神秘的な熊野古道やリゾート感あふれる南紀白浜など、観光名所がそこかしこにある和歌山県。有名な観光地だけでなく、まだあまり知られていないスポットもあるんです。そんな和歌山の魅力をここに一挙ご紹介!なお観光スポットが広範囲に点在しているので、効率よく巡りたいなら車での観光がおすすめです。
目次
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そのスケールは世界一!くじらの博物館「太地町立くじらの博物館」(串本・南紀勝浦)
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本州最南端の地で、歴史的価値のある灯台から太平洋を見渡す「潮岬・潮岬灯台」(串本・南紀勝浦)
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海中にそそり立つ何本もの岩柱。フォトジェニックな奇岩の景勝「橋杭岩」(串本・南紀勝浦)
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たくさんの神々が集まる、熊野信仰のよりどころ「熊野那智大社」(新宮・熊野)
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熊野三山を参拝するために開かれた、神秘的な雰囲気に覆われた参詣道「熊野古道」(新宮・熊野)
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SL好きの子どもが歓喜!蒸気機関車を保存する児童公園「あけぼの公園」(新宮・熊野)
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真っ白な砂が南の島のリゾートのような「白良浜」(南紀白浜)
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万葉集や日本書紀にも記録されている歴史ある温泉「白浜温泉」(南紀白浜)
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和歌山のダイナミズムを感じられる名勝地のひとつ「千畳敷」(南紀白浜)
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新鮮な海産物を味わえる市場「とれとれ市場 南紀白浜」(南紀白浜)
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驚き映像や不思議体験!大人も子どもも楽しめる「白浜エネルギーランド」(南紀白浜)
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南紀白浜の海の生きものを知ろう!学ぼう!「京都大学 白浜水族館」(南紀白浜)
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和歌山市民によって蘇った紀州徳川家の居城「和歌山城」(和歌山市・高野山)
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旧日本軍の痕跡残る、廃墟群が魅力的な島「友ヶ島」(和歌山市・高野山)
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お城の敷地に動物園!約50種の動物と出会える「和歌山城公園動物園」(和歌山市・高野山)
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食べて遊んで宿泊できる、風光明媚な人工島「和歌山マリーナシティ」(和歌山市・高野山)
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真田三代の足跡をたどる「九度山・真田ミュージアム」(和歌山市・高野山)
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リアルなヨーロッパ風の街並みが楽しめる「ポルトヨーロッパ」(和歌山市・高野山)
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旬の新鮮野菜と果物をお土産に!「JA紀の里ファーマーズマーケットめっけもん広場」(和歌山市・高野山)
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高野山内の貴重な文化遺産を保存、展示公開する「高野山霊宝館」(和歌山市・高野山)
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竜神村産のヒノキを使用したお風呂が人気。日本三美人の湯「龍神温泉元湯」(南部・龍神)
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梅干の製造工程が学べる体験型施設「紀州梅干館」(南部・龍神)
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頂上からの見晴らし良好!自然に包まれ散策が楽しめる「なかつ平成の森」(南部・龍神)
太地町立くじらの博物館(串本・南紀勝浦)
そのスケールは世界一!くじらの博物館「太地町立くじらの博物館」
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美術館・博物館
