小松市は別名「歌舞伎のまち」。歌舞伎十八番の内「勧進帳」の舞台として知られる「安宅の関」で歌舞伎の名場面を振り返りながら、白砂青松の風景に特別なひとときを。小松ならではのグルメや日本酒、歴史的な石文化にも触れることができます。

おすすめ観光スポット

写真提供:こまつ観光物産ネットワーク

安宅住吉神社

義経と弁慶一行が、安宅の関守・富樫に疑われながらも難を逃れたとの伝承から、全国唯一の難関突破の守護神となっている。境内には「勧進帳」の舞台として知られる史跡「安宅の関跡」や与謝野晶子の歌碑など多くの石碑が残されている。全国から多くの人が参拝に訪れている人気スポット。

写真提供:こまつ観光物産ネットワーク

日本自動車博物館

25万個の赤レンガで造られているという外観は、映画やドラマに登場しそうな雰囲気が漂っていて存在感たっぷり!展示してある車は、明治34年から昭和45年ごろまでのものがほとんどで、時代の移り変わりとその背景にある経済発展、技術やデザイン性の変遷を知ることができる。
SDG'sプログラムも豊富。

写真提供:こまつ観光物産ネットワーク

石川県立航空プラザ

平成7年に設立され、年間25万人もの人が訪れる日本海側唯一の航空博物館。入館無料にもかかわらず充実の展示内容で、大人から子供まで幅広く楽しめる。小松空港付近の立地でアクセスも良好!

九谷セラミック・ラボラトリー

小松市は九谷焼に欠かせない「花坂陶石」の産地。全国でも希少な陶石からの土作りや、花坂陶石の粉砕から陶土が完成するまでの工程等を間近で見学することができる。製土工場・ギャラリー・体験工房・レンタル工房等を兼ね備えた複合型の九谷焼工房。

加賀伝統工芸村ゆのくにの森

石川県の伝統文化を集約した創作体験型13万坪の伝統工芸のテーマパーク。村内で体験できるのは、九谷焼絵付け・ろくろ回し、金箔貼り、山中漆器の蒔絵、加賀友禅の型染め、輪島塗の沈金、オリジナルオルゴールの組立、和紙の手漉き、そば打ち体験など、多種多様に50種類以上!

石の里・滝ケ原

日本遺産認定の石の里・滝ケ原地区は藩政時代から石の採掘がさかんに行われており、集落全体が石文化にあふれている。現在、唯一稼働中の石切場構内や石切り場跡、本州では珍しいとされているアーチ形石橋群、また現地で発掘された石を使っての彫刻工芸体験を、石堀アーティストである専門ガイドが解かり易くご案内。

石の文化(滝ケ原・観音下・遊泉寺銅山)

文化11年より始まり、現在も採掘が行われる緑色凝灰岩の滝ケ原石切場。           現在は掘削こそ終わっているものの、特徴的な黄色を呈し、湿気に強くカビが生えにくい特徴が評価され、国会議事堂や甲子園ホテルなど、全国の近代建築に利用されている石を産出した観音下石切場。
小松の鉄工機械工業の発展の礎を築いた遊泉寺銅山。
地元ガイドさんを依頼すれば、石切場や遺構を案内いただけます。

GEMBA(原場)プロジェクト

「ものづくり産業集積地」小松市の地域特性を活かし、普段見ることのできない『モノヅクリの現場(GEMBA)』を知ったり、体験したり出来るような活動を行っています。
2021年11月には、日本を代表する伝統工芸から世界シェアを誇る巨大メーカーまで、多岐に渡る「見学・体験プログラム」を提供したオープンファクトリーイベント『GEMBAモノヅクリエキスポ』を開催しました。今後も定期的に開催予定です。

小松の酒蔵

小松には4つの酒蔵があります。「神泉」の東酒造、「加賀の月」加越、「春心」の西出酒造、そして現代の名工「農口尚彦氏」を擁する農口尚彦研究所です。各蔵、概ね11月~2月の仕込の時期除き蔵見学(有料)・試飲がお楽しみいただけます。また農口尚彦研究所では”杜庵”で酒事がお楽しみいただけます。大きな蔵元ではありませんので、全国各地ではお買い求めいただけない銘柄ばかりです。ぜひ小松を訪れお楽しみください。見学予約は各蔵元まで。                   

大杉江戸古民家の里「大杉谷川に佇む囲炉裏の宿」

大杉江戸古民家の里 「大杉谷川に佇む囲炉裏の宿」は小松市中心部から20kmほど離れた大杉川の源流に近い大杉町の一角に位置しています。
国登録有形文化財である「旧下里家」を改修し、2021年5月に開業しました。
建物が建築されたのは約180年前の江戸時代末期と言われており、上層農家の形式を残す木造2階建ての貴重な建物です。
宿の目の前には、穏やかな大杉谷川が流れ、
鳥のさえずりや木々のさざめきが楽しめる宿です。熊鍋に舌鼓を打ちつつ、大切な人と思い思いの時間をお過ごしください。

ハニベ巌窟院

ここは地獄か?はたまた極楽か?!石切り場跡地の全長150mの洞窟内には、これでもか、これでもかと洞内に繰り拡げられる地獄絵巻。宗派にとらわれず幅広くどなたでもご参拝いただけるでしょう。写真を趣味とする皆さんにはインパクトのある写真が取れることでしょう。

こまつの杜

JR小松駅東側に位置する「こまつの杜」は「乗りもののまち」のシンボル的存在で、世界的建設機械メーカーコマツのグローバルな人材育成の拠点。一般開放のエリアには、チリの銅鉱山で実際に稼働していた世界最大級のダンプトラック「930E」「PC4000」が展示されており、日本では小松市でしか見ることができません。また、わくわくコマツ館ではジオラマや3Dシアターを通して建設機械の歴史や原理を学べるほか、ミニショベルでボールすくい体験もできご家族連れに最適です。(所要時間約50分)

こまつ曳山交流館みよっさ

小松の重厚な蔵をイメージした館内には、豪華絢爛な曳山2基を展示。そのほか、曳山子供歌舞伎やお旅まつりに関する資料や映像を取りそろえたライブラリーコーナーや、曳山資料の展示など。
歌舞伎風メイクや三味線などの鳴り物ほか、バラエティーに富んだ体験メニューも取り揃えています。                          
おすすめ体験(要予約)
・歌舞伎風メイク(300円/40分)
・口上体験(無料/15分)
・なりきり衣装体験(300円/10分)

こまつのグルメ「塩焼きそば」

その歴史は約60年前、たった一軒のお店から始まりました。中華料理店「清ちゃん」の店主が、小松にない美味しい料理を求めて、中国各地、日本全土を旅して回ったそうです。そうして出逢った「チャーメン」という中国の炒めそば。これだ!と思った店主は、「給料はいらないから作り方を教えてほしい」と懇願して、丁稚奉公の修行をすることに。その店の店主がチャーメンを元にさらなる美味しさを追求して誕生したのが「塩焼きそば」です。 

こまつのグルメ「かに甲羅揚」

約50年前、料亭「長沖」で「冬の季節に何か変わったメニューができないか?」という客の要望から生まれたのが「かに甲羅揚」。
具を甲羅に詰めてそのまま揚げるという豪快な料理で、からっと揚げた甲羅の香ばしさと、具のジューシーさが味わえる珍味です。

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