和歌山に泊まろう

和歌山は東京に似たような気候なので、四季折々の変化を楽しむことができます。8月は海や山のレジャーで賑わいます。県内には環境省選定「快水浴百選」に選ばれた海水浴場もあるほど、きれいな海で遊ぶことができます。またレジャー施設を訪れるなら夏が過ぎた9月中旬から10月下旬あたりが活動しやすいです。また秋には高野山に多くの観光客が訪れます。澄んだ空気の中で見る紅葉の美しさは格別です。

1泊2日でも白浜の自然や絶景を楽しんだり、アドベンチャーワールドでジャイアントパンダなどの動物たちとのふれあいを楽しむことができます。2泊3日なら、世界遺産・熊野三山と熊野古道へ足を延ばして散策をして、さらに温泉地でゆっくり過ごすこともできます。

和歌山の名物グルメといえば、中華そばと呼ばれるラーメン。スープは醤油系、豚骨と醤油系などがあります。海鮮ではマグロや加太のしらすも有名です。お土産におすすめなのが、熊野地方の郷土料理、高菜の浅漬けの葉っぱで白いご飯を包んだおにぎり「めはり寿司」です。また、金山寺味噌や和歌山が原産の南高梅の梅干しも人気です。果物では言わずと知れた温州のみかんや、「おりひめ」「さちのか」「紅ほっぺ」といったブランドで知られるいちご栽培も有名です。

那智の滝は、日本三名瀑の一つで滝壺まで落差は133ｍ。高さ、水量は日本一と言われています。全国の熊野神社の総本山にあたる熊野本宮大社は社殿が重要文化財にも指定されています。白浜の千畳敷は広い岩畳のように岩盤が広がっています。太平洋に夕日が沈む様子は大変美しく一度は見てみたい情景です。ほかにも紀州徳川家の居城であった和歌山城は日本三大連立式平山城のひとつといわれ、和歌山市のシンボルです。

和歌山といえば外せないのがパンダで人気のアドベンチャーワールド。ここでは、海と陸の動物約1400頭が自然のままに生きる姿を間近で見学できます。マリンゾーンのほか、ジェットコースターや大観覧車などのアトラクションも充実しています。生き物つながりで、世界でも珍しい鯨専門の博物館「太地町立くじらの博物館」や、入場無料の「和歌山公園動物園」、雨でも楽しめる「小原洞窟恐竜ランド」等もあります。