大切につないできた想いが感じられる、歴史と伝統あふれる旅館・ホテル26選

「札幌グランドホテル」は、北海道発の本格的洋式ホテルとして1934年に開業。以来、変わらない「ホスピタリティ・ファースト」の精神で、あらゆるお客様をお迎えします。レストランでは地産地消をもとに、北海道の大自然が育む恵み豊かな食材を活かした最高の料理でおもてなし。朝食は、洋食・和食のバイキング、四季折々の庭園を眺めながら味わう和定食など、お客様のご気分に合わせてお選びいただけます。バイキングでは、シェフが目の前で焼き上げるオムレツなど実演メニューが人気です。また和ダイニングでは、四季折々の日本庭園を眺めながらゆっくりと和定食を召し上がることができます。和定食をおたのしみいただいた後は、ドリンクとホテル伝統のアップルパイなどをブッフェスタイルでおたのしみいただけます。
ここでしか味わえない「北海道朝食」をぜひご堪能ください。

石狩湾を見下ろす、平磯岬の高台に立つ「銀鱗荘」。小樽屈指の景勝地からは、どこまでも澄み渡る青い海と空、そして港町小樽の全景が見渡せます。余市の大網元である猪俣安之丞氏が、1900年（明治33年）に築造した個人邸宅が「銀鱗荘」のはじまりです。それから約120年、銀鱗荘は現存する数少ない鰊（にしん）御殿のひとつとして、また希少な宿泊できる鰊御殿として、変わらぬ雄姿で北の海に繰り広げられた栄華の歴史を今も伝えます。
夕食は和食会席またはフランス料理から選べ、どちらも食の宝庫・北海道の魅力を贅沢に愉しんでいただけます。
また、こんこんと湧き出でる豊かな自家源泉「平磯温泉」は、露天風呂や大浴場だけではなく、本館特別和室と新館のすべての客室にしつらえています。誰にも邪魔をされず、お好きな時にゆったりと贅沢な入浴を存分にお愉しみください。

宿の名にもある「家」の文字。滝乃家は、まさに「家」のように寛げる癒しとおもてなしの宿です。
滝乃家のお風呂では是非、木々に囲まれた地階の大浴場「地緑の湯」の露天風呂で一息、その後、最上階「雲井の湯」で樹林の眺めと風を感じる展望をご堪能ください。泉質はピリピリせず、トロっとしながらサラっとして芯から温まります。
源泉かけ流し露天風呂付和洋室には、お部屋の中に扉で仕切られたダイニングスペースがあります。お部屋食のプランのお食事はダイニングでいただけるので、朝もゆっくり寝ていられる贅沢を堪能できます。仲居さんは第二の専用扉からダイニングに出入りされるのも素敵な気遣いです。
大切な日に、大切な人と、特別な時間を過ごす「家」を訪れてみませんか。

「深山荘高見屋」は1716年（享保元年）から蔵王温泉の地で始まり、現在に至るまで300余年の月日を掛けた老舗旅館です。客室すべての趣が異なり、訪れるたびに新鮮さと感動が満ち溢れます。蔵王温泉の開湯は約1900年前、山形では最古の温泉です。高見屋では自家源泉を3つ保有し、創業より滾々と湧き続ける自家源泉を9つの浴槽に混じりけなく掛け流しています。どうぞ贅沢な湯浴みをご堪能ください。
山形の食材を多く使い、伝統的な調理法で作る和食会席もお楽しみいただけます。

言わずと知れた名湯、草津温泉の名所「湯畑」から徒歩約1分の老舗和風旅館「奈良屋」の創業は明治10年。草津最古の湯「白旗源泉」を守る湯守がいる湯宿です。日本の伝統文化のひとつに「湯守」という職人がいます。その歴史は古く、江戸時代に温泉（源泉）の管理人として土地の領主から湯守の地位が与えられたことに始まります。奈良屋の湯は、そんな伝統文化を今にいたるまで受け継がれています。全館畳敷きの館内も日本の風情が感じられ、ほっと一息つけるような癒しとぬくもりに溢れています。

