開湯1900年！日本屈指の古湯、蔵王温泉が堪能できるホテル・旅館13選

源泉かけ流しの天然温泉が自慢の「蔵王国際ホテル」。大浴場「八右衛門の湯」では、最高6.5ｍの天井高と全面ガラス張りによる開放感のある内風呂で、天然温泉を心行くまで楽しめます。プライベートな空間で温泉を楽しみたいなら、貸切風呂がおすすめ。家族やグループでも利用できる広いタイプ、高級感のある少人数向けのタイプ、車椅子の方でも利用しやすいバリアフリータイプの3種類から好きなタイプを選びましょう。貸切風呂の予約は先着順なので、チェックイン後すぐに予約しておくのがおすすめです。

高台に建つ「源泉湯宿 蔵王プラザホテル」は立地を活かした眺望を楽しめる、展望浴場が魅力のホテル。浴場は総檜造りで自然のぬくもりに包まれる贅沢な空間となっています。ホテル内には四季の移ろいを感じられる庭園露天風呂も完備されており、夜は照明が周囲を照らすため、昼とは違った景観を見られるでしょう。展望風呂だけでなくレストランからの眺めもよく、蔵王を一望しながら山形県産米や旬の地場野菜など、地元の食材を多く取り入れた料理が楽しめます。また、ホテルはゲレンデまで徒歩約100歩という好立地にあり、ウィンタースポーツを楽しみたい方向けにスキー乾燥室や更衣室も用意されています。

「ホテル喜らく」は、源泉100％掛け流しの露天風呂と大浴場、地物の食材をふんだんに使った郷土料理の数々が自慢の宿。蔵王中央ロープウェイと蔵王ロープウェイの両方に近い立地も魅力的で、このホテルを拠点に蔵王観光やトレッキング、ウィンタースポーツを楽しむのもおすすめです。温泉は蔵王温泉川原屋源泉を引湯。スキーやスノーボードで蔵王の雪をたっぷり満喫したあと、ロープウェイからほど近いこのホテルであたたかい温泉に浸かれば、疲れもとれてより一層旅を満喫できることでしょう。

「名湯リゾート ルーセントタカミヤ」は蔵王温泉の中心に位置する立地の良さが魅力のホテルです。蔵王中央ロープウェイや温泉街にほど近いため、観光やトレッキング、スキーなどを気軽に楽しめます。ホテル自慢の自家源泉は、蔵王温泉でも一番の強酸性を誇っています（2021年12月現在）。野趣あふれる露天風呂や岩造りの内湯で温泉を堪能したあとは、ドライサウナで汗を流すのもおすすめです。酸性の温泉ならではの、お肌のすべすべ感をたっぷりと味わってみてはいかがでしょうか。

2種の泉質を3種類の浴槽で楽しめる「ホテル松金屋アネックス」。檜造りの眺望風呂と岩造りの露天風呂では、蔵王の自然や空気とともに100％源泉かけ流しの天然温泉が堪能できます。蔵王特有の硫黄泉が苦手な方やお肌の弱い方には、弱アルカリミネラル人工泉の大浴場がおすすめです。山形の旬の食材を使用した郷土料理と創作料理もこのホテルの魅力の一つ。山形牛や三元豚、山菜でお腹を満たせば、日々の疲れも忘れてゆったりとしたひとときを過ごせるでしょう。

「深山荘高見屋」は何度も訪れたくなるような、落ち着きのある純和風の雰囲気が魅力の老舗旅館です。創業以来約300年の歴史を誇る木造建築の館内には、随所にその歴史を感じさせるインテリアが配されています。蔵を全面改装して造られた別邸、次の間付きの和室、和洋を組み合わせたベッド付きの客室、露天風呂が設置されたスイート客室など、趣の異なる客室も魅力的。自家源泉を9つの浴槽で堪能すれば、ここでしか味わえない贅沢な時間を過ごせるでしょう。

