数々の人気温泉ランキングで常に上位に顔を出す箱根。風情ある温泉宿から大人数の団体にも対応できる大型旅館までシーンにあわせて使い分けることが出来ます。もちろん温泉以外にも楽しめる観光スポットがいっぱいあるのも箱根の魅力のひとつ。日帰りでも連泊でも、思う存分箱根を楽しめるスポットを一挙ご紹介いたします!
大涌谷
荒涼とした山肌に噴気が立ち上る火山活動を間近に感じる「大涌谷」
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自然
箱根に来たらまずはここ。大涌谷は約3,000年前に箱根火山である神山の噴火爆裂火口跡にできた場所で、現在もあちこちから硫化水素の匂いがする白い噴気が立ち上る様子を見ることができます。2015年の火山活動の活発化により、火山ガスが強くなっているため、立ち入り禁止区域があります。呼吸器系に異常がある方や、心臓が悪い方等は訪れる際は注意が必要です。名物グルメは「一個食べれば7年寿命が延びる」と言われる「黒たまご」。温泉の熱で作られた黒い殻のゆでたまごはお土産品としても有名です。また、大涌谷に向かうロープウェイは、車窓からの絶景が楽しめます。
箱根小涌園ユネッサン
雨の日でも楽しめる! 温泉アミューズメントパーク「箱根小涌園ユネッサン」
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温泉
箱根随一のアミューズメントパーク、箱根小涌園ユネッサン。本格的な温泉露天風呂はもちろん、ロデオマウンテンや洞窟風呂、龍の水辺などといった珍しいお風呂や、ドクターフィッシュの足湯、ワイン風呂、本格コーヒー風呂といったアミューズメント感覚あふれる多彩なお風呂が特徴です。また、今人気のサウナも水着で利用できます。プライベート空間で温泉が利用できる貸切風呂は、事前の電話予約も可能です。早めのご予約がおすすめ。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、ハイシーズンは完全予約制を導入しております。来場前に公式ホームページを確認ください。
富士屋ホテル
クラシカルな内外装が印象的な「富士屋ホテル」
富士屋ホテルは1878年(明治11年)に創業したクラシカルな雰囲気のホテル。見どころは唐破風を取り入れた木造建築である本館や西洋館です。2020年7月にリニューアルしましたが、レトロな雰囲気はそのままで、さらに趣のある内外観となりました。このホテルの特徴は「至誠」という社是のもと受け継がれてきた接客。フロントからレストラン、客室に至るまで居心地のいい空間を提供してくれます。メインダイニングルームの「ザ・フジヤ」は日本アルプスの高山植物636種が描かれた天井が印象的。富士屋ホテルを象徴するレストランでいただくクラシックスタイルのフランス料理は絶品です。
仙石原高原
黄金に輝くススキの野原は必見「仙石原高原」
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自然
ススキ草原や仙石原湿原、箱根湿生花園など見どころが多く、「かながわの景勝50選」にも選出された仙石原高原。ふもとにあるススキ草原では秋になると一面に黄金の穂が揺れる美しい風景が名物です。ススキ草原に隣接した仙石原湿原は面積17ヘクタールの湿原として国指定天然記念物に指定されています。箱根ガラスの森美術館やポーラ美術館も近隣にあるため、こちらも訪れておきたいところ。周辺には飲食店がいくつかありますが、甘味処よもぎ屋の「よもぎあんソフトクリーム」は格別。ぜひ味わってみたい絶品スイーツです。
