韓国には美味しいグルメが盛りだくさん!グルメを目的にして韓国旅行をする人も多いのではないでしょうか?韓国の食べ物は辛いものだけではありません。定番のビビンバやサムギョプサル、チヂミをはじめ、屋台での食べ歩きなど幅広く楽しむことができます。今回は韓国を訪れた際にぜひ味わっていただきたいグルメとおすすめのお店をご紹介いたします。
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定番グルメ
ビビンバ
韓国伝統料理の代名詞「ビビンバ」
ご飯の上にお肉や野菜などを入れ、コチュジャンやゴマ油で混ぜて食べる、韓国の定番料理です。韓国語で「ビビン」は「混ぜ」、「バ」は「ご飯」を意味しています。具材はスプーンでよくかき混ぜていただきます。ビビンバを提供するお店は韓国国内では至るところに存在します。食材本来の味が混ざって生み出す美味しさは韓国のみならず、多くの人々から親しまれている1品です。ぜひ、本場の味をお楽しみください。
●おすすめのお店
「全州会館」
サムギョプサル
厚切りの豚の三枚肉を焼いて食べる「サムギョプサル」
「サム」は「数字の3」、「ギョプ」は「層」、「サル」は「肉」を意味しています。韓国において焼肉は牛肉ではなく、サムギョプサルをはじめとする豚肉が一般的です。サムギョプサルとはスライスした豚バラ肉を焼いて食べる三枚肉の焼肉料理を指し、鉄板で焼いた肉を薬味と一緒にサンチュに巻いていただきます。サンチュはそのままでは大きいため、縦に半分ちぎって食べるのがおすすめです。韓国ではライスを注文して一緒に巻いて食べるのも定番になりつつあります。焼きキムチや韓国味噌、ネギサラダなどをお好みでトッピングして、美味しくいただきましょう。
●おすすめのお店
「河南テジチッ(明洞1号店)」
キンパ
韓国風のり巻き「キンパ」
元々は「ノリマキ」と呼ばれており、「キム」は「海苔」、「パ」は「ごはん」を意味しています。ほうれん草やにんじん、小松菜、牛肉などたくさんの具材を巻いて食べるキンパは見た目が華やかで、彩りも豊かです。ゴマ油で味付けするのが特徴ですが、お好みでコチュジャンソースを付けていただきます。韓国ではピクニックや遠足などでキンパを食べることが多く、お弁当の代表的なメニューのひとつです。日本のおにぎりのような存在で、とても親しまれているグルメです。
●おすすめのお店
「浪漫食堂 明洞本店」
チヂミ
韓国風お好み焼き「チヂミ」
小麦粉を水で溶き、海老やいか、牡蠣(かき)、ねぎ、にんじん、キムチなどの具材を混ぜ合わせ、お好み焼きのように平たくのばして焼いたものです。仕上げに溶き卵をかけて焼き上げることも多いです。チヂミもお好み焼きのように小麦粉をベースとして作られますが、チヂミはもっちりとした食感が特徴です。家にある材料で簡単に調理できることから、チヂミは韓国人にとって雨の日に食べることが多い料理と言われています。マッコリのお供に相性抜群です。
●おすすめのお店
「スニネピンデトッ 広蔵市場店」
参鶏湯(サムゲタン)
鶏肉の中に漢方を詰めて煮込む「参鶏湯(サムゲタン)」
鶏肉の中にもち米やにんじん、松の実、ナツメ、ニンニクなどを詰めて長時間煮込んだ薬膳料理です。ポカポカ温まるイメージから日本では寒い季節に食べる料理と想像されがちですが、実際に韓国では暑い夏に食べるスタミナ料理として一般的です。韓国の定番料理としてよく知られ、観光客にも人気の料理の1つです。レストランでは一人前用の石鍋に入って運ばれてくるため、お一人様でも気軽に食べられます。あっさりとした味付けとなっていることが多く、スープが薄いようであればお好みで塩やコショウをかけて味を調整してみてください。
●おすすめのお店
「土俗村(トソッチョン)」
チャプチェ
春雨や野菜の炒め物「チャプチェ」
柔らかく戻した唐麺(タンミョン)と呼ばれる春雨とピーマンやにんじん、赤パプリカをはじめとする彩り豊かな野菜、きのこ、牛肉、きくらげなど、さまざまな具材を混ぜ合わせた甘辛い味付けの炒め物です。隠し味としてコチュジャンを入れることもあり、韓国ではお正月など、おめでたい席で家族が集まる日によく食べる伝統的な家庭料理です。肉や野菜の旨味をたっぷり吸ったやわらかい春雨が特徴です。観光客に人気の南大門市場には、チャプチェとホットクを組み合わせた「チャプチェホットク」が売られており、大人から子供まで大人気の一品です。
冷麺
冷たいスープとつるつる麺が特徴「冷麺」