太地町立くじらの博物館は、くじら専門の博物館として多数展示しております。他ではなかなか見ることができない珍しいクジラのショーは迫力満点。ショーが行われるプールは海をそのままステージにしていて、バックに見える大海原も美しいと評判です。ほかにイルカショーもあり、イルカに直接タッチできるイベントも楽しめるなどかわいらしいイルカに癒されること間違いなしです。館内展示で必見なのは世界で一番大きな動物「シロナガスクジラ」の全身骨格標本。体長約26mのメスクジラの骨格がもとになっていて、インパクト抜群の存在感に圧倒されることでしょう。
「潮岬・潮岬灯台」(串本・南紀勝浦)
本州最南端の地で、歴史的価値のある灯台から太平洋を見渡す「潮岬・潮岬灯台」
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絶景
「潮岬(しおのみさき)」は本州最南端の地。潮岬のシンボル的存在である「潮岬灯台」は1873年から、この地にあり、沖合を行く船を見守っています。明治時代に建てられて今も役目を果たしている灯台は全国に64基。現在灯台を管理する海上保安庁は、歴史的・文化的価値の観点からそれらの灯台をランク付けしており、「潮岬灯台」は特に価値評価の高いAランクとなっています。また、この灯台は全国に16基しかない「のぼれる灯台」のうちの一つです。68段のらせん階段をのぼって眼下に広がる水平線を眺めれば、自然の雄大さに心を打たれることでしょう。
橋杭岩(串本・南紀勝浦)
海中にそそり立つ何本もの岩柱。フォトジェニックな奇岩の景勝「橋杭岩」
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絶景
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フォトジェニック
「橋杭岩(はしぐいいわ)」は、串本町から大島の約850mにわたって40本あまりの岩柱が規則的に並び立つ景勝地です。橋脚(橋杭)のように見えることから、このように命名されました。地元には、弘法大師が橋をかけようとした名残だという民話が残っています。国の名勝天然記念物であり、近年は和歌山県南紀熊野ジオパーク内の「ジオサイト」にも指定された、地球科学的にも意義のある景観です。写真映えする美しさをご堪能ください。
熊野那智大社(新宮・熊野)
たくさんの神々が集まる、熊野信仰のよりどころ「熊野那智大社」
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神社仏閣
和歌山を代表するパワースポット熊野那智大社は、神殿の朱色と周囲の山々の緑とのコントラストが美しい神社です。たくさんの神々が集まる神社なのでご利益もさまざま。縁結びや無病息災、長寿、交通安全、商売繁盛など、あらゆるご利益があると言われています。熊野那智大社にゆかりのある豪快な「那智の滝」も近くにあり、ぜひ一緒に訪れたいところ。周辺には着物レンタルのショップもあるので、平安時代の衣装をレンタルして散策するのもおすすめです。和の装いに身を包んで記念撮影をしたり厳かな神社の空気を堪能したりと、非日常体験をぜひ楽しんでください!
熊野古道(新宮・熊野)
熊野三山を参拝するために開かれた、神秘的な雰囲気に覆われた参詣道「熊野古道」
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世界遺産
熊野古道は、熊野三山と呼ばれる3つの神社を参拝するために開かれた道です。神秘的な雰囲気が漂う参詣道で、道自体がユネスコ世界遺産に登録されています。豊かな木々に囲まれ空気がおいしく、まさに心と体の癒しスポット。熊野古道には複数のコースがあり、道ごとに特徴が違います。道中に見晴らしのいい展望台や、風情あふれる石畳みの道があり自然を堪能できます。熊野古道を歩く時間は自分をゆっくり見つめる時間です。先人たちに思いを馳せながら、自分を省みるきっかけを見つけましょう。
あけぼの公園(新宮・熊野)
SL好きの子どもが歓喜!蒸気機関車を保存する児童公園「あけぼの公園」
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公園
「あけぼの公園」は、新宮駅近くの住宅街にある、団地内の児童公園です。この公園の付近には、かつて紀勢中線の線路があったといわれています。「あけぼの公園」の特徴は、紀勢中線を走っていた当時の蒸気機関車が保存設置されているところです。実際に触れることはできませんが、蒸気機関車をバックに撮影してあげると、鉄道好きのお子さまにとって、きっといい思い出になるでしょう。
白良浜(南紀白浜)
真っ白な砂が南の島のリゾートのような「白良浜」
白良浜は、美しい弧を描く、その名の通り真っ白な砂浜。サラサラときれいな白い砂浜と、青い海とのコントラストが美しく、まるで南の島のリゾートを思わせる雰囲気です。夏は海水浴場として大人気で、砂浜にはたくさんのパラソルが並び賑わいます。冬はビーチ全体がイルミネーションで彩られるのでデートコースに最適。真っ暗な海辺にイルミネーションの光が浮かび上がり幻想的な光景が広がります。また、この付近は遠浅の砂浜であるため、水平線を遠くまで見渡せて心地いい海風を感じられます。周辺には「フィッシャーマンズワーフ」やビアホールなど海を見ながら食事ができるレストランもあります。
白浜温泉(南紀白浜)
万葉集や日本書紀にも記録されている歴史ある温泉「白浜温泉」
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温泉