豊かな自然資源に裏打ちされた独自の文化が息づく街、秩父。大正・昭和を感じさせるレトロな街並みに溶け込むように「NIPPONIA 秩父 門前町」はございます。元薬局を改装した築100年「MARUJU棟」と、元煙草店と元履物店を改装した登録有形文化財「KOIKE・MIYATANI棟」の2棟に分かれており、蔵そのものをリノベーションしたお部屋や大正ロマンあふれるお部屋など、貴重な建物の魅力を最大限に活かした居心地のよい空間で贅沢なひと時をお過ごしください。お料理は地元の食材を厳選した本格ディナーをご用意しています。時間にとらわれることのない贅沢なひと時をお過ごしください。

帝国ホテルは1890年（明治23年）世界各国からの賓客をお迎えすべく我が国で初めての本格的ホテルとして誕生して以来、日本を代表する超一流ホテルとして130年の歴史があります。今では広く知られている「バイキング」という食事スタイルは帝国ホテルがルーツと言われています。
皇居、日比谷公園に隣接する静かな環境、銀座・丸の内・汐留まで徒歩数分の最高の立地で、帝国ホテルの歴史とともに大都会東京の今を感じることができます。誕生日や記念日、ご家族での食事会など人生の節目に選ばれてきました。定評ある本場の味をお楽しみいただけるレストラン・バーの数々や時代を超えて受け継がれてきた「おもてなし」を体感してください。

明治11年（1878年）日本初の本格的リゾートホテルとして箱根・宮ノ下に誕生しました。次の100年もこの地にあり続けるために、2018年より約2年に及ぶ大規模な耐震改修工事が行われ2020年にリニューアルオープンしました。富士屋ホテルでは、国際連合が提唱するSDGs（持続可能な開発目標）の達成に向けて、環境への取り組みも積極的に行われています。
本館ロビーに入るとクラシック映画のような空間が広がり、非日常の滞在への期待感が膨らみます。客室はリニューアルによって、ノスタルジックな趣を残しながらも、快適性を追求した趣の異なる4つの宿泊棟に生まれ変わりました。お食事はフランス料理・日本料理・洋食の3つのレストランがあり、ここでしか味わえない「記憶に残る料理」をお愉しみいただけます。創業当時のレシピを受け継ぐ洗練フレンチは富士屋ホテルの象徴です。

1662年（寛文2年）創業し、江戸の世から愛され続ける老舗旅館。
客室は、温泉露天風呂付きの離れタイプや4人までご利用いただけるお部屋もあるため、ご夫婦、カップル、家族旅行にもおすすめです。館内には5つの貸切露天風呂があり、効能豊かな自慢の温泉を100％源泉かけ流しでお愉しみいただけます。人目を気にせずお寛ぎください。
また、箱根芦ノ湖から約5kmと比較的近く、標高870ｍの山に囲まれており夏の避暑地としてもおすすめです。
歴史ある温泉旅館で癒しのひとときをお過ごしください。

江戸の末期、越中八尾からこの地に参った三五郎がこの地で旅館を始め8代続く歴史ある旅館です。屋号は初代の出身地である八尾の「八」と名前の「三」をとって八ツ三（やつさん）として宿屋を創業しました。国登録有形文化財の建物はその時代の趣様々に建てられた木造建築が歴史を感じさせます。館内は「観月楼」「招月楼」「光月楼」と迷路のように入り組んでおり、時代を色濃く残した客室は飛騨の匠の伝統の技が光ります。間取りやテーマごとの内装が異なるためお気に入りの客室が見つかるかもしれません。お食事は全国的にもブランド牛となった飛騨牛や　飛騨の清らかな水で育てられた飛騨とらふぐなど地の素材が堪能でき、夕食・朝食ともに個室のお食事処で、ゆったりとお召し上がりいただけます。6歳未満のお子様のご宿泊ができないお宿のため、ご夫婦、ご家族、仲間と大人だけの贅沢旅にぴったりです。

