日帰りや1泊旅行におすすめな東京近場の観光スポット24選をご紹介

「富岡製糸場」は、明治維新後、日本の近代化を支えた生糸の生産工場です。当時、日本は外国と対等な立場となるべく、産業や科学技術の近代化を進めるため、ここで生産された生糸を輸出し、近代化に向けた資金を集めたと言われています。良質な生糸を大量に生産するため、洋式の繰糸器械を導入し、官営の模範工場としてつくられたのが「富岡製糸場」でした。当時とほとんど変わらない状態の繰糸所や保存整備工事を終え、見どころが充実した西置繭所などを見学できる貴重なスポットなので、有料の解説ガイドツアーや音声ガイドを利用してその歴史に触れてみましょう。なお、2014年6月には世界遺産に登録され、さらにその年の12月には繰糸所、東置繭所、西置繭所が国宝となりました。場内の見学を終えたら、富岡シルクなどのお土産品を記念に購入してみてはいかがでしょうか。

「群馬サファリパーク」はトラやライオンをはじめとする動物たちを間近に観察できる動物園です。人気のエサやり体験バスに乗って動物たちにエサをあげたり、マイカーに乗ったまま動物たちが暮らす園内を回ったりと、大人から子どもまで楽しめます。また、期間限定で開催されるワイルド・ディナー「夕暮れサファリ」では、夕暮れ時に動物たちが食事をする様子を見られます。エサに群がる動物たちは、野生の迫力満点。珍しいホワイトタイガーの食事風景も、ぜひ見てみましょう。一般的な動物園とは違った魅力をたっぷり堪能できる「群馬サファリパーク」は、小さなお子様も楽しめる遊園地もあり、ファミリーでのお出かけにぴったりです。

「高崎白衣大観音」は1936年、井上保三郎によって建立された高さ41.8ｍの観音像です。関東八十八箇所霊場の第一番札所として多くの参拝客や観光客が訪れています。観音像の胎内は9つの階層からなっており、合計20体の仏像が安置。階段を15分～20分ほど登ると、観音様の肩の高さまで上がれます。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。高台からは、高崎市街や上毛三山、関東平野が一望できます。また、御朱印もいただくことができます。なお、周辺には寺院や美術館、植物園などもあります。

「尾瀬国立公園」は福島県・栃木県・群馬県・新潟県をまたぐ、日本最大の山岳湿地です（※2022年1月現在）。夏にまつわる名曲にも登場するミズバショウは、尾瀬ヶ原で見られる高山植物で、ニッコウキスゲという鮮やかな黄色の花とともに、目を楽しませてくれます。なお、美しい景観が広がる尾瀬には、ゴミの持ち帰りやマイカー規制などのルールがあります。これは自然環境を守るための取り組みであり、日本で初めて行なわれた自然保護活動の結果でもあります。先人たちの努力に感謝し、素晴らしい伝統を守りながら、豊かな自然の美しさを堪能しましょう。

「那須ハイランドパーク」は、親子で楽しめるレジャー施設です。ジェットコースターや観覧車はもちろん、小さなお子様が安心して楽しめるミニトレインやティーカップなどのアトラクションもあります。雨の日に楽しめるアトラクションもあるため、天候を気にせず思いっきり楽しむことができます。また、毎月さまざまなイベントがあり、いつ遊びに来ても新しい発見があるでしょう。遊び疲れたら園内にあるカフェやレストランで一休み。ショップにはパークオリジナルのお土産もあるのでチェックしてみてください。一日中たっぷり遊べるので、お子様連れや家族旅行におすすめです。

「那須高原りんどう湖ファミリー牧場」は、りんどう湖を中心に牧場体験やアトラクションを楽しめるレジャー施設です。牧場では牛の乳しぼりや動物のエサやりなどを体験できるため、動物とのふれあいを楽しみたい方におすすめ。また、アトラクションは小さなお子様でも楽しめるものや大人も楽しめるもの、雨の日でも満喫できるものなど数多くあります。随時開催されるイベントも楽しみの一つです。ぜひ、親子一緒に充実した一日を過ごしましょう。