韓国冷麺はそば粉を主原料として作られています。日本で最も人気のある韓国式冷麺といえば、さっぱりスープで食べる「ムルレンミョン(水冷麺)」でしょう。味付けした肉、キムチ、ゆで卵、大根などが具として乗っており、お肉の出汁と大根の水キムチの汁で作られた冷たいスープで美味しくいただきます。韓国では食後の1品や酔い覚ましに食べられることも多いです。爽やかな酸味と辛味、シャキシャキした食感が特徴です。
●おすすめのお店
「ユッサム冷麺 東大門店」
カンジャンケジャン
ワタリガニの醬油漬け「カンジャンケジャン」
生のワタリガニを塩と漬け込みダレに漬けて熟成させた料理です。ワタリガニの持つ濃厚な味わいと、にんにくや生姜と一緒に漬けた醤油ダレがマッチしており、ごはんが進む一品です。カンジャンケジャンは醤油ダレに漬けた料理であることから、韓国料理特有の辛さはありません。生のワタリガニのプリプリとした食感と、とろっとしたカニみそが醤油ベースの味付けとよく合い、まさに絶品です。カニ本来の風味を楽しみながらお召し上がりください。
●おすすめのお店
「アグランコッケラン」
辛いけどクセになるグルメ
キムチ
韓国といえばこれ!白菜などの野菜を混ぜた漬物「キムチ」
白菜などの野菜と、塩、唐辛子、魚介塩辛、ニンニクなどを主な材料とする漬物です。本場の韓国キムチは酸味と辛味が強く、濃厚な旨味とコクがあるのが特徴です。浅漬けや低温発酵で味の変化が起こらない製造方法の日本のキムチとは異なり、本場韓国のキムチは発酵により酸味が増していくため、徐々に味が変化していきます。韓国の日常の食事では朝、昼、晩と必ずキムチが食べられているほど韓国を代表する食べ物です。
トッポギ
お餅を甘辛く煮込んだもちもちの食感がくせになる「トッポギ」
うるち米を原料とした韓国伝統のスライス餅です。食感はもちもちとしており、もともとは朝鮮王朝の宮廷料理として提供されていましたが、現在では庶民的な煮込み料理にアレンジしたものが広く普及しています。コチュジャンベースの甘辛いタレで煮込んでいるため、甘辛く濃厚な味わいが特徴です。たまねぎ、にんじん、ネギ、ゆで卵などを具としており、韓国を訪れた際にはぜひ食べたい一品です。
●おすすめのお店
「昌華堂(チャンファダン)益善店」
ソーセージやラーメンを煮込んだ鍋料理「プデチゲ」
韓国チゲの一種で、肉や野菜、豆腐などの一般的なチゲの材料のほか、ソーセージやスパム、インスタントラーメンなどを辛味のスープで煮込んだ鍋料理です。辛いスープが特徴で、ボリューム感たっぷりのため若い世代を中心に人気の料理の1つです。最近ではキムチやチーズ、餅など各自好きなものを入れて食べるのが流行りのスタイルとなっています。韓国のスーパーではプデチゲ特有の濃厚な旨味のあるインスタント麺を購入することができ、お土産としても人気です。
●おすすめのお店
「キムサムボ」
屋台グルメ
トルネードポテト
カリカリ食感がおいしい!屋台で食べたい「トルネードポテト」
韓国の屋台でよく見かけるグルメの1つ。1個のジャガイモをらせん状に切って長い棒に刺し、油で揚げたものです。仕上げにチーズを付けていただきます。食べ応え抜群のため、何人かでシェアして食べるのもおすすめです。トルネードポテトの中心部にソーセージが刺さっている新しい種類もあり、明洞エリアをはじめ、韓国のあらゆる屋台で売られているため食べ歩きにぴったりです。
ホットク
韓国の定番おやつ「ホットク」
日本のおやきのような平べったい形の小麦粉生地に、シナモン入りの黒蜜を入れて焼いた食べ物です。韓国では定番おやつとして親しまれており、熱々の出来立ては特に美味しい屋台での定番グルメです。基本的に一年を通して食べることが出来ますが、気温が下がり始める秋から冬にかけては屋台での販売が増えてきます。シナモン入りの黒蜜が一般的な中身ですが、最近ではチーズや野菜たっぷりのチャプチェなどを入れた様々な種類のホットクが販売されています。韓国でも地域ごとに種類や特徴があり、定番のおやつから食事代わりになるものまでバリエーションが豊富なため、ぜひ食べ比べをしてみてはいかがでしょうか?
●おすすめのお店
「三清洞ホットク」
いかがでしたでしょうか。
韓国には、ビビンバやキムチなど日本人でも馴染み深いグルメやボリューム満点のスイーツなど、色々な種類のグルメがございます。
この記事を参考に、場所などを比較しながら、旅の目的にあったお店で韓国グルメをお楽しみください。
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