長良川の景色を一望できる一棟貸しの宿「十八楼離れ 宿いとう」。政界の要人や文豪も招いた歴史ある旧「いとう旅館」を、当時の木造建築の魅力生かした空間はそのままに、古き良き時代の面影を残しつつ岐阜県産の木をふんだんに使用してリノベーション。上質で最新の設備も整っています。宿いとうでは、ご夕食の用意がありませんが、各客室にはシステムキッチンが備えられ、地元の食材を購入してご自身で料理をすることが出来ます。また宿周辺には郷土料理がいただけ、町家の雰囲気を生かしたレストランが点在しております。ぜひ、町歩きとともに地元の名店でのお食事をお楽しみください。また、宿から徒歩約5分の場所に位置する十八楼本館にて、長良川温泉の湯処をご利用いただけます。一日一組限定のふたつの宿「鶯」と「燕」で、特別な滞在時間をお過ごしください。

5万坪にも及ぶ、広大な敷地のそこにあった自然美を重んじ、樹齢数百年とされる杉や檜の木立を縫うように建物や庭が造られた湯之島館。重層した入母屋屋根と黒漆喰の壁が重厚な趣を醸し出す玄関棟、ガラスの格子窓が連なる廊下、そして木造三階建の宿泊棟を擁する本館は、国の登録有形文化財です。文化財に泊まれる宿は全国でも貴重です。
温泉は、大浴場、展望露天大浴場はもちろんのこと、お部屋のお風呂、シャワーに至るまで、いつでもどこでもどのようなスタイルでも、下呂の名湯を源泉そのままご堪能いただけます。

「蒲郡クラシックホテル」は、渥美半島、知多半島に抱かれた三河湾国定公園の中心に聳える小高い丘の上に位置し、目の前には国の天然記念物の竹島をはじめ、緑の島々の点在する穏やかな三河湾の海を一望することができます。華麗な城郭風建築の外観に加え、クラシカルで知的なアールデコ様式の内装、調度品を今に受け継いでいます。また文化財や産業遺産の認定を受けているなどの条件を満たした9ホテルで結成された「日本クラシックホテルの会」の１つであり、戦前の建築や装飾様式は高く評価されています。個性豊かな3つのレストランでは三河湾の海の幸や採れたての地元野菜を丁寧に調理したお料理をお楽しみいただけます。古く歴史上の人物にも愛された客室やそこから眺める景色、極上の料理、洗練されたおもてなしでお客様をお迎えいたします。

一日５組限定の宿「はづ合掌」。150年ほど前の越中八尾の合掌造りの庄屋の屋敷を移築しています。周囲は岩肌の見事な山々や茶畑。あとは数軒の農家があるだけののどかな集落にあり不思議で心やすらぐ風景が広がります。
渓谷にそった千坪の敷地には二棟の合掌造り、庭園、露天風呂、散策道があります。また、館内の木の温もりあふれる空間は日常の忙しさを忘れ、ふるさとに帰ったように寛げます。名物の露天風呂は渓谷に張り出した岩盤上にあり、目の前に広がる槙原渓谷を見晴らしながら大自然での湯浴みを愉しめます。

二千年を遡る昔から、伊勢志摩は神に選ばれし特別な場所でした。海と森が織りなす、複雑で繊細な風景。英虞湾に沈む夕陽を眺めながら、この地に流れる「志摩時間」をゆっくりとお過ごしください。お食事は、ホテルが長年培ってきた、ここでしか味わうことのできない、滋味深い海の幸をご堪能ください。
また、1951年の開業以来、数多くの著名人が訪れた、歴史の足跡にも触れることができます。最近では、2016年開催された「G７伊勢志摩サミット」の舞台となり世界の注目を集めました。ホテルでは館内見学ツアーを毎日実施。ホテルの歴史や館内の見どころなどをホテルスタッフがご案内しています。