「日光東照宮」は徳川幕府の初代将軍、徳川家康を祀るため1617年に建立された神社です。現存する社殿のほとんどは三代将軍家光により1636年に建て替えられたもので、そのなかには国宝として有名な陽明門も含まれます。当時の名工がその技術を駆使してつくった建造物は豪華絢爛で、その美しさは圧倒されるほど素晴らしいものです。国宝や重要文化財が多く、有名なのは神厩舎の三猿「見ざる・言わざる・聞かざる」と、東廻廊の「眠り猫」。見どころがたくさんあり、境内も広いため、たっぷり時間を取ってゆっくりと見ることをおすすめします。

「東武ワールドスクウェア」は、世界の有名建築物を25分の1サイズで精巧に再現・展示しているテーマパークです。テーマパークです。「世界の遺跡と建築文化を守ろう」をテーマに、48の世界遺産を含む102点の有名建築物を見学できます。園内は「現代日本」「アメリカ」「エジプト」「ヨーロッパ」「アジア」「日本」の6つのゾーンに分かれており、建物周辺の風景まで再現されています。撮影スポットの目印を見かけたら、記念撮影をしましょう。園内は2～3時間ほどで見学できますが、カフェやレストランもあるので食事も楽しみながら、ゆっくり見学してみてはいかがでしょうか。

「国営ひたち海浜公園」は、広大な敷地の中で、自然観察や体験学習、アクティビティなどを楽しめる国営公園です。春はネモフィラ、秋にはコキアがみはらしの丘一面に広がり、訪れる人の目を楽しませてくれます。写真映えするようなスポットも多くあるため、お気に入りの風景を写真に収めてみましょう。また、園内にはバーベキューができるエリアや、アクティビティで汗を流せるエリア、遊園地エリアもあるため、家族でのお出かけにもおすすめです。園内を1周40分ほどで回ってくれるシーサイドトレインを利用すれば、お子様やご高齢の方も安心して広い園内を十分に見学できます。

「かねふくめんたいパーク大洗」は、明太子の老舗メーカー「かねふく」が運営する明太子専門のテーマパークです。多い日は一日5トン以上の明太子を生産している工場を無料で見学でき、見学後はできたての明太子を試食可能。明太子のつぶつぶ感を大切にしたかねふくの明太子を味わえます。また、ゲームやムービーで明太子やスケソウダラについて学べる明太子ギャラリーは、お子様にも人気。親子で楽しめるスペースです。お腹が空いたらフードコーナーへ。めんたいパークならではのオリジナル明太子グルメを味わいましょう。周辺には観光スポットも多いので、たっぷり楽しめます。

「アクアワールド茨城県大洗水族館」は、サメの飼育種数が50種類以上と日本一多いことで有名な水族館です（※2022年2月現在）。日本最大級のマンボウ専用水槽や、太平洋をバックに観賞できるイルカ・アシカオーシャンライブ、約15,000匹のイワシたちが光とBGMにあわせて群れ動くパフォーマンス「IWASHI LIFE（イワシライフ）」など、見どころもたくさんあります。館内にはカフェやフードコートもあるので、休憩しながら、ゆっくり時間をかけて見学するのがおすすめ。お土産も充実しているので、立ち寄った際はチェックしてみてください。

「筑波山」は、標高871ｍの男体山と877ｍの女体山からなる山で、日本百名山の一つです。その優美な姿から、「西の富士、東の筑波」といわれてきました。古くから信仰の山として栄えた山の中腹には、筑波山神社と筑波山大御堂があります。筑波男ノ神（いざなぎ）、筑波女ノ神（いざなみ）を祭神としているため、縁結びや夫婦和合の神として信仰されています。登山の初心者であれば、比較的楽に登れる「迎場（むかえば）コース」や、片道はロープウェイを利用する「おたつ石コース」がおすすめです。また、登山道のほか、ケーブルカーやロープウェイで気軽に山頂に登ることができます。