彫刻の森美術館
自然豊かな屋外展示場に彫刻作品を展示「彫刻の森美術館」
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美術館・博物館
彫刻の森美術館は、1969年に開館した日本で初めての野外彫刻美術館です。緑に囲まれた約70,000平方メートルの庭園には、ヘンリー・ムーアをはじめとする約120点の国内外の著名な芸術家の作品が展示されています。美術館の最奥にはピカソ館があり、ピカソの残した絵画や彫刻、陶芸をはじめとしたコレクション319点を順次公開しています。他にもネットの森など、体験型アート作品もあるので、小さいお子さま連れでも楽しめます。また、色鮮やかなステンドグラスと中央のらせん階段で構成された「幸せをよぶシンフォニー彫刻」も、SNS映えすると大人気。敷地内にはカフェやレストランもあり、見学の合間に立ち寄ってみるのもおすすめです。家族や友達同士など、誰と訪れても楽しめる美術館です。
箱根ロープウェイ
各駅のグルメもおすすめ! 大涌谷や富士山を望む「箱根ロープウェイ」
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乗り物
箱根ロープウェイは芦ノ湖湖畔にある桃源台駅と箱根登山ケーブルカーとの中継地点である早雲山駅間を結ぶロープウェイです。それぞれの駅周辺はもちろん、途中の大涌谷駅や姥子駅にも観光スポットが数多くあり、ぜひそれぞれの駅で下車して観光を楽しみたいところ。特に早雲山駅にあるcu―mo箱根のスイーツやオリジナルを含む250以上ものアイテムはどれもかわいくSNS映えすること間違いありません。また、大涌谷駅2階の大涌谷駅食堂の「特製大涌谷カレー」は箱根山麓のひき肉がごろっと入っている、本格的スパイシーカレー。車窓から雄大な富士山を間近で見ることができるのも、人気の理由のひとつです。
芦ノ湖
贅沢な時間を過ごせる湖畔のリゾート「芦ノ湖」
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自然
箱根の観光スポットとして必ず名が挙がる芦ノ湖。豊かな自然と富士山を望む絶景、海賊船クルーズなど1日中遊んでも遊び足りないほどの魅力あふれる観光スポットです。海賊船の船内はシックな内装で飾られており、3Dアートなどの写真スポットも用意されています。また、湖上から見る箱根の景観は別格。特に紅葉の時期は富士山の初冠雪と重なることが多く、美しい光景が眼前に広がります。湖畔のレストランでは和食やイタリアンなどを楽しみながら、この絶景を眺めることも可能。まさに贅沢な時間の過ごし方です。
箱根遊船 SORAKAZE
まるで“芦ノ湖に浮かぶ緑の公園”「箱根遊船 SORAKAZE」
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乗り物
優雅に芦ノ湖クルージングを楽しめる「箱根遊船」は、大正9年に開業し、双胴遊覧船を初めて就航した観光船です。2024年2月23日(金・祝)には、新船「SORAKAZE(そらかぜ)」が登場。天然の蔦(ツタ)をあしらい、ブランコふうのベンチや芝生を敷き詰めた屋外デッキは、まるで「湖に浮かぶ緑の公園」です。ハンギングチェアや畳の小上がり、富士山型のソファがなどバラエティ豊かな席で思い思いの時間を過ごせるほか、鶴や結び目の水引をモチーフにした船上からは、芦ノ湖・富士山の雄大な景色や箱根神社の鳥居を見ることができます。ワンちゃんと一緒に乗船できるのも嬉しいポイントです。
駒ヶ岳
箱根を象徴する名峰「駒ヶ岳」芦ノ湖畔からはロープウェーも!
