佐賀牛などおいしい食材と、やきものや吉野ヶ里遺跡などの歴史・文化に触れる旅
おすすめ観光スポットと周辺の宿をご紹介!
「日本三大美肌の湯」の1つであり、湯上がりはつるつるスベスベの肌になると言われています。開湯1300年を誇り伝統ある大旅館も立ち並び、風情と歴史を感じさせる温泉街です。
武雄温泉の入り口に建つ鮮やかな朱塗りの楼門は、東京駅の設計者、辰野金吾(佐賀県出身)の設計で、釘を一本も使わずに建てられた国の重要文化財。温泉は、透明で柔らかな湯ざわりが特徴で1300年の歴史ある温泉。
日本三大稲荷に数えられる神社。建物の鮮やかな朱色が印象的で、その美しさから「鎮西日光」とも呼ばれています。
有明海の潮の満ち引きを体感できる海中鳥居は沖ノ島との間の鳥居であり、30年毎に建立する習わしが今も伝えられています。
佐賀といえば、「やきもの」。400年の歴史の中で完成された伊万里・有田焼は白く美しい磁肌、華やかな絵付、使いやすさ、高い耐久性で多くのファンを魅了しつづけています。
唐津焼は、楽焼、萩焼と並ぶ「日本三大茶陶器」のひとつ。渋みのある土味と素朴な作調が特徴で、第一級の茶道具として、また料理を引き立てる器として人気があります。
国の特別名勝で、日本三大松原のひとつです。長さ約4.5km、幅約0.5kmにわたり、約100万本のクロマツが群生しています。
国の天然記念物にも指定されている七ツ釜は、玄界灘の荒波にさらされ浸食されてできた景勝地です。その名の通り7つの洞窟が並列している様子は遊覧船で見学できます。
風光明媚な温泉街は湯治客だけでなく、斎藤茂吉など多くの芸術家を魅了してきました。約38度のぬるめの泉温と、ぬるぬるした心地良い肌触りという特徴。
美しい紅葉で知られる国の名勝・九年庵。5月初旬の新緑とツツジのコントラストが美しい時期に3日間、11月中旬の紅葉が一番美しい時期に9日間だけ一般公開されます。
有明海は日本一の干満の差6mを誇り、干潮時には全国の干潟面積の約4割を占めます。有明海には多種多様な生き物が生息し、その中には有明海でしか見ることができないめずらしい生き物がいます。
邪馬台国の姿を彷彿とさせ話題となった吉野ヶ里遺跡は、弥生時代の日本最大級の環濠集落跡です。物見やぐら、竪穴住居、高床倉庫等が復元され、弥生時代の雰囲気を十二分に体験できる空間となっています。
毎年4月29日~5月5日に開催され、全国から100万人以上が訪れます。JR有田駅周辺から約4km、450を超える店が並び、掘り出し物や若手作家の作品など、やきもの好きにはお楽しみがいっぱい。お店の人とのやりとりも陶器市の魅力です。
毎年10月下旬から11月上旬にかけて、佐賀市嘉瀬川河川敷で開催される熱気球の世界大会。100機を超える熱気球が参加し、カラフルなバルーンが一斉に浮かび上がる光景は圧巻です。
佐賀名物といえば外せないのが「呼子のイカ」。玄界灘でとれるこのイカはプリプリとした食感と甘みが特徴で、活き造りやイカしゅうまい、お吸い物で楽しめます。また長崎ちゃんぽんをもとにつくられたといわれる「井出ちゃんぽん」は、こってりしたとんこつスープにたっぷりの野菜がのってボリューム満点です。佐賀B級グルメの代表格は「からつバーガー」。カリッと焼いたバンズでチーズ、ハム、たまご、パティなどをはさんだこのバーガーは、唐津市「虹の松原」でしか売っていないご当地グルメです。
そのほか「佐賀牛」や「シシリアンライス」といったグルメもぜひ味わってみてください。
お子様連れなら遊園地や動物園、アスレチックが揃う「武雄・嬉野メルヘン村」がおすすめ。観覧車やメリーゴーランドなど定番のアトラクションや、リス、ウサギなど小動物とのふれあい体験、さらに夏はプールもあるので飽きることがありません。屋内施設もあるので雨でも安心です。歴史好きなお子様なら「吉野ヶ里歴史公園」へ。勾玉づくりや火おこしといった歴史を学べる体験はもちろん、アスレチックやトランポリン、グラウンドゴルフなどのスポーツも楽しめます。
春に行くなら唐津の農園「ガハハハウス」もおすすめ。貴重な高級いちご品種・アイベリーの食べ放題が楽しめるので大人気。訪れる際は予約必須です。
佐賀は季節ごとに楽しみがあります。春はお花見やいちご狩りでにぎわう季節、夏は花火大会、秋は11月に開催される唐津くんち、そして冬はバレンタインイルミネーションが美しい武雄の世界一飛龍窯灯ろう祭りが見どころ。イベントにあわせて訪れればより一層佐賀の旅を楽しむことができます。
佐賀の気候は全体的に穏やかではありますが、6・7月の梅雨時は東京より雨が多い傾向があります。冬は東京と同じくらい寒くなることがあるので防寒対策をしっかりしましょう。
不動の人気を誇るのが「いかシュウマイ」です。呼子のイカを使った佐賀の元祖いかシュウマイはプリプリふわふわの食感がやみつきになります。大人向けには「黒麹芋焼酎 魔界への誘い」が定番。クセの少ない本格芋焼酎で、全国酒類コンクール芋焼酎部門で第1位を受賞したこともある一品です。
スイーツなら「さが錦」は外せません。小豆や栗をまぜこんだ生地をバウムクーヘンで挟んだ上品なお菓子で、モンドセレクションを連続受賞するなど知名度も抜群です。
歴史と焼きもので有名な佐賀県。歴史好きならお城でいただける御朱印「御城印(ごじょういん)」はいかがでしょうか。お寺や神社で頂ける「御朱印」は広く知られていますが、御城印はお城好きな方に人気です。30年ほどの歴史があり、現在では全国で300を超えるお城で頂けます。また、焼きものが有名で伊万里焼、唐津焼、有田焼、武雄焼など普段目にしている焼きものがたくさんあります。例年ゴールデンウィークに開催される有田陶器市は全国からファンが訪れ町全体が賑わいます。
佐賀県を代表する嬉野温泉、武雄温泉がおすすめです。歴史はともに開湯1,300年をむかえ、嬉野温泉は日本三大美肌の湯としても知られ、ぬめりのあるお湯が美肌に効果があるとされています。武雄温泉は入口の朱塗りの楼門があり、国指定重要文化財になっています。嬉野温泉名物「温泉湯どうふ」は温泉水の作用でとろとろの食感でやみつきの味です。