「長瀞渓谷」は、埼玉県の秩父にある自然豊かな観光スポットです。中心地には岩畳があり、その対岸には秩父赤壁という絶壁や、明神の滝などがあります。その間を流れる荒川は青く淀み、美しい色彩を見せてくれます。また、「長瀞渓谷」での楽しみ方といえば、なんといっても川下りでしょう。風景の美しさとともにスリルも味わえる川下りは、老若男女問わず人気があります。なお、駅から岩畳までの途中にある商店街では、地元の特産品などのお土産を購入できます。豊かな自然と情緒ある商店街を楽しみながら、充実した一日を過ごせるでしょう。

「川越氷川神社」は、約1500年前に創建されたと伝わる神社で、古くから縁結びの神様として信仰されてきました。祀られている5柱の神様は2組のご夫婦とそのご子孫（お子様の説もあります）。「川越氷川神社」が夫婦円満や縁結びの神様として信仰されてきたのは、そうした御祭神の関係性からでしょう。「境内の玉砂利を持ち帰って大切にすると良縁に恵まれる」という言い伝えがあり、本殿前の玉砂利を麻の網に包んだ「縁結び玉」は毎朝20体限定の特別頒布。入手したい方は入念な準備が必要かもしれません。他にも、専用の釣り竿を使って釣り上げる、一風変わった鯛みくじがあります。鯛みくじは、赤い鯛の「一年安鯛みくじ」、ピンク色の鯛の「あい鯛みくじ」というおみくじの2種類です。なお、神社周辺には、「蔵造りの町並み」や喜多院、菓子屋横丁などの観光スポットがたくさんあります。巡回バスも運行しているので、バスを利用して巡ってみてはいかがでしょうか。

「時の鐘」は、江戸時代初期から「時」を知らせてきた川越のシンボルです。始まりは1627年から1634年にかけて、川越城主であった酒井忠勝により建てられたと伝わっています。現在の鐘楼は1893年に発生した川越大火の翌年に再建されたもので、川越市の指定文化財となっています。また、現在は午前6時・正午・午後3時・午後6時の4回、自動打鐘機が鐘つきをしているそうです。川越を訪れた際、タイミングが合ったらぜひ耳を傾けてみてください。なお、高さ約16ｍ、3層構造の「時の鐘」は、1996年に「残したい“日本の音風景100選”」にも選ばれています。

「東武動物公園」は、動物園・遊園地・プールが一体となったハイブリッド・レジャーランドです。動物園では希少なホワイトタイガーをはじめ約120種類、1,200頭の動物たちに会えるほか、エサやり体験などもできます。毎日多くのイベントが開催されているため、来園したらまずは開催イベントをチェックしてみましょう。遊園地はお子様向けのものから大人も楽しめるものまで、そのアトラクション数は多数。天候を気にせず遊べるアトラクションもあるので、雨の日も安心です。目移りしそうなぐらい様々な体験できるスポットなので、ご家族やご友人と一日の計画を立てるところから楽しめるでしょう。

「鴨川シーワールド」は、自然環境を再現した展示が魅力の水族館。生きもののことをより深く知るきっかけにもなるスポットです。もっと詳しく知りたい方向けに動物とのふれあい体験「ディスカバリーガイダンス」や季節ごとに行われる教育プログラムも用意されています。また、「鴨川シーワールド」の魅力の一つといえば、シャチとアシカのパフォーマンス。特に、迫力ある水しぶきが上がり、見ごたえ抜群と評判のシャチのパフォーマンスは、大人から子どもまで、どなたでも満足いただけるでしょう。さまざまなイベントも随時開催しているため、事前にチェックしておくのがおすすめです。

「東京ドイツ村」は、ドイツの田園風景をイメージした自然体験型のテーマパークです。東京ドーム19個分の広大な敷地には四季折々の花が植えられ、さまざまなアトラクションも楽しめるようになっています。まずは園内マップを確認して、お目当ての場所へ移動しましょう。車に乗ったまま入園できるため、お車の方は、離れたエリアへの移動もスムーズです。お子様にはこども動物園でのエサやり体験や、畑での収穫体験、無料あそびエリアなどがおすすめ。動物や自然に触れながら、たっぷりと遊べます。また、記念撮影をするなら、園内のフラワースポットを背景にするのもよいでしょう。