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自然
山頂に箱根随一のパワースポット「箱根元宮」を抱き、展望台からは富士山や相模湾などの絶景が楽しめる箱根駒ヶ岳。標高1,356mですが、ロープウェーを使って山頂付近まで行けるので気軽に山歩きが楽しめるのが箱根駒ヶ岳の特徴の一つです。おすすめは星空天体観測ナイトツアー。空気が澄みきっているため満天の星空を観測することができ、流星群の鑑賞も可能です。山頂の箱根元宮には白馬に乗って神様が降臨された岩とされる馬降石もあり、どこか神秘的な空間が広がっています。
箱根登山鉄道
日本有数の山岳鉄道 箱根の山を力強く登る「箱根登山鉄道」
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乗り物
箱根登山鉄道は神奈川県小田原市の小田原駅を起点とし、神奈川県足柄下郡箱根町の強羅駅までを結ぶ鉄道路線です。台風で被災した後はしばらく一部区間のみで運行していましたが、2020年7月に待望の全線運転再開を果たしました。日本一険しいと言われている急こう配を力強く登る様子は絵になると評判で、出山鉄橋付近は周囲の風光明媚な背景と相まってフォトジェニックなスポットとして人気です。箱根観光には欠かせない足であり、箱根湯本駅や強羅駅など箱根の主要観光スポットを巡る大切な交通機関といえます。
箱根ガラスの森美術館
ヴェネチアングラスの美しさに感動!「箱根ガラスの森美術館」
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美術館・博物館
箱根ガラスの森美術館は、緑が豊富な箱根仙石原に佇む日本初のヴェネチアン・グラスを専門とする美術館です。15世紀から18世紀にかけてヨーロッパ貴族を熱狂させたヴェネチアン・グラスの展示物はどれもおしゃれで美しいと評判。大涌谷を眺望する庭園では光の回廊と呼ばれるクリスタルガラスの美しいアーチが目を惹きます。クリスマスの時期には庭園にクリスタル・イルミネーションが出現し、ロマンチックな雰囲気がより一層強くなるため、カップル旅行では絶対に外せないスポットです。
ポーラ美術館
日本最大級の印象派絵画のコレクションを誇る「ポーラ美術館」
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美術館・博物館
仙石原にあるポーラ美術館は公益財団法人ポーラ美術振興財団が運営している2002年に開館した美術館です。印象派など西洋絵画を中心に約1万点を収蔵しており、印象派絵画のコレクション数は日本最大級と言われています。モネやルノワール、セザンヌといった印象派画家の作品を一ヶ所で観ることができる貴重な施設です。「レースの帽子の少女」や「アザミの花」といった作品の美しさをぜひその目で味わってみてください。美術館は富士箱根伊豆国立公園に位置しているため、ブナやヒメシャラなどが見られる遊歩道の散策もおすすめです。
飛龍の滝
知る人ぞ知るヒーリングスポット 神奈川最大級の滝「飛龍の滝」
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自然
飛龍の滝は飛龍の滝自然探勝歩道の途中にあり、上段15m下段25mと二段に分かれる豪快な滝です。その独特の水の流れはまるで飛龍のようだと言われたことからこの名前がつき、冬には氷結が見られることで有名です。神奈川県内の最大規模の滝で、鎌倉時代には修験者たちの修行の場だったと言い伝えられています。なお、道が狭くハイキングでしか行くことのできない秘境スポットなので、服装や靴などには注意して訪れましょう。
箱根湿生花園
湿原の植物や高山植物が四季折々に花を咲かせる植物園「箱根湿生花園」
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自然
箱根湿生花園は、湿原植物や高山植物をはじめ四季折々の花を集めた植物園です。日本全国の湿地帯の植物約200種や珍しい外国の山草など約1,700種が集められ、その種類の多さが魅力です。園内には散策路が整備されており、湿原や湖沼を模したエリアをゆっくりと見学しながら歩くことも可能。展示室やギフトショップも併設されており、オリジナル葉書や写真集、植木などを購入できます。なお、冬季は営業していないのでご注意ください。
箱根神社
湖畔に浮かぶ「平和の鳥居」は絶好のフォトスポット「箱根神社」
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神社仏閣
