異国情緒漂う街並みや近未来的なみなとみらいの夜景など見どころにあふれている横浜。横浜中華街や山下公園など名だたる観光スポットはもちろん、実はグルメも外せない街です。東京から日帰りで遊びに行ける気軽さも魅力の一つ。丸1日かけてじっくりと横浜観光を堪能してみましょう!
横浜中華街
高級店から庶民派、テイクアウトグルメまで…日本最大級の中華街「横浜中華街」
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グルメ
横浜中華街は、言わずと知れた全国的に有名な中華街です。約300以上の中華料理店が軒を連ね、コースやバイキングなど、さまざまな中華料理を楽しめます。高級中華を食べられる名店や、テイクアウトグルメに最適な肉まんや焼売のお店などもあり、いろいろな楽しみ方ができます。「中華料理をたくさん食べたい」という方には、食べ放題プランのあるお店がぴったりです。食のほかにも、珍しい中国雑貨のお店やお土産物屋さんなど、見てまわるだけで楽しめます。
山下公園
古きよき横浜港の雰囲気を味わえる「山下公園」
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公園
山下公園は1930年(昭和5年)3月に開園した、横浜港を臨む公園です。港に沿った約700mの散歩道があり、観光客をはじめ地元民の憩いの場となっています。「赤い靴はいてた女の子像」や昭和12年に在日インド人協会から寄贈された「インド水塔」など、外国の情緒を感じさせるモニュメントが多いことも特徴です。また、国の重要文化財にも指定されている氷川丸も必見。戦前のシアトル航路の外航貨客船として活躍した当時の資料を元に改修され、当時の様子をうかがい知ることができます。ここ山下公園のシンボルともいえる船なので、写真撮影にも最適なスポットです。
横浜・八景島シーパラダイス
水族館は日本最大級! アトラクションも充実「横浜・八景島シーパラダイス」
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動物園・水族館
横浜・八景島シーパラダイスは、横浜の南部、金沢区にあるテーマパークです。特に水族館は日本最大級の規模で見ごたえ抜群。水族館は全部で4つあり、総称「アクアリゾーツ」と呼ばれています。それぞれの水族館ごとに特色があり、動物とふれあったり、今までとは異なった視点からイルカを観られるなど、さまざまな楽しみ方ができます。4つの水族館が見られる「アクアリゾーツパス」でぜひ見学してください。また、アトラクションも充実。海上を走行するジェットコースターや巨大立体迷路などが用意されています。子どもから大人まで、1日中楽しめる施設です。
横浜ランドマークタワー
横浜みなとみらいを象徴する70階建ての超高層ビル「横浜ランドマークタワー」
横浜ランドマークタワーは、横浜みなとみらい21の中核を担っている超高層ビルです。69階展望フロア「スカイガーデン」からは、横浜の夜景を一望できます。横浜観光の際はぜひ立ち寄りたい、一見の価値ありの夜景です。展望フロアまで行く日本最高速のエレベーターであっという間に69階の展望フロアに到着です。また商業施設である「ランドマークプラザ」が併設されており、ショッピングやグルメを楽しめるお店が豊富にそろっています。ほかにも、国重要文化財となっている「ドックヤードガーデン」があり、イベントや冬のイルミネーションの際には多くの人でにぎわっています。
よこはま動物園ズーラシア
広く開放的な園内で動物たちの生息地を再現「よこはま動物園ズーラシア」
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動物園・水族館
国内でも最大級、世界中の野生動物を展示、飼育、繁殖している動物園がよこはま動物園ズーラシアです。「アジアの熱帯林」「オセアニアの草原」など8つのゾーンに分かれており、動物たちの生息地を再現しています。アジアの熱帯林ゾーンでは、インドゾウやボルネオオランウータンなどを見ることができ、亜寒帯の森ゾーンでは、ホッキョクグマの泳ぐ姿を楽しめます。動物を一通り見て回ったら、少し休憩タイム。ころころ広場などで、お弁当を広げてピクニックもできます。ポニーへのエサやりができるコーナーもあります。※変更になる場合がありますので、詳細は公式ホームページをご覧ください。