大切に守られてきた大きな森に囲まれた「環翠楼」。約6千坪の広大な敷地にわずか9室の離れ。寛ぎの温泉付客室から国登録有形文化財の客室など、個性違う客室をご用意しています。明治・大正・昭和の木造建築で古き良き風情を残しながらリノベーションを行い、どこか懐かしくも新しい設えとなっています。温泉付き客室では開湯よりおよそ700年という村杉温泉が愉しめます。お料理は新潟・阿賀野を楽しむ月替わりの会席料理。地元産の野菜と山海の幸をふんだんに盛り込んだ、料理長こだわりのお料理をご用意いたします。夕食・朝食ともにお部屋にてご用意いたします。誰にも気兼ねのない、あなただけの時間をお楽しみください。また各サービスもお部屋にご用意し、完全プライベート空間で、日常を離れゆったりとした時間をお過ごしいただけます。

加賀百万石のおもかげを残す料亭「金城樓」。伝統と格式を頑固なまでに守り続け、建物庭園、調度品、汁器の一つ一つに至るまで刻まれた歴史が、訪れた方々を魅了します。料理、おもてなし、しつらえ、すべてが「金城樓」という空間の中に金沢の文化が込められているといわれている様に、伝統を守り続けている料亭です。客室は全6室の贅沢なゆとりある空間で大人の旅にぴったりのお宿です。お食事は地元の旬の食材を活かした伝統的な加賀料理を代々継承した器類や美術品を使用し、目にも美しいお食事を堪能できます。質の高いアメニティにもこだわっており、金沢で最も長い歴史を誇る酒蔵「福光屋」の米発酵技術から生まれた高保湿の自然派化粧品や加賀野菜を使用した手作り石鹼など、滞在中の満足度が高まります。

創業は大正の初め、にぎやかに店が建ち並ぶ三条界隈で、ひときわ目を引く純和風の造りの「炭屋旅館」。お部屋は茶人好みの数奇屋造り。大人の雰囲気をまとった純和風旅館で京都のおもてなしを体験。お食事は伝統ある調理法で素材そのものの味を生かした京料理。伏見の銘酒もよく進みます。また、ご宿泊のお客様限定で毎月7日と17日の夜、夕食後に趣のある茶室にて抹茶をいただくことができます。毎月趣向を凝らしたお茶事を開催しており、ここでもまた四季折々の京を感じることができます。落ち着いた大人の京都旅へお出かけください。

文政元（1818）年の創業以来、日本文化と「来者如帰（らいしゃにょき）」（我が家に帰ったように寛いで頂きますように）のおもてなしの心を大切にし各界の著名人に愛され定宿とされてきた旅館です。お祭や行事にちなんだ品などと共に一品ごとに旬の食材や器にもこだわった京会席料理を味わえます。自然との関わりを大切にした京の町の時間や和の空間をお楽しみいただけます。四条河原町や新京極通の繁華街や祇園などの観光地にも近く、便利な立地でありながら京都の中心部であることを忘れるような閑静な佇まいです。歴史と伝統を大切にした京の宿は一度は泊まりたい名旅館です。

東本願寺のそばで創業し180年余り。いつの時代もさりげなく心地よいことを大切に、お客様をお迎えしてきました。伝統や本物が息づく京の日常を、気負わず楽しめる隠れ家のような宿。建物は伝統的な京町屋。創業当時から修理や改修を重ねておりますが、非常にたくさんの伝統的な建築物の要素を垣間見ることができ、全8室のお部屋は一室一室、趣の異なるお部屋となっています。お食事は二十四節気をもとにした懐石コース料理。食材を育む風土、旬の風味、取り合わせの風景を重んじ二十四節気の節気ごとに献立を変えた料理をお届けしています。京の日常にある安らぎをご堪能ください。

京都のまちの中に暮らすように滞在する町家旅館「藏や　清水五条」
当時の町家の面影はそのままに大規模改修をした建物は、居間、ベッドルーム、水回りが快適にリノベーションされています。町家とは、店舗併設の都市型住宅と言われ一般的には職と住が同じ建物で行われる商人が住む住宅であった歴史があります。居間・和室・床の間・寝室・坪庭などを生かした京町家本来の構造から歴史と伝統、技術美、そして現代の利便性・快適性を兼ね備えた空間設計を体感できます。1日1組限定の1棟貸しのお宿なので、ご家族や仲間と気兼ねなく過ごせます。京都の歴史や文化をより深く感じられる滞在となるはずです。