箱根神社は、奈良朝の初期(757年)に箱根大神の御神託によって創建され、かつては関東総鎮守・箱根権現と称されました。古くは源頼朝や徳川家康など武家による崇敬の篤いお社として栄えました。湖面に建てられた鳥居も特徴のひとつで、神秘的スポットとしてSNSなどで話題となっています。最近では行列になっている時もあり、写真を撮るのに待つこともあるのでご注意を。湖面にスワンボートで接近してみるのもおすすめです。この箱根神社と箱根元宮、九頭龍神社をセットで参拝することを箱根三社参りと呼び、より一層大きな御神徳を授かることができるといわれています。なお、箱根神社の龍神水はペットボトルに入れて持ち帰ることもできます。
箱根ドールハウス美術館
日本で唯一のドールハウス専門美術館「箱根ドールハウス美術館」
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美術館・博物館
“ドールハウス”とは「小さな家」を意味し、実物の1/12サイズで作られた家々や家具調度品などの美術工芸品です。この箱根ドールハウスでは日本唯一のドールハウス専門美術館として、世界二大コレクションと呼ばれるヴィヴィアン・グリーン・コレクションとモッツ・ミニチュア・コレクションをはじめ、館長が20年以上かけて世界中から収集した作品が常時100点以上展示されています。施設内にはカフェや専門ショップもあり、ミニチュアの世界を思う存分味わえる貴重な施設です。
フォレストアドベンチャー・箱根
箱根の大自然を肌で感じる「フォレストアドベンチャー・箱根」
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自然
「フォレストアドベンチャー・箱根」は、箱根の自然を満喫したいときにうってつけの施設です。自然の森をそのまま活かした広大なパークには、小さな子どもでも遊べるトランポリンから100mを超えるジップスライドまで、多彩なコンテンツが用意されています。森を巡るコースは、身長110cm以上から楽しめるキャノピーコース(所要時間約1時間)と、ダイナミックなアドベンチャーコース(所要時間約2時間)の2種類。団体がコースを貸切っている場合があるため、必ず予約してから行きましょう。
箱根クラフトハウス
旅の思い出に、世界に一つの作品づくりを「箱根クラフトハウス」
強羅公園内にある「箱根クラフトハウス」は、“オモイヲカタチニ Little Happiness”をテーマにした施設で、ガラス工芸や陶芸を楽しめます。体験メニューは、サンドブラスト、切子、吹きガラス、陶芸手びねり、とんぼ玉、ヴィンテージビーズなどさまざま。家族や友人、カップルで一緒に体験すれば、忘れられない旅の思い出になるでしょう。メニューによって作業時間や参加できる年齢、作品をその場で持ち帰れるかが異なるため、事前にチェックしておくのがおすすめです。作品づくりと併せて、箱根強羅公園のカフェやガーデンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
箱根強羅公園
1914年に開園した歴史あるフランス式整型公園「箱根強羅公園」
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公園
箱根の山々に囲まれた強羅のシンボル「箱根強羅公園」。造園の第一人者である一色七五郎によって設計された公園で、噴水を中心とした左右対称のつくりが特徴です。傾斜面に広がる園内では、春は桜やつつじなどの花々、夏は大文字焼きや花火、秋はジュウガツザクラやモミジ、冬はポインセチアのクリスマスツリーと雪など、四季折々の景観を楽しめます。熱帯植物園やローズガーデン、クラフトハウス、茶室もあり、園内でさまざまな体験ができるのも魅力です。
九頭龍神社
芦ノ湖の龍神伝説を起源とする縁結びや金運のパワースポット「九頭龍神社」
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神社仏閣
芦ノ湖のほとりに建つ、龍神信仰の聖地「九頭龍神社」。かつて芦ノ湖に棲み人々を苦しめていた毒龍を、箱根大神の霊力を授かった万巻上人が調伏し、芦ノ湖の守護神として神社にお祀りされたのが起源とされます。本宮では毎月13日に月次祭が行なわれ、多くの人が参拝に訪れます。箱根神社と並ぶ箱根随一のパワースポットでもあり、金運守護や商売繁盛、縁結びの御神徳が高く、篤く崇敬されています。本宮へは徒歩か船でしか行けないため、ゆっくりと回る時間がなければ、箱根神社の境内にある九頭龍神社新宮への参拝もおすすめ。芦ノ湖畔と箱根の森の景色と一緒に、歴史ある神社を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※現在疫病禍中につき、13日九頭龍神社本宮月次祭への一般参列は休止し、祭典は神職のみで奉仕しています。
