宇都宮に来たら名物グルメの餃子は必ずチェックしておきたい一品。いろんな店舗をめぐって、餃子の食べ比べをしてみるのも良いかもしれません。そして「大谷資料館」や「宇都宮美術館」など、文化施設が多いのも宇都宮の特徴の一つ。「とちのきファミリーランド」など、家族全員で楽しめる選りすぐりの観光スポットをご紹介いたします!
目次
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宇都宮市の歴史や文化を知ることができる宇都宮城の跡地「宇都宮城址公園」
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宇都宮名物の餃子が食べ比べできる店「来らっせ 本店」
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大谷石の採掘にまつわる展示が見られる「大谷資料館」
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宇都宮の温泉を気軽に楽しめる日帰り温泉施設「ただおみ温泉」
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宇都宮の大谷石を使って建築された登録有形文化財「カトリック松が峰教会」
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地元の特産物を購入できる「道の駅うつのみや ろまんちっく村」
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20世紀以降のアートとデザインを楽しめる「宇都宮美術館」
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家族で遊べるアトラクションがたくさん「とちのきファミリーランド」
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宇都宮の中心地にあるアーケード商店街「オリオン通り商店街」
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大谷石で造られた、宇都宮のシンボル的スポット「餃子像」
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明治時代の豪商の姿を今に伝える 国指定重要文化財「旧篠原家住宅」
宇都宮城址公園
宇都宮市の歴史や文化を知ることができる宇都宮城の跡地「宇都宮城址公園」
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公園
宇都宮城の跡地。現在は「清明台」「富士見櫓(やぐら)」の2つの櫓が再建されています。周辺は緑が多く、初夏の新緑や、紅葉で色づいた葉っぱなど、四季折々の景観を楽しめます。土塁内部には、宇都宮城に関する資料を展示している場所があり、城の知識を深められます。また、清明館の歴史展示室では、宇都宮市の歴史や文化を、展示を通して知ることができます。夜は金曜日から日曜日にライトアップされていて、暗闇の中照らされる2つの櫓は、幻想的な美しさです。入館無料で気軽に立ち寄れるのも魅力。
来らっせ 本店
宇都宮名物の餃子が食べ比べできる店「来らっせ 本店」
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グルメ
宇都宮といえば餃子。名物グルメとしてあまりにも有名です。ここはさまざまな店舗の餃子が一か所で食べ比べできるので、餃子好きにはたまりません。常設店舗と日替わり店舗があり、常設店舗には「宇都宮みんみん」「めんめん」「香蘭」「龍門」「さつき」の5つの人気餃子専門店が並んでいます。日替わり店舗では30種類以上の餃子が提供されているので、チャレンジしたことのないお店の餃子を味わえるチャンスです。宇都宮餃子祭りなどのイベントも開催されており、餃子好きの著名人と一緒にイベントを楽しむことができます。
大谷資料館
大谷石の採掘にまつわる展示が見られる「大谷資料館」
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美術館・博物館
地下30~60mに広がる、約2万平米の旧採石場を整備した博物館。ここでは、この大谷一帯でしかとれない石「大谷石」の採掘にまつわる資料や、手堀り時代の道具などを展示しています。展示もさることながら、この資料館の目玉はなんといっても地下の採掘場跡。約2万平米ほど広大な空間で、深さは約30~60m、約1000万本の巨大な大谷石が組み合わさっているという、まるで異世界のような空間です。近年では美術展や演劇場、コンサート、撮影のスタジオなど、さまざまなイベントなどにも使われています。お土産にはぜひ、大谷石の彫刻品をどうぞ。
ただおみ温泉
宇都宮の温泉を気軽に楽しめる日帰り温泉施設「ただおみ温泉」
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温泉
源泉かけ流しの湯を堪能できる日帰り温泉施設です。源泉がそのまま浴槽に流れていて、加水・加温をしていないため、湯温はかなり熱めの約47度。しかし、寒い冬は外気温で湯の温度が自然と下がるため、ちょうどいい温度でゆっくり浸かれると評判です。市民の憩いの場であり穴場スポットにもなっています。再入場OK、外出OKの1日券を600円というお得な値段で購入でき、一日に何度も温泉に入ることができます。