新横浜ラーメン博物館
ラーメンを食べて学んで体験できるスポット「新横浜ラーメン博物館」
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グルメ
平成6年に開館した新横浜ラーメン博物館は、昭和30年代のレトロな街並の雰囲気の中、全国から選りすぐった6店舗のラーメン店が暖簾を並べています。最近では、明治43年に日本初のラーメンブームを起こした「淺草 來々軒」が復活オープンしました。またラーメンはもちろん、喫茶や駄菓子屋といった昔懐かしいスポットも目白押しです。そして、1Fギャラリーでは、ラーメンの歴史と文化を知ることができるだけでなく、ラーメン作り体験コーナーで、小麦粉から麺を作り、その場で食べるだけでなくお持ち帰りすることもできます。最後に、ミュージアムショップでは、100種類以上の全国ご当地袋麺やラー博オリジナル商品が多数揃っていますので、ご来館記念にぜひお土産探しに来てみてください。
イセザキ・モール
横浜の下町情緒や国際色を感じられる商店街「イセザキ・モール」
イセザキ・モールは、関内駅すぐの場所にあるショッピングもグルメも楽しめる商店街です。アーケードの無い商店街ですが歩行者専用道路となっており、開放感のあるストリートをゆっくりと散策したりウインドウショッピングを楽しんだりできます。通りの両サイドには珈琲工房「南蛮屋」や大型書店「有隣堂」をはじめ、老舗の漆器屋や和菓子店など個性的なショップが軒を連ねており、このあたりの光景を歌った「伊勢佐木町ブルース」の歌碑など特徴的なモニュメントもいたるところで目にすることができます。あの有名なフォークデュオはこの街から羽ばたいていきました。
横浜スタジアム
野球観戦やコンサートなど多くの人が集う「横浜スタジアム」
横浜スタジアムは横浜DeNAベイスターズの本拠地です。野球の試合だけでなく、大物アーティストの野外ライブなども行われるので行ったことがある方は多いかもしれません。プロ野球開催時には、スタジアム内にあるフードショップで中華料理や点心などの横浜ならではの料理を食べながら観戦することも可能。海に近いこともあり吹き抜ける海風が心地よく、照明に照らされた美しい芝生と熱狂的な応援が野球観戦の面白さを教えてくれます。
横浜赤レンガ倉庫
ショッピング・グルメ・イベントも楽しめる レンガ造りの複合施設「横浜赤レンガ倉庫」
横浜赤レンガ倉庫は、明治・大正時代に作られた煉瓦造りの保税倉庫を活用した文化・商業施設です。おしゃれなショップやカフェが数多くあり、特にアクセサリーやファッション雑貨が充実しているためお気に入りの一品に出会えるでしょう。「横浜オクトーバーフェスト」などの季節ごとのイベントも開催されています。隣接する赤レンガパークは芝生が広がりピクニック気分でゆっくり満喫できるスポットです。
崎陽軒本店
“シウマイ”の崎陽軒 世界のグルメが集まる横浜駅前の「崎陽軒本店」
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グルメ
横浜の名物グルメといえばシュウマイですが、街のいたるところに店舗を出し、その名を広く知られているのが崎陽軒です。横浜駅東口には「崎陽軒本店」というレストラン複合施設を備え、シウマイ(崎陽軒では「シウマイ」と表記)だけでなく、婚礼や宴会もできるバンケットルームや中国料理の「嘉宮」、イタリア料理「イルサッジオ」、ティーサロンの「アボリータム」、ビアレストラン「亜利巴"巴"」などが入居する一大グルメタワーになっています。どのレストランも本格的なランチやディナーを提供する店として大人気。「崎陽軒本店ショップ」では、シウマイや弁当、菓子類の他にもポーチやお弁当箱といったユニークなオリジナルグッズも買う事ができます。
横浜元町ショッピングストリート
上品な横浜の"おしゃれ"を感じられる商店街「横浜元町ショッピングストリート」
1970年代の後半に一世を風靡した「ハマトラ」。横浜トラディショナルの略であり、当時の若者はこぞってハマトラファッションに身を包んでいました。そんなハマトラブームを巻き起こした商店街はこの横浜元町ショッピングストリート。現在でもその勢いは健在で、「フクゾー洋品店」や「ミハマ」、「キタムラ」などのトラディショナルでありながら最新の流行も取り入れたショップが立ち並んでいます。石畳の舗道もおしゃれで、カフェでお気に入りのスイーツをテイクアウトしてゆっくり散策したい商店街です。また、年2回開催される恒例のチャーミングセールの時期は、普段手にすることが難しい価格帯のアイテムをお得に入手できるチャンスです。
