東北のご当地鍋を味わう旅はいかがですか？
冬が厳しい東北地方では、古くからおいしい鍋料理が地域に根付いています。そんな鍋料理を楽しむ旅に出ませんか？ここでは、秋田を代表とする東北地方の郷土鍋料理を紹介します。
秋田・男鹿半島
東北地方のご当地鍋３選
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- きりたんぽ鍋（秋田県）
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- せんべい汁（青森県）
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- しょっつる汁（秋田県）
1.きりたんぽ鍋（秋田県）
きりたんぽ鍋は、昔から米どころとして知られる秋田に古くから伝わる郷土鍋料理です。
うるち米をつぶして木の棒に巻き付け、ちくわ上に焼き上げた「たんぽ」を切って、地鶏、ごぼう、きのこ、ねぎなどと一緒に鶏ガラのスープで煮込むことから、きりたんぽ鍋という名前が付けられました。出荷されるまでに170日を要する比内地鶏の味わい深いスープときりたんぽの相性が抜群です。
秋田駅から徒歩約15分の「ちゃわん屋」などできりたんぽ鍋を味わえます。
2.せんべい汁（青森県）
せんべい汁は、江戸時代後期から南部八戸地方で食されてきた青森県八戸市に伝わる伝統的な郷土鍋です。
鶏肉などで出汁を取ったスープに、にんじんやごぼう、きのこなどの具材を入れて、しょうゆで煮込んだところに南部せんべいを加えます。汁をたっぷり吸って、味が染みこんだ南部せんべいのもちもち食感を楽しんでください。
陸奥湊駅から徒歩2分の「みなと食堂」のほか、八戸市内にある居酒屋や食事処でせんべい汁を味わえます。
3.しょっつる汁（秋田県）
しょっつるとは、ハタハタなどの小魚に塩や麹を加えて発酵させてつくる魚醤で、秋田独自の調味料です。
しょっつるを使ったしょっつる汁は、原料にも使われているハタハタやタラなどの魚をメイン具材にして、豆腐や長ネギなどの野菜と一緒に煮込んだ鍋料理。火を通すことで甘みとコクが出て、味に深みを与えてくれます。11～12月に旬を迎えるハタハタのツルっとした食感が絶品です。
秋田駅から徒歩約6分の「和食神楽」ほかで、東北の海の恵みを存分に味わってください。
秋田料理 ちゃわん屋（きりたんぽ鍋）へのアクセス
和食 神楽（しょっつる鍋）へのアクセス
秋田市周辺の観光スポット
角館 （かくのだて）
角館の武家屋敷通りは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、重厚な構えの武家屋敷が建ち並びます。季節ごとに美しい景色が広がる角館ですが、桜の花が咲く春は訪れる多くの人々を魅了します。
- 秋田県仙北市
- アクセス／JR角館駅より徒歩約20分
- 所在地／角館町表町上丁～東勝楽丁
- お問い合わせ／0187-54-2700(仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」)
秋田駒ヶ岳 （あきたこまがたけ）
秋田県で最も高い標高（１，６３７．４ｍ）を誇る秋田駒ヶ岳は、主峰の男岳をはじめ男女岳、女岳などからなり、山頂からは鳥海山や岩手山などの雄大な山並み、ルリ色に輝く田沢湖が一望できる抜群の眺望と、北日本一といわれる高山植物が見られる山として毎年多くの登山者で賑わいます。
- 秋田県仙北市
- アクセス／JR田沢湖駅より羽後交通バス(駒ヶ岳線)で「駒ヶ岳八合目」バス停下車、「阿弥陀池」まで徒歩約60分(所要時間約120分)
- 所在地／秋田県仙北市田沢湖生保内駒ケ岳
- お問い合わせ／0187-43-2111(仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」)
田沢湖 （たざわこ）
日本百景のひとつで、日本一の深さを誇る田沢湖。鮮やかなルリ色の湖面は神秘的な雰囲気を漂わせ、周囲とのコントラストが美しい景色をさらに豊かにします。伝説の美少女、辰子姫をモデルとした金色に輝く「たつこ像」は、田沢湖を代表するシンボルです。
- 秋田県仙北市
- アクセス／田沢湖駅より羽後交通バス(田沢湖畔行)で約15分、終点より徒歩すぐ。
- 所在地／田沢湖潟字搓湖
- お問い合わせ／0187-43-2111(仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク)
刺巻湿原 （さしまきしつげん）
ハンノキ林に囲まれた湿地帯約３ヘクタールに純白の花（苞）と緑の葉のコントラストが美しいミズバショウが咲き誇ります。木道が整備されており、ミズバショウを間近で楽しむことができるほか、ザゼンソウやカタクリの花も湿原に彩を添え、花の共演をお楽しみいただけます。
- 秋田県仙北市
- アクセス／JR田沢湖線 刺巻駅より徒歩約15分。JR田沢湖駅または角館駅より羽後交通バス(角館・田沢湖線)で「刺巻駅前」バス停下車、徒歩約15分。
- 所在地／秋田県仙北市田沢湖刺巻
- お問い合わせ／0187-43-2111(仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」)
みなと食堂（せんべい汁）へのアクセス
八戸市周辺の観光スポット
十和田湖 （とわだこ）
十和田火山の噴火で形成された二重カルデラ湖。標高５８３ｍの瞰湖台は十和田湖を美しく眺望できる展望所のひとつです。
- 青森県十和田市
- アクセス(瞰湖台まで)／JR新青森駅よりJRバスで約2時間50分「下宇樽部」バス停下車、徒歩約45分
- お問い合わせ／017-722-5080（青森県観光国際交流機構 観光産業振興グループ）
