カップル旅行で関西ならココ！おすすめのスポット15ヵ所を厳選してご紹介

地上300mの超高層ビルで、大阪の新しいランドマークとして建てられた「あべのハルカス」。あべのハルカス近鉄本店やあべのハルカス美術館、大阪マリオット都ホテルが入り、さまざまな楽しみ方ができる複合施設です。なかでも58階から60階にある「ハルカス300（展望台）」は、天候次第で京都や淡路島、関西国際空港までも一望できる人気スポット。フロアごとに表情は異なり、庭園やカフェ、お土産ショップもあります。360度ガラス張りの60階は解放感バツグンです。夜になると、大阪のきらびやかな絶景を望むことができ、一日のロマンティックな締めくくりにぴったり。時期によってはプロジェクションマッピングのイベントが、一層幻想的な夜を演出してくれます。

「面不動鍾乳洞」は、奈良県の特別天然記念物に指定され、全長280mもの関西最大級の鍾乳洞です。石灰岩を含む水成岩が浸食・風化によって堆積したカルスト地形に、雨水の二酸化炭素が反応して石灰岩を溶かし、長い歳月をかけてつくられました。1cm伸びるのに百年単位でかかるといわれる鍾乳石や石筍の形は芸術的で、ライトアップと合わさって神秘的な雰囲気です。なかでもストロー状の鍾乳石「ストロー鍾乳管」は貴重なのでぜひチェックしておきたいところです。想像もできないような長い歳月がつくり出した不思議な空間は、ワクワクすること間違いなし。洞内は無風で、平均気温は8度と、夏は涼しく、冬はほのかに暖かい環境。最寄りのバス停留所から歩くこともできますが、高台にあるためトロッコ（有料）を利用するのもおすすめです。

歴史的文化遺産と豊かな緑、約1,100頭もの鹿で有名な「奈良公園」。春日大社、興福寺、東大寺、春日山原生林は、世界文化遺産「古都奈良の文化財」に登録されています。広大な敷地には、万葉集に詠まれた美しい風景、信仰の場として栄えた頃の社寺、巨樹や名木など見どころが多く、ゆっくり散策するのがおすすめです。古都奈良らしい、風情と文化を感じられます。生息する鹿はすべて野生。春日大社の祭神・タケミカヅチノミコトが茨城県の鹿島神宮から乗ってきた神の使いとして昔から大切にされ、現在は国の天然記念物に指定されています。餌は原則禁止ですが、鹿せんべいは与えることができます。ルールを守って安全に楽しく交流しましょう。

琵琶湖のほとりに佇み、自然との調和が美しい「佐川美術館」。目の前に湖が広がり、遠くには比叡山や比良山を望む贅沢なロケーションです。水庭に囲まれるように3棟の建物が並ぶ姿から「水に浮かぶ美術館」とも呼ばれ、建築物としても評価の高い美術館です。日本画家の平山郁夫氏、彫刻家の佐藤忠良氏、陶芸家の十五代樂吉左衞門・直入氏の作品を、各作家監修のもとに設計された展示館で紹介。また、季節ごとにバラエティー豊かな特別企画展も実施されており、多彩なジャンルの芸術作品を味わえます。自然豊かなロケーション・多彩な芸術作品・美しい建物、すべてに魅了されることでしょう。館内の「ミュージアムカフェSAM」で、美しい水庭を眺めながら二人でティータイムもいかがでしょうか。

1604年から約20年かけて築かれた彦根城は、彦根山を利用した平山城（ひらやまじろ）であり、現在も国宝の天守や重要文化財である各櫓（やぐら）が当時の姿のまま残っています。全国のなかでも極めて保存状態の良い城跡であり、1956年には国の特別史跡に指定されました。天守が国宝指定されている城は、全国で彦根城のほかに4つのみ。外観の美しさと軍事面での機能性を兼ね備えています。中世に築かれたため、刀や弓矢に対してだけでなく、鉄砲戦にも備えたつくりが見られるのも特徴です。城のほかにも、重要文化財の馬屋や名勝「玄宮園」「楽々園」、市の指定文化財である3つの長屋門など、当時の文化を感じられるスポットが目白押しで、歴史の重みを感じられます。

京都府京丹後市の西、浜詰地区の「夕日ヶ浦海岸」から眺める夕日は、まさに絶景。季節により、西の山に沈む夕日、日本海の水平線に沈む夕日を楽しめます。独特の鮮やかな色をした夕日は幻想的で、多くの人々を魅了。写真に収めようと訪れる人が多く、カメラが欠かせないスポットです。カップルで訪れれば、うっとりするような時間を過ごせること間違いなし。海岸には座って撮影できるビーチブランコが設置されており、写真映えする写真が撮れるはずです（時期によって撤去あり）。また、海岸沿いの「夕日の路」もカップルにおすすめ。ベンチに座って海を眺めたり、夕日に照らされたムードのなかでお散歩したりとロマンチックな雰囲気を楽しめます。