カトリック松が峰教会
宇都宮の大谷石を使って建築された登録有形文化財「カトリック松が峰教会」
宇都宮産大谷石を使って建築された、日本では珍しい双塔を持った教会。石工職人の巧みな技が詰まった、芸術的価値の高い建物です。近代ロマネスクを基調としていて、厳かで神秘的なたたずまいが特徴です。1998年には登録有形文化財に指定されました。敷地や聖堂内の見学が可能で、バロック様式のパイプオルガンの音色に心が洗われます。夜には教会全体がライトアップされ、石の外壁が明かりで照らされる様子は、より荘厳な雰囲気を感じられます。毎週日曜日にはミサが開かれ、誰でも参加することができます。
道の駅うつのみや ろまんちっく村
地元の特産物を購入できる「道の駅うつのみや ろまんちっく村」
「人と地域と豊かな里山にふれあう道の駅」をコンセプトとした、地元の新鮮な農産物を購入できる施設です。東京ドーム10個分の広さを有しており、体験農場やドッグラン、温泉やプールなどのアクティビティが充実しています。またレストランも併設されており、自然の恵みがたっぷりの地元グルメを味わえます。体験農場は季節ごとにプログラムが用意されており、旬の農作物の栽培の体験も可能です。宿泊施設もあり、一日中過ごせる道の駅です。
宇都宮美術館
20世紀以降のアートとデザインを楽しめる「宇都宮美術館」
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美術館・博物館
宇都宮市制100周年を記念して、平成9年にオープンされた美術館。森の中の美術館として、自然との共生と調和がとれる低層型の建物になっています。バラエティに富んだ企画展が年間5~6本開催されるほか、収蔵品を公開するコレクション展にも力を入れています。周辺施設である「うつのみや文化の森」は広大な丘陵で、美術にまつわるワークショップや自然観察会が開催されることも。四季折々の自然環境のもと、体験型学習が可能です。
とちのきファミリーランド
家族で遊べるアトラクションがたくさん「とちのきファミリーランド」
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テーマパーク
栃木県総合運動公園の中にある家族で遊べる遊園地。絶叫系、小さいお子様向け、ファミリー向けと3つのカテゴリでさまざまなアトラクションがあり、特にJRの列車を模したジェットコースターが大人気です。ほかにも、池のボートや観覧車など家族みんなで楽しめるアトラクションがいっぱいあります。園内は売店やレストランがあるので、お昼ご飯を園内ですませて午後も遊んで過ごしてもよいでしょう。入園料は無料で、乗り物に乗るときに料金が発生するしくみ。週末はイベントも開催されることがあるので、小さいお子様がいるご家族にうってつけのレジャースポットです。
オリオン通り商店街
宇都宮の中心地にあるアーケード商店街「オリオン通り商店街」
昭和23年にできた宇都宮の中心地にある全蓋式アーケードの商店街。全蓋アーケードは全長280mほどあり、商業都市宇都宮を象徴する商店街のシンボルになっています。1990年に全国で初めてポリカーボネードによる自然光を取り入れたアーケードとして建て替えられて以降、自然光が商店街を明るく照らし、より活気と賑わいが感じられる雰囲気になりました。買い物や飲食できる店が並んでおり、中心地にあるオリオン市民広場ではさまざまなイベントやパフォーマンスが行われており、商店街を一段と活気づけてくれています。
餃子像
大谷石で造られた、宇都宮のシンボル的スポット「餃子像」
宇都宮駅前にあるユニークな餃子像。彫刻家西松鉱二がデザインし、ビーナスがギョーザの皮に包まれているというユニークな姿で、宇都宮駅を訪れる人を迎えています。実はこの像は、1994年のテレビ番組の企画で作られたもの。餃子が名物である宇都宮を象徴するような記念写真スポットになっています。もちろん、宇都宮産の大谷石で造られていることは言うまでもありません。
旧篠原家住宅
明治時代の豪商の姿を今に伝える 国指定重要文化財「旧篠原家住宅」
宇都宮市を代表する旧家の一つである篠原家は、江戸時代(18世紀の終わり頃)から奥州街道口の現在の場所で、醤油醸造業や肥料商を営んでいました。現在の旧篠原家住宅は、明治28年(1895) に建てられたものです。第二次世界大戦の戦災により、主屋と石蔵3棟を残して、醤油醸造蔵や米蔵などの建物は焼失してしまいましたが、明治時代の豪商の姿を今日に伝える貴重な建造物となっています。
黒漆喰や大谷石を用いた外壁や、商家を特徴付ける店先の格子などとともに、1・2階合わせて100坪という規模の大きさが、堂々たる風格を形作り、JR宇都宮駅前の歴史的シンボルとなっています。
なお、この住宅は、平成7年11月27日に宇都宮市の文化財に指定され、平成8年2月26日に宇都宮市に寄贈されました。また、平成12年5月25日には主屋と新蔵が国の重要文化財に指定されました。復元・修復工事を経て、平成9年3月1日から一般公開しています。平成30年度に宇都宮市の大谷石文化のストーリー(「地下迷宮の秘密を探る旅 ~大谷石文化が息づくまち宇都宮~」)が日本遺産に認定されましたが、旧篠原家住宅はストーリーを構成する文化財の一つにもなっています。
グルメも数々の史跡も魅力的な宇都宮。首都圏からも近いので気軽に訪問できます。宇都宮に観光で訪れた際は、ぜひご紹介したスポットへ足を運んでみてください!
※2020年12月1日時点の情報です。
※最新情報は各施設の公式サイトをご確認下さい。