「たかみや瑠璃倶楽リゾート」は一味違ったリゾートステイを楽しみたい方におすすめのホテル。世界的建築家の丹下健三氏によって設計された施設と、デザイナー奥山清行氏によってコーディネートされた家具が、ほかにはないラグジュアリーな空間を生み出しています。館内には蔵王のホテルに欠かせない温泉設備も完備。大浴場では神経痛や疲労回復に効果があるとされる蔵王の名湯を24時間いつでも楽しめます。リゾートホテルならではの屋内温水プール（グリーンシーズン限定）やガーデンテラス、ルーフトップテラスも併せて楽しめばリゾート気分をたっぷり満喫できるでしょう。

「蔵王 和歌の宿わかまつや」は蔵王の高台に位置する眺望に恵まれた旅館で、歌聖・斎藤茂吉のゆかりの宿でもあります。和室を中心とした落ち着いた雰囲気の客室からは、季節によって変わる蔵王の景色が楽しめます。旅館の魅力の一つである温泉はすべてが自家源泉の天然温泉。18トンもの岩をくり抜いて造られた「大石くり抜き露天風呂」や御影石の大浴場、予約不要で24時間いつでも入浴できる貸切風呂で、名湯を堪能してみてはいかがでしょうか。

ロビーやラウンジ、客室まで和モダンな空間が広がる「名湯舎 創」。リニューアルオープンによって老舗旅館にモダンテイストが加わり、和の雰囲気がより一層感じられるようになりました。客室は全室禁煙で和室にローベッド（一部純和風の和室）という和モダンな造り。温泉は木造りの大浴場や岩をくり抜いて造られた露天風呂、陶器造りの貸切半露天風呂で楽しめます。旅館の前には立ち寄り温泉「源七露天の湯」もあるので、旅館の温泉と併せて楽しんでみてはいかがでしょうか。

蔵王の高台に佇む「タカミヤヴィレッジ ホテル樹林」は、さまざまなアクティビティが楽しめる体験型のホテルです。館内でハーブの摘み取り体験やキャンドルづくり体験ができるほか、ホテルの前に広がるJURINスカイパークでは、焚火やバーベキュー、グランピング体験などが楽しめます。たくさん遊んだあとは蔵王温泉をふんだんに使った内湯と露天風呂で温泉を堪能。いずれも窓からは春夏秋冬それぞれの蔵王の景色が楽しめます。ホテルには季節ごとに楽しめるイベントもあるので、ぜひチェックしてみてください。

「堺屋森のホテル ヴァルトベルク」はゲレンデまで徒歩すぐの好立地にある高原リゾートホテルです。ホテル名のヴァルトベルクとはドイツ語で森と山という意味があり、森や山のような安らぎやぬくもりを感じられるようにと名づけられました。源泉かけ流しの温泉は広々とした露天風呂や大浴場で楽しめるほか、4月下旬から10月中旬まで開湯される野天風呂でも堪能できます。清流沿いの大自然に囲まれている野天風呂なら、露天風呂とはまた違った雰囲気で名湯を満喫できるでしょう。

蔵王温泉近郊の宿「天童グランドホテル 舞鶴荘」は、山形県の名湯の一つである天童温泉が楽しめる宿です。天童温泉はカルシウムとナトリウムを多く含んでおり、美肌効果もあるとされています。ホテル自慢の内湯と露天風呂は加水や加温を行っていない源泉を使用。24時間入浴可能なのもうれしいポイントです。温泉と並ぶこのホテルの魅力が山形牛料理です。料理には職人自ら市場で買い付けを行った山形牛を使用しており、山形牛ならではの脂の甘みが味わえます。温泉と料理の両方を味わえば、身も心も十二分にリフレッシュできるでしょう。

上杉謙信公で知られる上杉家の別荘でもあった「上杉の御湯 御殿守」は、380年余りの歴史を持つ蔵王温泉近郊の旅館。別荘ならではの豪華な12種類の湯殿は毎日お湯を入れ替えており、新鮮な気持ちで赤湯温泉の名湯を堪能できます。旅館内には上杉家ゆかりの書画などを観覧できる資料室「時の倉」や、宿を訪れた多くの財界人や文人の足跡を感じられる「御殿の間」など、歴史を学べる展示施設も。また、敷地内にあるパワースポット「龍穴洞」も必見です。上杉家の歴史に思いを馳せながら、心安らぐひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。