京都駅から徒歩圏内の内陸型大規模水族館「京都水族館」。「近づくと、もっと好きになる。」をキーワードに、お客さま、いきもの、スタッフの距離が近くなるような水族館を目指しています。注目スポットは、2020年7月にオープンした「クラゲワンダー」。約30種5,000匹もの個性的なクラゲが展示され、360度のパノラマ水槽「GURURI（グルリ）」では約1,500匹のミズクラゲが漂います。幻想的な水中空間で、まるでクラゲと一緒に海に浮かんでいるかのような体験ができます。また、11月までの土日祝日を中心に開催する「夜のすいぞくかん」もおすすめ。夜限定の照明に包まれながら、日中とは違った生きものの生態を知ることができます。

水を司る神と縁結びで有名な「貴船神社」。雨乞いや雨止みの御祈祷が行なわれてきた歴史や、女流歌人の和泉式部が復縁を祈り叶った背景などを持つ神社です。昔から人々の信仰が厚く、現在も神事が行なわれています。参道の石段に沿って並ぶ朱色の灯籠も特徴的で、自然美とのコントラストが美しく、見どころの一つとなっています。本宮・奥宮・結社の三杜からなり、3つ参拝することで「運気隆昌・えんむすび・諸願成就」のご利益があるといわれています。カップルなら、和泉式部の逸話から「恋の宮」として知られる結社はぜひ訪れたいところでしょう。湧き水でも有名な本宮は、水に浮かべると文字が浮き上がる「水占みくじ」が人気です。縁結びや湧き水にちなんだお土産もかわいく、つい買いたくなるものばかりです。

「姫路セントラルパーク」は、サファリパーク・遊園地・夏季プール・冬季アイススケートと、一年を通して楽しめる複合テーマパーク。甲子園球場48個分という広大な敷地で、関西では“姫セン”の愛称で親しまれる人気施設です。サファリパークは多様な内容が人気で、バスやマイカーで回れる「ドライブスルーサファリ」や、より近くで動物とふれあえる「ウォーキングサファリ」があります。ウォーキングサファリでは、ロープウェーに乗って動物を観察できる「スカイサファリ」も楽しめます。また、遊園地では絶叫系からキッズ向けまでさまざまなアトラクションがそろっています。さらに西日本最大規模のプールでは、5種のスライダーを楽しめます。1つの施設でさまざまな楽しみ方ができるおすすめのスポットです。

「城崎温泉街」は、2020年に開湯1300年を迎えた城崎温泉を楽しめる温泉街です。浴衣を着て出かけたくなる風情あふれる街並みと、“まち全体が大きなお宿”の精神が息づいたおもてなしは、国内だけでなく海外の観光客にも人気です。なかでも城崎温泉の起源「まんだら湯」をはじめとする「7つの外湯」は、城崎温泉を代表するスポット。それぞれに“幸せを招く湯”などの別名があり、個性的な温泉を楽しめます。カフェやグルメ、雑貨店など、歩くだけでも楽しく、カップルで浴衣を着て柳並木の川沿いを歩けば、写真映えも間違いなし。志賀直哉をはじめとする文豪にも愛された“文学のまち”としても有名です。

横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本三大中華街の一つである「南京町」は、100店舗以上の中華料理店や雑貨店などが並びます。神戸開港で移り住んだ中国人によって栄えた背景があり、本格的な中華料理を食べられることで人気です。点心、麺、デザートなど、さまざまな料理を楽しんでください。南京町は神戸と同じく海が近い広州の広東料理が多いため、料理の地域ごとの特徴に注目してみるのもおもしろいでしょう。町中が中国らしい装飾にあふれ、各種イベントも開催されるためカメラは必須アイテム。特に旧暦のお正月「春節祭」は一大イベントで、龍や獅子が舞い華やかです。お食事・イベント・町並みと、思い出に残ること間違いなしの観光スポットです。

自然豊かなリゾート地・南紀白浜にあり、真っ白な砂が特徴の「白良浜」。白い砂浜とエメラルドグリーンの海のコントラストが美しく、“日本の快水浴場百選”にも選ばれており、ハワイ州ホノルル市のワイキキビーチとは姉妹浜です。夏は海水浴を楽しむ観光客のパラソルや浜辺に並ぶヤシの木が、南国気分を盛り上げてくれます。また、白良浜のすぐ近くには、水着のまま入る男女混浴の露天風呂「しらすな」があります。海水浴で疲れた身体をカップルで癒せる絶好のスポットです。

和歌浦の海に浮かび、ショッピングやグルメ、レジャーや温泉を楽しめるリゾートアイランド「和歌山マリーナシティ」。海に囲まれた、ヨーロッパの街並みが美しいテーマパーク「ポルトヨーロッパ」もあり、アトラクションを楽しむこともできます。ポルトヨーロッパの園内はロマンティックで、日が傾くと一層ムードが増していくのでカップルにはぴったりです。マグロの解体ショーが見られる「黒潮市場」は、新鮮な海の幸を味わえるスポット。和歌山の特産品も扱う物販コーナーがあるため、お土産選びにも最適です。ほかにも、釣り初心者でも楽しめる大物釣り放題の「海釣り公園」や、疲れを癒す「紀州黒潮温泉」があり、カップルなら一日中楽しめます。夏季の花火をはじめとする魅力的なイベントも必見です。