岡田美術館
箱根最大級の美術館と敷地内に広がる庭園で文化と自然を感じる「岡田美術館」
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美術館・博物館
全5階、約5,000平方mの展示面積を誇る「岡田美術館」。日本と東洋の美術品を中心に、古代から現代に至るまでの約450点を展示しています。美術館正面にある100%源泉かけ流しの足湯カフェでは、福井江太郎作の縦12m、横30mに及ぶ大壁画「風・刻(かぜ・とき)」(風神雷神図)を心ゆくまで鑑賞できます。美術館を楽しんだあとは、広大な庭園を散策するのもおすすめです。庭園入り口にある昭和初期の日本家屋を改装した飲食施設「開化亭」で自然に包まれておいしいものを食べれば、心身ともにゆったりとした時間を過ごせるでしょう。
箱根海賊船
意匠を凝らした観光船で豪華なクルーズ気分を味わう「箱根海賊船」
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乗り物
芦ノ湖の箱根町港、元箱根港、桃源台港を巡る観光船「箱根海賊船」。3隻ある船はそれぞれ内外装に特徴があり、そのコンセプトをより深く感じられる優雅な特別船室は必見です。船内にはエレベーターや多目的トイレも完備されているため、子どもからご高齢の方まで安心して楽しめます。湖上からは箱根の自然が一望でき、箱根神社の水中鳥居を遠く眺めることもできます。船内での記念撮影と一緒に、流れる景色を写真におさめてはいかがでしょうか。
箱根 駒ヶ岳ロープウェー
駒ヶ岳から芦ノ湖畔まで1,783mの絶景を楽しむ「箱根 駒ヶ岳ロープウェー」
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乗り物
駒ヶ岳の山頂と芦ノ湖畔の箱根園までの全長1,783mを結ぶ「箱根 駒ヶ岳ロープウェー」。約590mもある高低差を約7分かけてゆっくりと進んでいくため、刻一刻と変わる絶景を車窓からのんびりと楽しめます。撮りたい写真が撮れるように、ロープウェーで上るときに写真に残したい景色を決めておき、下るときにシャッターチャンスを逃さないように撮影するのがおすすめです。ロープウェーも楽しみながら、駒ヶ岳山頂にある展望台や箱根元宮、相模湾展望広場、芦ノ湖畔にある箱根園水族館や龍宮殿など、周辺の観光スポットにもお立ち寄りください。
恩賜箱根公園
富士山や芦ノ湖の眺望とともに離宮の歴史を感じる「恩賜箱根公園」
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公園
「恩賜(おんし)箱根公園」は、皇族や外国からの賓客のためにつくられた、箱根離宮の跡地で、国登録記念物に指定されています。かつて離宮が置かれた場所だけに、その眺望は抜群で、富士山や芦ノ湖、箱根外輪山などを一望できます。敷地内に建つ湖畔展望館では、離宮建設の資料が展示されているほか、茶処「緑賜庵」(りょくしあん)で抹茶やコーヒーをいただくことも。手入れの行き届いた美しい日本庭園では四季折々の花と景色を楽しめるため、季節ごとに訪れるのもおすすめです。
箱根園水族館
海抜723mに位置する水族館で非日常的な体験ができる「箱根園水族館」
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動物園・水族館
「箱根園水族館」は日本で最も標高の高い海抜723mに位置する、海水の大水槽を持つ水族館です(※2021年11月現在)。海から遥かはなれた山中で見る水族館は、より一層非日常的な空間となっており、ひときわ印象に残るものとなるでしょう。高さ7mの大水槽は自然の光を取り込むオープンエアのつくりで、開放的な空間で泳ぐ魚たちを間近に見られます。ダイバーが魚に餌をやる大水槽の海中ショーや、アザラシ広場でのアザラシショー、コツメカワウソと握手など、ふれあいを楽しめるイベントも魅力です。
cu―mo 箱根
早雲山からのロケーションと足湯で癒しのひとときを「cu―mo 箱根」
早雲山の山頂、標高約757mに位置するくつろぎの場「cu―mo 箱根」。遠く広がるロケーションと、強羅温泉を利用した足湯、オリジナル商品などを多数そろえたセレクトショップなどを楽しめます。テラスゾーンでは、天候次第で相模湾まで見通せたり、雲海が現れたりと、日によってさまざまな景色が見られます。雲をイメージしたオリジナルスイーツ、高さ4,485mmの細長いポストなど、ここにしかないスポットも魅力的。ここのポストに入れた手紙には大涌谷の風景印が押されるため、誰かへの特別な手紙を書いてみてはいかがでしょうか。