創業1909年（明治42年）当時は関西の迎賓館と云われ、国賓・皇族の宿泊する迎賓館に準ずる施設となっていた奈良ホテル。 本館の建築には、東京駅や日本銀行本店などを手掛けた建築家 辰野金吾氏が担当し, 雅な大和の街並みとの親和性も高く、瓦葺き建築で、内装は桃山風の豪奢・華麗な意匠で、重厚感溢れ、和洋折衷の美しい佇まいは今も変わらず魅力的です。歴史とモダンが調和し、随所に贅沢を感じられる館内の調度品としつらえは見事です。メインダイニングルーム「三笠」では伝統のフレンチが堪能でき、優雅なホテルステイを楽しめます。奈良公園に隣接しているので、静かに朝の散歩もおすすめです。

明治維新の志士たちが集ったとされる松田屋ホテル。その歴史は1675年創業時から、坂本龍馬、高杉晋作ら明治維新の偉業を成し遂げた志士たちの記録が文化財として残されています。館内１階の明治維新資料室では彼らに思いを馳せることができる貴重な資料を見ることができます。客室の名前にも歴史上の人物やゆかりのある名前が付いているほどで、「高杉」の客室には一人旅の歴史ファンが宿泊することもあるようです。お食事は海に囲まれた山口の新鮮な魚介を愉しむことができ、温泉とともに歴史を感じながら滞在することが目的のお宿です。

世界遺産 宮島にある厳島神社まで徒歩約3分にある「みやじまの宿　岩惣」は江戸末期より160年以上の歴史があります。新緑や紅葉の名所「国立公園紅葉谷公園」内に位置し、歴史を感じる佇まいと夕暮れから朝の静けさは宿泊した方が感じることのできる贅沢なひとときです。厳島神社は昼と夜、満潮と干潮など時間によって異なる姿を見せるため、厳島神社や宮島思う存分に楽しみたいという方におすすめの宿です。お食事は広島名物、牡蠣や穴子を使用した懐石料理をはじめ、山の幸、海の幸が堪能できます。
昔から｢神の島｣として崇められてきた宮島は、美しい瀬戸内海に浮かぶ歴史と浪漫の島です。宮島では希少な若宮温泉に浸かりながら、運が良ければ愛らしい鹿にも出会えるかもしれません。

俳句発祥の地と言われる愛媛県。「ふなや」には正岡子規や夏目漱石、与謝野晶子など、日本文学を代表する多くの俳人や文化人がその足跡を残しています。客室には自然と季節感を重視した俳人の生き方を表現した山海空の「青」をテーマ色に俳句ラウンジスイートもあるほどです。自然の川が流れる館内の約1,500坪の広大な自然庭園には約200種類の植物があり、四季折々の姿をお楽しみいただけます。春から秋にかけては川べりでお食事を愉しむこともできます。文化的な伝統を残しながらも、道後温泉駅から徒歩約3分というアクセスの良さは一人旅にも人気があります。

大和屋本店は慶応4年（明治元年）創業、令和元年に150周年を迎えた歴史ある老舗旅館です。温泉には道後温泉のシンボル的な存在である道後温泉本館と同じ引き湯を使用しており、アルカリ性単純温泉の柔らかな泉質です。お食事は瀬戸内の旬の食材を使った日本料理・フランス料理・中国料理がひとつのコースで楽しめる和洋中競演料理が特徴です。
また、能舞台「千寿殿」がある旅館としても知られ、定期的に公演を開催しています。舞台上で能の楽器演奏も体験できる「体験講座」も随時開催しており、日本の伝統文化にふれることができるのも魅力のひとつです。道後温泉駅からも徒歩約5分とアクセスも良く温泉街の散策にも便利です。