カップル旅行におすすめ！大切な人との思い出をつくる全国の観光スポット15選

「弘前公園」は青森県弘前市の中心に位置する、約49万2,000平方メートルにもおよぶ広大な敷地面積を有する公園です。園内には、広場や東屋、植物園、博物館などがあり、一日ではまわりきれないほど。公園は弘前藩を治めていた津軽家代々の居城である弘前城が基となっており、天守、丑寅櫓、辰巳櫓、未申櫓ほか5つの城門は国指定の重要文化財となっています。園内には約2,600本もの桜が植えられ、樹齢100年を越すソメイヨシノやシダレザクラなどを楽しめます。春には期間限定で弘前城西濠のボート乗り場が営業し、ボートから左右を満開の桜に囲まれながら楽しむこともできます。また、公園では季節ごとにイベントも開催されており、春は弘前さくらまつり、秋は菊と紅葉まつり、冬は雪燈籠まつりを楽しめます。

宮城県大崎市にある「三本木ひまわりの丘」は、毎年夏に開催される、ひまわりまつりで有名な観光スポットです。祭りの開催期間中は、青空のもとで咲き誇る美しいひまわりを約42万本という圧巻のスケールで楽しめます。6ヘクタールもの広大な丘一面に広がる黄色い絨毯は、幻想的ともいえる光景です。ひまわりはこの地域の特産品にもなっており、ひまわりを使ったアイスクリームやお菓子など、他にはない珍しい商品も。なお、名称は「ひまわりの丘」ですが、春に開催される菜の花まつりも魅力の一つ。春と夏を彩る満開の花々を見に、ぜひ足を運んでみてください。

栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」は、国内外を問わず多くの来園者が訪れる人気の観光スポット。園内には季節ごとにさまざまな花が咲き乱れ、見る人の心を魅了します。園を代表する花である藤は、日本古来の花木といわれており、4月中旬から5月中旬にかけて、うす紅、紫、白、黄色の順に開花します。藤の開花に合わせて行なわれるイベント「ふじのはな物語」では、栃木県天然記念物に指定されている大藤4本と80mの白藤のトンネルを含めた、350本以上もの藤の花と5,000本以上のツツジは圧巻。さらに夜間には幻想的なライトアップも開催されます。冬季に行なわれるイルミネーションは、日本夜景遺産「日本三大イルミネーション」に認定されるほど。訪れれば、花の季節とはまた違った雰囲気で園内を散策できるでしょう。

「ロックハート城」は1988年にスコットランドから日本に移設され、1993年に復元された本物の古城です。10万平方メートルの広大な敷地には中世ヨーロッパの世界が広がっており、まるで海外旅行にでも来たような雰囲気を味わえるでしょう。また、そのロケーションの良さからドラマのロケ地にもなっているため、撮影地を一目見ようと多くの人が訪れています。なお、城の内部は観覧も可能です。また、女性にも男性にもうれしいプリンセスドレス体験も。女性用350着、男性用50着、子ども用100着の計500着の衣装から好きなものを選んで記念撮影ができます。撮った写真は、撮影後すぐにデータやプリントで持ち帰れるのもうれしいポイントです。

「御殿場プレミアム・アウトレット」は富士山をのぞむ国内最大のアウトレットショッピングモールです（※2021年8月現在）。約41万平方メートルもの広大な敷地には、約290店のアウトレットストアが並びます。2020年6月には新エリアである「HILL SIDE」がオープン。ラグジュアリーブランドを中心とした88店舗のショップのほか、富士山の絶景と食事を楽しめるフードエリア、カップルで楽しめるミニ遊園地もあります。さらに、ロケーションが魅力のホテル、日帰り天然温泉「木の花の湯」が併設されているのもうれしいポイント。料理や温泉、宿泊などショッピング以外の楽しみも味わえるアウトレットの枠を超えたショッピングリゾートで、二人だけの旅行を満喫しましょう。

「なばなの里」は、大温室を有するフラワーエリアが魅力の観光スポットです。約9,000平方メートルという国内最大級のベゴニアガーデンでは、ベゴニアはもちろん、スイレンやフクシアなど約1万2,000株の花々が1年を通して咲き誇ります。フラワーエリアには大温室のほかにも1万3,000坪の広さを誇る花ひろばや、約330本のしだれ梅を楽しめる梅苑など、季節によって楽しめるフォトジェニックなスポットがたくさんあります。また、地上45mから360度の眺望を楽しめるアイランド富士（展望台）も人気で、上から眺めるフラワーエリアは地上で見るのとは一味違った美しさを見せてくれることでしょう。花を満喫したあとは、食事やショッピング、日帰り温泉を楽しむこともできます。