玉簾の瀧
流れ落ちる水に魅了される箱根湯本温泉のパワースポット「玉簾の瀧」
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自然
「玉簾の瀧(たまだれのたき)」は箱根湯本温泉・天成園の庭園にある瀧です。幅は約11m、高さは約8mにおよび、流れ落ちる水が玉簾(たますだれ)のような美しさから、その名で呼ばれています。その水音も美しく、瀧の特徴の一つとなっているため、訪れたらぜひ耳を澄ませてみてください。同じ庭園内には縁結びの神が祀られている玉簾神社や、庭園を臨みながらお茶を楽しめる茶屋・たまだれ庵もあります。パワースポットでもある瀧の息吹を感じながら、自然とお茶に癒されてみてはいかがでしょうか。
箱根旧街道杉並木
歴史ある杉並木を散策して自然のエネルギーを感じる「箱根旧街道杉並木」
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遺跡・史跡
江戸時代、東海道最大の難所といわれた箱根旧街道の芦ノ湖畔に、約500m続く歴史的な並木道「箱根旧街道杉並木」。杉は江戸時代に徳川幕府の命により、街道整備の一環として植えられたもので、街道の並木では一般的に松が用いられる中、箱根の芦ノ湖畔周辺にのみ見られる、箱根ならではの街道景観です。樹齢約400年近い杉は、長い歴史のうちに伐採などの理由で減少し、現在は芦ノ湖畔の元箱根から箱根峠まで断続的に約400本残っているだけです。その中で、杉に囲まれたこの遊歩道区間は、静かで澄んだ空気とともに歴史を感じさせ、散策すれば日常を忘れてリフレッシュできるでしょう。
箱根ラリック美術館
ジュエリーとガラス工芸に包まれて穏やかな休日を楽しむ「箱根ラリック美術館」
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美術館・博物館
フランスの工芸家、ルネ・ラリックの作品と、彼が愛した自然を楽しめる「箱根ラリック美術館」。フランスで生まれたルネ・ラリックは、ジュエリー作家として1900年のパリ万博においてグランプリを獲得し、その後ガラス工芸家に転身、数々の作品を世に残しています。「箱根ラリック美術館」では、彼の1,500点のコレクションから厳選した約230点を常設展示しています。レストランに併設されたオリエント急行のサロンカーの内装も、ラリックが手がけたもの。サロンカーでティータイムを過ごせば、心穏やかな時間を過ごせるでしょう。
成川美術館
4,000点を超える現代日本画の名作にひたる「成川美術館」
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美術館・博物館
「成川美術館」は現代の日本画家の作品を中心に展示する、芦ノ湖のほとりに建つ美術館です。4,000点におよぶ所蔵は今もなお増え続けており、現代日本画を鑑賞できる環境を整えるだけでなく、日本画の未来を切り開くことを使命としています。展望ラウンジには長さ50mにおよぶガラス張りの窓があり、そこから望む芦ノ湖の絶景も美術館の魅力の一つ。名画と絶景に心満たされたあとは、ミュージアム・カフェで箱根のホテルや旅館が創作した期間限定のスイーツを楽しむのもおすすめです。
箱根ジオミュージアム
現在も息づく箱根火山の魅力に出会える「箱根ジオミュージアム」
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美術館・博物館
火山がつくりだす独特の地形が圧巻の大涌谷(おおわくだに)にある「箱根ジオミュージアム」。インフォメーションゾーンでは、火山ガスなどの防災情報等が紹介されています。GEOホールでは、箱根火山や箱根温泉などの仕組みをコラムや模型などでわかりやすく解説しているため、子どもも大人も自然の魅力をたっぷり味わえるでしょう。箱根火山の岩石にもさわれます。「箱根ジオミュージアム」で知識にふれたら、かつて地獄谷とも呼ばれた「大涌谷」へ。現在も息づく火山の力を体感してみてください。
いかがでしたか?箱根は温泉や景観以外にもさまざまな楽しみ方ができるスポットです。首都圏からも近くアクセスも良いので何度でも訪問したくなる箱根。観光で訪れた際は、ぜひご紹介したスポットへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
※最新の基本情報は公式サイトをご確認下さい。
※2021年11月1日時点の情報です。