冬に子連れ旅行をするなら、冬ならではの体験ができる観光スポットがおすすめです。雪のなかで遊ぶスノーアクティビティが豊富なスポットや、イルミネーションが魅力的なスポット、寒い冬でも室内で暖かく過ごせるスポットなど、冬だからこそ行きたくなる旅行先はたくさんあります。本記事では、冬の子連れ旅行に最適な観光スポットを14ヵ所紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
小岩井農場(岩手県)
遊んで食べて学べる、小岩井乳製品のふるさと「小岩井農場」
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自然
バターやチーズ、ヨーグルトなどで皆様の食卓をおいしく彩る小岩井の乳製品。
そのルーツは岩手山の麓に広がる小岩井農場にあります。1891(明治24)年の創業以来、130年に及ぶ農場の営みと歴史はまさに畜産業発展のあゆみそのもの。緑豊かな環境と美しい景観の中、酪農や林業の生産現場をご案内するガイドツアーが好評です。
お食事処では、50年を超えて長く愛される名物料理のジンギスカンや小岩井牛を使用したバーベキューをお腹いっぱい味わってください。また、しぼりたての新鮮な生乳の風味をそのままに、農場ならではのソフトクリームやジェラートがおすすめです。
モヤヒルズ(青森県)
青森市内からアクセス抜群!パウダースノーの雪質を楽しめる「モヤヒルズ」
「モヤヒルズ」は青森県青森市にあり、市内から約30分でアクセスできるスキー場。スキー場内には特徴の異なる6つのゲレンデがあり、スキー初心者から上級者まで満足できます。いろいろなコースを試して、お気に入りを見つけてみるのもよいでしょう。ゲレンデの最大滑走距離は約1,800m。ナイター営業も行なっているので、青森市街の夜景を眺めながらナイタースキーを心ゆくまで楽しむことも可能です。レンタルコーナーには、スキー・スノーボードのほかに上下のウェアセットやヘルメットもあります。少ない荷物で手軽に足を運べるのも「モヤヒルズ」の魅力の一つでしょう。
水上高原スキーリゾート(群馬県)
スキー・スノーボード以外にもたくさんのアクティビティが楽しめる「水上高原スキーリゾート」
「水上高原スキーリゾート」は、群馬県みなかみ町にあるスキー場です。緩斜面で楽々の3,000mのロングコースから、完全非圧雪でふわふわのパウダースノーを滑走できるコースなど、バリエーション豊富な12のコースと、スノーアクティビティが充実。本州で唯一の本格的「犬ぞり体験」、スリル満点の「スノーラフティング」、山頂まで雪上車で行く「雪上車ツアー」などのスノーアクティビティの他、お子様の成長に合わせて遊べる「2つのキッズパーク」も人気。滑りと遊びを楽しみ尽くすならゲレンデ直結の「水上高原ホテル200」に宿泊するのがおすすめ♪お子様のスキーデビューにもぴったりです!スキーやスノーボード以外にも楽しめる要素が満載です。
雪ちゃりスノーライドツアー(長野県)
真っ白なゲレンデをファットバイクで走り抜ける、日本初のスノーアクティビティ「雪ちゃりスノーライドツアー」
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自然
「雪ちゃりスノーライドツアー」は長野県飯山市の北信州・戸狩温泉スキー場にある、日本初のスノーアクティビティ。雪が降り積もった真っ白なゲレンデを、通常の自転車よりもタイヤが太い「ファットバイク」で一気に駆け降ります。雪上を自転車で走るのはまさに爽快。安全面にも配慮されているので、女性やお子様も気軽に挑戦しやすくなっています。操作方法は通常の自転車とほぼ変わらないので、すぐに慣れるでしょう。スキーやスノーボードよりも安定性が高いスノーストライダーもあり、お子様におすすめ。すぐに両足を地面につけられるため、安心して遊べます。
レストランかまくら村(かまくらの里)(長野県)
期間限定で特別なかまくら体験ができる「レストランかまくら村(かまくらの里)」
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グルメ