「アドベンチャーワールド」はジャイアントパンダをはじめとする、約120種 約1,600頭の動物に出会えるテーマパークです。パークは大きく3つのエリアに分かれており、動物に出会えるサファリワールド、イルカやクジラのライブを観覧できるマリンワールド、観覧車やジェットコースターなどを楽しめるプレイゾーンがあります。パークを代表する動物であるジャイアントパンダは、全4頭。2020年11月22日には「楓浜」が誕生し、すくすく元気に成長しています。パーク内には小動物とふれあえるふれあい広場や、犬と遊べるわんわんガーデンもあり、可愛い生きものたちにたっぷりと癒されるでしょう。パンダやペンギンなど可愛い動物のパークオリジナルグッズも販売されています。

「梅田スカイビル 空中庭園展望台」は、世界の建築トップ20に選出された梅田スカイビルの最上階にある展望台です。展望台から見える街並みや空を“庭”のように感じてもらうため、空中庭園の名がつけられています。悠然と流れる淀川や明石海峡大橋へ沈む夕日、高層ビルが立ち並ぶ都市の夜景などを、360度の眺望で一年中楽しめます。39階にあるギャラリーショップでは梅田スカイビルのオリジナルグッズや、カップルに人気のハート形の南京錠「ハートロック」を購入できます。ハートロックは一度かけると外せないつくりになっており、日付や名前を刻印できるので、大切な人との思い出や「推し活」として購入してみてはいかがでしょうか。

「兵庫県立公園あわじ花さじき」は淡路島北部の標高235mから298mの丘陵地域にある花の名所です。“花さじき”という名前には、遠くまで広がった花の絨毯を楽しめる素晴らしい見物席という意味合いが込められています。また、花と一緒に明石海峡や大阪湾の眺望を楽しむこともできます。花畑は甲子園球場の約4倍という広さで、春は菜の花やリナリア、夏はクレオメやひまわり、秋はサルビアやコスモス、冬にはパンジーやストックが咲き誇ります。開花スケジュールや現在の開花情報は公式サイトで確認できるので、事前にチェックするのがおすすめです。園内をゆっくりと散策してお気に入りの場所を見つけたら、癒しと安らぎのひとときを楽しんでください。

「エンジェルロード」は、香川県小豆島近海の4つの島を結ぶ砂浜の道。一日に2回、干潮時のみ姿を現し、その神秘的な光景から多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。その印象的な光景は、映画やドラマのロケ地にも選ばれるほど。朝と夕で違う景色を楽しめるので、干潮時刻を公式サイトで調べてから訪れるようにしましょう。また、エンジェルロードを渡る手前の弁天島には「約束の丘展望台」があり、幸せの鐘を鳴らすことができます。エンジェルロードで手をつないだ二人は幸せになれるといわれているので、大切な人と一緒に砂浜の散歩道を歩いてみてはいかがでしょうか。

「桜井二見ヶ浦」は福岡県糸島市を代表する景勝地です。福岡県指定文化財である櫻井神社の社地であり、古くから神聖な場所とされてきました。神社のご神体は海岸から150mほど沖にある夫婦岩で、高さ11.8mの男岩と高さ11.2mの女岩の間には大注連縄（おおしめなわ）が渡されています。大注連縄は長さ30m、直径50cm、重さは1トン。毎年4月下旬から5月上旬の大潮の日にあわせ、法被姿の氏子たちによって縄のかけ替えが行なわれます。夏至の頃は、夫婦岩のちょうど真ん中に夕日が沈むようになる光景がロマンチックと評判です。周囲にはおしゃれなカフェやレストランが多数あり、四季を問わず観光客に人気のスポットです。

「ハウステンボス」は17世紀ヨーロッパの街並みを再現した、広大な敷地を持つ大型リゾートです。季節ごとに咲き誇る花々や、夜の街を彩るイルミネーション、本格的な音楽やショーなど、数多くのイベントやアトラクションがお客様を迎えます。敷地内には街や森や運河、無人島アトラクションに渡る船着き場まであり、一日では回り切れないほど広いので、事前に公式サイトを見て行きたい場所を決めておくとよいでしょう。ゆっくり過ごしたいなら、パーク内ホテルへの宿泊を検討してみてください。夜遅くまでイルミネーションやグルメを楽しんだらパーク内ホテルでぐっすり。翌朝、オープン前の人少ない場内を散策すれば、特別な一日の始まりです。

「百合ヶ浜（ゆりがはま）」は、鹿児島県与論島の沖合約1.5kmにある、真っ白な砂浜です。砂浜が有名な観光スポットは多くありますが、百合ヶ浜は春から夏にかけての中潮から大潮の干潮時だけ姿を現す珍しい場所です。自然現象なので、百合ヶ浜が現れる正確な日時はわかりません。公式サイトに百合ヶ浜の出現予想スケジュールが記載されているので、ぜひ旅行の参考にしてみてください。百合ヶ浜へは与論島の大金久（おおがねく）海岸から、グラスボートや水上オートバイで渡れます。幻の白い砂浜と鹿児島の美しい海がみせる絶景は、一生の思い出になるでしょう。また、百合ヶ浜で年齢の数だけ星砂を集めれば幸せになれるという伝説もあるので、ぜひ探してみてください。