白浜温泉は、関西有数の温泉リゾート地です。歴史は古く、万葉集や日本書紀でも紹介され、1350年余りもの歴史をもっている伝統ある温泉です。日本三古湯のひとつとも言われていて、昔からたくさんの人に愛されています。白浜温泉の特徴は、温泉街のすぐ近くに美しい海があること。オーシャンビューの旅館も多く、海に面した露天風呂からの眺めは絶景です。温泉スポットが豊富で、足湯も各地にあります。足湯につかりながら大海原を眺められる場所など、温泉と絶景が作り出す癒しにホッとひと息つけます。
千畳敷(南紀白浜)
和歌山のダイナミズムを感じられる名勝地のひとつ「千畳敷」
千畳敷(せんじょうじき)は和歌山の名勝地のひとつです。標高333mの地点にあり広い岩畳を思わせる大岩盤が印象的な場所で、平らな一枚岩と一面の海、広がる空が作り出す絶景を満喫できるスポットです。また、打ち寄せる波が岩を侵食していったことでできた光景を展望スポットから目にすることができ、自然のダイナミズムを感じます。おすすめは夕暮れの景色。海に沈む夕日は息を呑む美しさだと評判です。千畳敷周辺には展望塔や三段壁など見どころも多いので、散策やドライブコースにもぴったりです。
とれとれ市場 南紀白浜(南紀白浜)
新鮮な海産物を味わえる市場「とれとれ市場 南紀白浜」
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グルメ
南紀白浜にある海鮮マーケット、とれとれ市場南紀白浜。全国から集まってくる新鮮な海産物を食べたり、和歌山のおいしいものを買ってお土産にしたりできます。マグロコーナーでは威勢良く解体ショーもしているので、市場らしい活気を満喫してみては。場内のレストランでは新鮮な海鮮丼やお寿司をはじめ、パンダモチーフのパンケーキやソフトクリームなどバリエーション豊かなグルメを堪能できます。また、市場で売っている食材を使って敷地内でバーベキューも楽しむことも可能です。魚介や肉、野菜、干物など、買ったばかりの食材をその場で食べられる、嬉しいサービスです。
白浜エネルギーランド(南紀白浜)
驚き映像や不思議体験!大人も子どもも楽しめる「白浜エネルギーランド」
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テーマパーク
「白浜エネルギーランド」は、「人と自然のエネルギー」をテーマとした、遊んで学べるテーマパークです。園内には「驚き映像」「不思議な森」「体感迷宮」の3つのエリアがあります。「驚き映像エリア」には、360度3D映像の海中旅行や恐竜世界の体感シアターなど、迫力満点のアトラクションが用意されています。「不思議な森エリア」のトリックアートハウスでは、おもしろ写真を撮りましょう。「体感迷宮エリア」では、錯覚が引き起こす不思議な世界を体験でき、大人も童心に返って遊べます。エリアごとに楽しみ方が異なるため、年齢を問わず、飽きることなく園内を回れるでしょう。園内ではマスコットの恐竜「エネゴン」に会えるかも。
京都大学 白浜水族館(南紀白浜)
南紀白浜の海の生きものを知ろう!学ぼう!「京都大学 白浜水族館」
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動物園・水族館
京都大学白浜水族館は、日本では数少ない大学附属の水族館で、1930年に開館し90年以上、地元と観光客に親しまれてきました。白浜周辺の海には、岩礁、砂、泥、干潟など、多様な環境があり、それぞれに異なる生き物が生息しています。さらに黒潮に運ばれてくる亜熱帯性の生き物も加わり、その生物相はきわめて多様です。白浜水族館で展示する約500種は、すべて白浜の海の生き物で、しかも展示の約半分、250種ほどが無脊椎動物です。多種多様なサンゴ、ウニ、ヒトデ、エビ、カニなどを観察できます。世界中の人気生物を集めた大型の館とはまた一味違い、身近な生物の多様性についてちょっとマニアックに学ぶことができる水族館です。
和歌山城(和歌山市・高野山)
和歌山市民によって蘇った紀州徳川家の居城「和歌山城」
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城
和歌山城は豊臣秀吉の弟・秀長により築城され、のちには紀州徳川家の居城となり、現在では和歌山市のシンボルとして親しまれています。城内には庭園や茶室など様々な見どころがあるなかで、必見なのが風格あふれる天守閣。戦時中の空襲で焼失する苦難もありましたが、戦後市民の強い要望により、外観は焼失前を再現して鉄筋コンクリートで復元されました。また、和歌山城公園の名物となっているのが「おもてなし忍者」です。敷地内(天守閣前広場や二の丸庭園付近等)に出没し、道案内や記念撮影のお手伝いをしています。週末には忍者の里(二の丸庭園付近)でプチ忍者体験も。忍者によるおもてなしをご体験ください。
友ヶ島(和歌山市・高野山)
旧日本軍の痕跡残る、廃墟群が魅力的な島「友ヶ島」
旧日本軍の砲台や弾薬支庫跡が残る島、友ヶ島。有名アニメ映画の世界観が再現されたような廃墟群が必見だと話題です。友ヶ島は4つの島の総称で、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島があります。沖ノ島には、要塞時代の面影を感じる砲台跡があちこちにあり、砲台跡をめぐるハイキングコースもあります。桟橋をスタートし、白く美しい友ヶ島灯台や砲台跡、沖ノ島で最も高い場所にあり、素晴らしい景色を望める展望台など、沖ノ島を堪能できるコースです。戦時中の建物がそのまま残る島内は、まるで時が止まったかのようです。神秘的な魅力を持つ島ですが、キャンプ(要予約)ができて、家族連れも楽しめます。