「レストランかまくら村(かまくらの里)」は、長野県飯山市に毎年1月下旬から2月下旬の間だけ「かまくらの里」に現れる、特別なレストラン。名前のとおり、かまくらの中で食事ができます。かまくらの内部は、雪が一面に降り積もった場所にいるとは思えないほどの暖かさ。信州味噌や地元でとれた具材をふんだんに使用した「のろし鍋」を食べれば、より温まることでしょう。夜になると、かまくらにあかりが灯され、ロマンチックで幻想的な風景が広がります。ぜひご家族や友人たちと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。(※2023年は「かまくら祭り」は中止となりました。)
伊豆シャボテン動物公園(静岡県)
約1,500種類のサボテンと約140種類の動物たちに会える「伊豆シャボテン動物公園」
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動物園・水族館
「伊豆シャボテン動物公園」は静岡県伊東市にある、サボテンと動物が魅力的な観光スポットです。園内にはメキシコやマダガスカルなど世界中から集められたたくさんのサボテンや多肉植物があり、その種類はなんと約1,500種類。さらに園内には、カピバラやレッサーパンダをはじめとした約140種類の動物たちがいます。ふれあったりおやつあげ体験をしたりと、癒しのひとときを過ごせるでしょう。“伊豆の冬の風物詩”として知られるカピバラの露天風呂は、「伊豆シャボテン動物公園」が元祖。園内中央の大池をボートで巡り、動物たちの観察をする「アニマルボートツアーズ」は大人気。室内で出会えるサボテンや動物も多いので、天候を気にせず楽しめるのも大きな魅力でしょう。
城崎マリンワールド(兵庫県)
釣りができる、枠にはまらないユニークな水族館「城崎マリンワールド」
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動物園・水族館
「城崎マリンワールド」は兵庫県豊岡市にあり、“水族館らしくないこと”にチャレンジする一風変わった水族館。数々の海洋生物が展示されているのは他の水族館と同じですが、なんとアジ釣りができます。竿とエサは貸し出しているので、誰でも手ぶらで挑戦可能。釣ったアジは園内にあるアジバーで調理してもらい、天ぷらで食べられます。水族館の中で釣りをして、釣った魚を食べる経験はなかなかできません。もちろん、水族館としても魅力的。魚たちの驚きの行動を、新しい角度から見ることができる「フィッシュダンス」。さらに水族館のメインイベントともいえる「イルカ・アシカショー」は、毎年テーマと内容が変わるので、何度も訪れたくなるでしょう。
とっとり花回廊(鳥取県)
東京ドーム約11個分の敷地で四季折々の花々を観賞できる「とっとり花回廊」
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テーマパーク
「とっとり花回廊」は、鳥取県南部町にある日本最大級のフラワーパークです。東京ドーム約11個分にもおよぶ広大な敷地のなかには、多種多様な花々が咲き誇っています。特に、ユリは「とっとり花回廊」のメインフラワーとなっており、日本に自生する野生ユリすべての品種を展示。さまざまな花が咲く、春から秋にかけての季節も魅力的ですが、冬のイルミネーションも必見です。電飾の数は中国地方でもトップクラスで、花と光が織りなす幻想的な景色を満喫できます。旬の花やハーブなど、植物を活かしたイベントも数多く行なわれているので、訪れる際は公式サイトをチェックしておきましょう。また、食事にもこだわっており、園内にある「レストラン花かいろう」では、地元食材を使用した和洋食が食べられます。
国営讃岐まんのう公園(香川県)
広大な敷地がイルミネーションで鮮やかに輝く「国営讃岐まんのう公園」
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公園
「国営讃岐まんのう公園」は、香川県まんのう町にある「名勝“満濃池”」に隣接した四国唯一の国営公園です。開放感あふれる広大な園内では、春~秋にかけて様々な花が開花し園内を彩ります。また冬には、イルミネーションイベント「ウィンターファンタジー」を開催。11月~1月のイベント期間中は21時まで開園時間が延長され、普段とは異なるロマンチックな「まんのう公園」が堪能できます。約3万平方メートルのグランドイルミネーションや、4,900個のグラスを使用した高さ5mの「シャンパングラスタワー」、四国八十八景に選定されている「昇竜の滝」のライトアップなどが魅力的。日中は園内で存分に遊び、夜になったらイルミネーションで光に包まれる幻想的な景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