横浜駅
多くの路線が乗り入れる交通の要 商業施設も充実の「横浜駅」
横浜駅はJRをはじめ東急や京急、相鉄、横浜市営地下鉄などが乗り入れる横浜市の一大ターミナル駅です。2020年6月に完成した複合ビル「JR横浜タワー」は、ファッションや雑貨などのショップが入居する「ニュウマン横浜」やスイーツやベーカリー、生鮮食品を扱う「シァル横浜」、シネマコンプレックス「T・ジョイ横浜」、横浜駅観光案内所などがあり、観光の拠点として利用できる施設になっています。
三溪園
四季を感じる日本庭園の中に歴史ある建物が点在「三溪園」
三溪園(さんけいえん)は国の重要文化財10棟を含む17棟の「歴史的建造物」がある、1906年開園の伝統的な日本庭園です。中でも「鶴翔閣(かくしょうかく)」はもっとも大きな規模の建造物であり、鶴が飛翔する姿を思わせる印象からその名がつけられました。結婚式場としても利用することができ、荘厳な式を検討しているカップルにおすすめです。一年を通して催し物が開催されており、梅や桜、花菖蒲や蓮など四季折々の花を愛でる機会やお月見、紅葉などにちなんだイベントも。正門から入って、徒歩や車いすで堪能できる散歩コースも用意されています。
横浜アンパンマンこどもミュージアム
アンパンマンの世界で遊ぼう!「横浜アンパンマンこどもミュージアム」
アンパンマンの世界を体験できるミュージアムとして家族連れに大人気の横浜アンパンマンこどもミュージアム。2・3F ミュージアムでは連日イベントが開催されており、体を思いっきり動かして遊べる「わんぱくアイランド」のほか、「パンこうじょう」ではパン作りごっこが楽しめます。1F ショップ&フード・レストランにある「ジャムおじさんのパン工場」ではアンパンマンや仲間たちのキャラクターパンが販売されており、行列ができるほど大人気。各ショップには、横浜だけの限定グッズやフードもあります。お子さんの誕生日にミュージアムへ入館すると、バースデーメダルがもらえ、アンパンマンレストランではプレミアムバースデープラン(事前予約制)で特別な日を過ごすことができます。
JICA横浜
楽しみ、くつろぎながら知る「JICA横浜」
JICA横浜では、地域の国際協力の拠点としてさまざまな事業を手掛けており、国際協力やSDG’s、日系社会について「楽しみながら知る」、「くつろぎながら見る」をテーマとし、ユニークな展示や体験型のアートワークをご覧いただくことができます。
また、多くの日本人が横浜港から船で海外へと旅立ったことから、この横浜の地に作られ、日本人の海外移住の歴史および移住者と日系人の現在を伝える海外移住資料館も併設。ライブラリーや、ブックラウンジ「ブックポート -本の港-」では、さまざまな言語の書籍や絵本を豊富に所蔵し、来館者に開放しています。横浜港を一望できる「港が見えるレストラン ポートテラスカフェ」では横浜港を一望しながら、世界各国の料理をお楽しみください。
横浜マリンタワー
人々が集う、街のシンボル 「横浜マリンタワー」
横浜開港100周年の記念事業として、1961年に建設された横浜のシンボル「横浜マリンタワー」。当時は日本で最も高い灯台として、長く横浜の港を見守ってきました。高さ106m、2層の展望フロア、360度の大パノラマから眺める景色が抜群で、横浜の街並みや富士山、雄大な海を一望できます。30階では夜の景色とデジタルアートのコラボレーション「メディアアートギャラリー」を体験できます。
そのほかにも、おしゃれなカフェやレストラン、横浜にちなんだグッズを取り扱うショップ、横浜にゆかりのある書籍やレコードが並ぶギャラリーなどが点在し、横浜を丸ごと満喫できます。
いかがでしたか? グルメに観光にと、横浜は魅力たっぷりの街ですよね。横浜に観光で訪れた際は、ぜひご紹介したスポットへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
※最新の基本情報は公式サイトをご確認下さい
※2020年12月1日時点の情報です