一宮町から旭市にいたるまで約66kmも続く九十九里浜のほぼ中央に位置する「白子海岸」。夏には海の家が建てられ、多くの海水浴客で賑わいます。また、一年を通して多くのサーファーが集まることでも有名。海水浴やマリンスポーツ、釣りが楽しめます。「白子海岸」のある白子町は九十九里浜で唯一の温泉地（※2022年1月現在）で、海で遊び疲れた身体を温泉で癒やすのもおすすめです。さまざまな楽しみ方ができるのも「白子海岸」ならではのうれしいポイントでしょう。

「市原ぞうの国」は、国内最多といわれる10頭のゾウを飼育している動物園です（※2022年1月現在）。ゾウ以外にもカピバラやカバなど約70種類もの動物たちと身近にふれあえます。園内には6つの動物施設があり、ゾウの水浴びやパフォーマンスなどが見学可能。動物たちにおやつをあげることもできるため、特に、お子さまは大興奮間違いなしでしょう。大きな動物に近づくのはちょっと苦手というお子さまには、「ねこちゃんふれあいランド」がおすすめです。かわいい猫たちとふれあい、楽しい時間を過ごせます。園内にはフードコートやレストラン、ギフトショップなどもあるので、一日ゆっくりと楽しめるでしょう。

「よこはまコスモワールド」は、小さなお子さまから大人まで、みんなが楽しめるレジャー施設です。園内は大観覧車やジェットコースターがある「ワンダーアミューズ・ゾーン」、迷路やホラーアトラクションがある「ブラーノストリート・ゾーン」、お子さま向けのアトラクションがある「キッズカーニバル・ゾーン」に分かれています。アトラクションも30以上と充実。授乳室やオムツ交換台もあるため、赤ちゃん連れでも安心です。親子で楽しめる「よこはまコスモワールド」で、たっぷり遊んで楽しい思い出をつくりましょう。

「横浜・八景島シーパラダイス」は、4つの水族館とアトラクション、レストラン、ショッピングストアなど多数の施設が詰まった複合型レジャー施設です。水族館では、さまざまな体験プログラムが催され、生きものたちとふれあうこともできます（※事前予約制）。アトラクションはお子様でも楽しめるものや、雨の日でも楽しめるものなど種類も豊富。親子で思いっきり遊びましょう。レストランや軽飲食も充実しているので、休憩しながら一日中楽しく過ごせます。なお、「横浜・八景島シーパラダイス」がある八景島は入島無料。お食事やショッピングだけ楽しみたい方にもおすすめです。

「横浜ランドマークタワー」は1993年開業の、横浜のシンボルともいわれる高層ビルです。レストランやショッピングモール、ホテルなどが1つのビルに集まっています。一番の見どころは69階展望フロア「スカイガーデン」から眺める絶景。日本最高速のエレベーターに乗れば、地上約273ｍの高さまであっという間に到着。天気の良い日なら富士山や東京スカイツリー®も見えるほか、眼下には横浜の街並みが広がり、きっと忘れられない思い出となることでしょう。沈みゆく夕日、きらめくみなとみらいの夜景なども見どころの一つなので、日中だけでなく夜にもぜひ一度足を運んでみてください。

「三鷹の森ジブリ美術館」は、アニメーション映画監督の宮崎駿が手がけた美術館。普通の美術館とは異なり、スタジオジブリならではの遊び心がぎゅっと詰まった特別な空間です。ジブリ作品に登場した数々のキャラクターが館内のあちこちに隠れているだけでなく、子どもも大人も、“見て・触れて・感じる”楽しさを満喫でき、忘れられない時間を過ごすことができるでしょう。また、館内にある小さな映画館では、オリジナルの短編アニメ―ションを上映。上映作品は定期的に入れ替わるので、気になる方は公式HPにて上映スケジュールをチェックしてみてください。なお、「三鷹の森ジブリ美術館」は、日時指定の予約制です。チケット情報に関する詳細も公式HPをご確認ください。とても人気があるため予約はお早めに。