウトして近くのメリケンパークでいただくのもおすすめです。

神戸元町商店街はJR元町駅付近から広がり、150年の歴史がある港に最も近い異国情緒漂う商店街です。全長は約1.2kmもあり、ファッション、雑貨、喫茶・飲食店など様々なお店300店が軒を連ね最も神戸らしく、活気あふれる商店街です。ユーハイム、本高砂屋、凮月堂など神戸スイーツの老舗が本店を構え、喫茶・飲食店も多く隣接する観光名所の南京町とともにグルメ街を形成しています。歴史ある老舗と新しいお洒落なお店が入り交じり神戸らしさを醸し出しています。また、玄関口のステンドグラス「ラ・ルーチェ」は必見です。

神戸海洋博物館やリゾートホテルなどの神戸らしいデザインの建造物が多くあり、フォトスポットが満載なメリケンパーク。以前、波止場のすぐ近くに米国領事館があり、「アメリカン」の発音から「メリケン」という名が付いたと言われています。港町神戸の雰囲気を感じることができるベイエリアです。昼はさわやかな海風を感じる開放的な公園として、夜は周囲にある建物が美しくライトアップされ、ロマンチックなムード漂う空間になります。また、モニュメント「BE KOBE」の前は絶好のフォトスポット。SNS映えする写真ならぜひここで。

神戸ハーバーランドは神戸駅すぐ近く、旧国鉄の貨物駅・湊川駅付近を再開発して作られた商業施設やエンターテインメント施設が密集するエリアです。メリケンパークに近く、海沿いにあるため心地よい風が吹き抜け、散策をしながらショッピングやグルメを楽しめます。エリア内には子どもから大人まで楽しめる「神戸アンパンマンこどもミュージアム＆モール」や映画館などアミューズメントが充実。また、デザイン文具や家具のショップなどが入居する神戸煉瓦倉庫は異国情緒あふれるスポットです。

工場で開催する「工場だけの特別体験。キリン一番搾り おいしさ実感ツアー」では、よりビール好きの大人が楽しめるように、お客様が最も楽しみにしている「テイスティング(試飲)」の時間が充実するよう、工場直送の「一番搾り」を飲みながら、ビールのおいしさが楽しめるテイスティング方法を体験できる「一番搾り おいしさ実感セミナー」を実施します。また見学ツアー中の映像は、より五感に訴える動画を採用することでさらに臨場感が増しました。併設されている丘の上のビアレストランでは、ビールを飲みながら、美味しいお料理をお楽しみいただけます。工場見学とあわせて是非お楽しみください。
※車・自転車などを運転の方、20歳未満、妊娠中や授乳中の方は、ビールなどの酒類をテイスティングいただけません。ソフトドリンクや、20歳以上の方にはノンアルコール・ビールテイスト飲料も用意しています。

明石海峡大橋は本州と淡路島を結ぶ世界最長の吊橋です。神戸市側の橋のたもとから明石海峡に向かって真っすぐに伸びる様子は、その壮大さと相まって感動すら覚えます。また夜間はライトアップされ、海面に反射したライトと共に美しい写真も撮れます。付近にはサイエンスミュージアム「橋の科学館」があり、工事の裏側や保全技術について知ることができますので、ぜひこちらにも足を運んでみてください。

日本三名城のひとつに数えられている姫路城。白く美しい外観は別名「白鷺城」とも呼ばれるほどで、昼間はもちろん夜間のライトアップも幻想的です。実は姫路城は日本に12箇所しか現存しない江戸時代以前に建造された天守を有する城郭の一つ。連立式天守であることでも有名で、大天守・乾小天守・渡櫓等8棟が国宝に指定されています。城内では三の丸御殿や女中の暮らしをARで再現した姫路城大発見アプリを利用し当時の様子をバーチャル空間で楽しむこともできます。

赤穂八幡宮は赤穂の氏神さまとして室町時代の1406年（応永13年）に建立され、長い歴史を今も歩み続けている神社です。祭神は八幡さん（応神天皇）、神功皇后、仲哀天皇とし、浅野家とのつながりが深いため本殿脇には大石内蔵助の灯籠や岡嶋八十右衛門の手紙といった赤穂義士ゆかりの品が多く奉納されています。また、秋の例大祭では頭人行列と雌雄二頭が舞い踊る獅子舞が有名で、2005年（平成17年）に県の無形民俗文化財に指定されています。

竹田城は、1443年（嘉吉3年、室町時代）に但馬守護・山名宗全によって築城されたと言われています。竹田城が築城されている場所は、標高353.7mの古城山の山頂です。古城山の形の虎が伏せているように見えることから、竹田城は別名「虎臥城」とも呼ばれています。天候に左右されますが、徒歩で山に登れば石垣と緑のコントラストが鮮やかな、まるで「マチュピチュ」のような景色が見られたり、晩秋から春にかけては雲海が楽しめたりと非日常的な体験が楽しめるスポットです。また周辺にはフレンチやスイーツを楽しめる飲食店もあるので、心行くまでゆっくり景色や料理を楽しみましょう。

城崎温泉は奈良時代から人々に愛されてきた温泉街です。多数の文豪が来訪したことでも有名で、文豪の志賀直哉もここを舞台にした小説「城の崎にて」を上筆しました。大谿川の柳並木と太鼓橋など風情あるスポットが多くあります。また外湯がたくさんあり、城崎温泉といえば外湯めぐりと言われるほどです。ちなみに外湯とは共同浴場のことを指し、城崎温泉には特色の異なる7つの外湯があり、そのどれもが個性的です。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星を獲得した観光地としても名が知られ、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。