ザ・ペニンシュラ香港 特集

今や世界中で愛される「ペニンシュラホテル」の発祥が香港です。九龍島側の尖沙咀、ビクトリアハーバーが見渡せる絶好のロケーションに建ち、開業当初からあるコロニアル建築の本館は香港のランドマークとして今でもその存在感を放っています。
ザ・ペニンシュラ香港は1928年12月11日に当時の実業家であったエリス・カドゥーリー氏によって開業しました。その後、太平洋戦争による混乱を経ても高いホスピタリティを保ち、香港のみならずアジアを代表する高級ホテルとしての地位を確立していきます。70年代には世界ではじめて、ロールスロイスを取り入れての送迎サービスを開始。1994年にはヘリポートもできたためヘリを利用しての来客にも対応できるようになりました。
2013年には全客室を改装し、古き良き時代のエレガントな空間を演出しつつも、機能的に滞在ができるように最先端テクノロジーを導入。時代の流れをうまく汲み取りつつ、いかなる時も最高のサービスを提供し続けてきました。

ザ・ペニンシュラ香港のメインエントランスから館内に入ると目に飛び込んでくるのが白をベースにしたアールデコ調の優雅なロビーです。繊細な幾何学模様のデザインを取り入れた空間は、宮殿のように豪華でありつつも、上品で落ち着いた雰囲気を醸し出します。
ロビーに一歩足を踏み入れれば、ザ・ペニンシュラ香港での滞在のはじまりに心躍ること間違いなしです。

創業当初からある本館にペニンシュラタワーが加わり、全300室の客室を誇るザ・ペニンシュラ香港。客室の内装は西洋と東洋が合わさった「香港」を表すようなデザイン。上質なリネンはイタリアのブランド、「クアグリオッティ社」を利用。客室内のエアコンやライトの調整は壁に設置してあるLEDタッチスクリーンパネルから操作できて分かりやすく、レストランやスパの予約が可能なタッチパネルやコーヒーマシーン、Wi-Fiも設置。古き良き時代のエレガントさを残しつつ、最新の設備を整えることで快適な滞在を約束します。
ヴィクトリア湾の夜景をお部屋から眺めたいという場合はぜひペニンシュラタワーのハーバービューの予約を。　

その名の通り、ロビーにあるこのレストランでは香港でも屈指の人気を誇る伝統的なアフタヌーンティーと、生演奏が楽しめます。3段重ねのティースタンドや香り高い紅茶が入っているティーポットは全てティファニーのものです。秘伝のスコーンは50年前から変わらぬレシピでつくられており、まさに絶品です。　

本格的な広東料理が味わえる「スプリングムーン」ではシーフードを使った点心や、秘蔵レシピである本レストラン発祥のXO醤が人気です。職人が丹精込めてつくる料理にはバラエティー豊かな中国茶が合い、ゴージャスな空間で飲茶を楽しめることでも有名です。

専用のエレベーターに乗り、28階まで登ると洗練された空間が広がります。ガラス張りの店内から香港島と九龍の美しい眺めを望めることで人気のレストラン「フェリックス」では、美味しいお食事とともにワインやシャンパンを頂けます。夜のバータイムにもぜひ訪れたい場所のひとつです。

1953年に香港ではじめてオープンしたフランス料理レストラン「カディズ」。レストラン名は戦後にホテルを改装した際の総支配人レオ・カディ氏が由来だそうです。歴代の総支配人の名前をレストラン名にするのはペニンシュラ・ホテルズグループではよくあることで、伝統を大切に、先人たちの想いを受け継いでいることが感じられます。豪華なシャンデリアの下で本格的なフレンチを堪能しながら、ディナータイムには生演奏もあるため、特別な体験ができること間違いなしです。　

8階にある屋内温水スイミングプール。夜になるとプールの水面がライトアップされ、きらめく夜景のように感じられる特別な空間をお楽しみいただけます。屋外の専用バルコニーからは香港島やビクトリアハーバーを渡る船を眺めながら優雅なひとときをお過ごしいただけます。

ホテルの地下には、高級ブランド店やショップが立ち並び、ゆったりとお買い物をお楽しみいただけます。ペニンシュラブランドのチョコレートやテディベアもアーケード内の「ザ・ペニンシュラ　ブティック」で購入できます。