東京ドイツ村(千葉県)
音楽に合わせてイルミネーションが変化する、音と光の幻想世界「東京ドイツ村」
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テーマパーク
「東京ドイツ村」は、千葉県袖ヶ浦市にある遊具やアトラクション、動物園などが複合したテーマパーク。豊かな自然を活かし、スワンボートや芝そりゲレンデ、パターゴルフなどのアクティビティがたくさんあります。シュニッツェルやアイスヴァインなどのドイツ料理を堪能できるのも魅力です。毎年、冬には関東で最大規模のウィンターイルミネーションが開催され、2022~2023年のイルミネーションでは約300万球の電球を使用。多くの電球を使用したイルミネーションは圧巻ですが、「東京ドイツ村」のイルミネーションはそれだけではありません。音楽に合わせてイルミネーションが変化する「光と音のショー」は、幻想的で味わったことのない感動を届けてくれるでしょう。
なばなの里(三重県)
国内最大級の自然と光が織りなすイルミネーションがすてきな「なばなの里」
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テーマパーク
「なばなの里」は三重県桑名市にあり、日本最大級の花ひろばやベゴニアガーデンを持つ花と緑と食の楽園です。花ひろばは約13,000坪の面積があり、春にはチューリップやネモフィラ、秋はダリアやコスモスなどの花々が景色を彩ります。国内最大級のベゴニアガーデンでは、世界中から集められた数百種類約12,000株の花々を観賞可能。そして、「なばなの里」の冬の風物詩ともいえるイベントがイルミネーション。例年10月下旬頃~5月下旬まで開催される国内最大級のイルミネーションは花と光の競演が美しく、神秘的な感動をもたらすでしょう。毎年変わるテーマエリアをはじめ、水面を彩る水上イルミネーションや約200m続く光のトンネル、高さ約20mのヒマラヤスギを装飾したツインツリーなど、見どころもたくさんあります。
マザー牧場(千葉県)
牧場を色鮮やかに彩る冬のイルミネーションは、まるで光の花畑「マザー牧場」
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テーマパーク
「マザー牧場」は千葉県富津市にある、花や動物、アトラクションなどを楽しめるエンターテイメントファーム。馬や牛、羊といった動物たちとふれあったり、動物たちのショーやイベントなどを観賞したりできます。また、南房総の山並みが望める雄大な自然の中でバンジージャンプやジップラインなどのアクティビティが楽しめるのも魅力。冬には、牧場に温かい色とりどりの光の花が咲いたようなイルミネーションが楽しめます。標高300メートルに位置するマザー牧場からは夕日に染まる富士山を望むことができ、そのシルエットとイルミネーションのコラボレーションはまさに絶景です。また、ライトアップされた観覧車からは東京湾越しに東京や横浜の夜景が一望でき、とてもロマンチックです。
ハウステンボス(長崎県)
圧巻のイルミネーションが華やかに街を彩る「ハウステンボス」
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テーマパーク
「ハウステンボス」は17世紀ヨーロッパの街並みを再現した、広大な敷地を持つ大型リゾートです。季節ごとに咲き誇る花々や、夜の街を彩るイルミネーション、本格的な音楽やショーなど、数多くのイベントやアトラクションがお客様を迎えます。敷地内には街や森や運河、無人島アトラクションに渡る船着き場まであり、一日では回り切れないほど広いので、事前に公式サイトを見て行きたい場所を決めておくとよいでしょう。ゆっくり過ごしたいなら、パーク内ホテルへの宿泊を検討してみてください。夜遅くまでイルミネーションやグルメを楽しんだらパーク内ホテルでぐっすり。翌朝、オープン前の人少ない園内を散策すれば、特別な一日の始まりです。
福岡市動植物園(福岡県)
かわいらしい動物と鮮やかな植物を一度に両方楽しめる「福岡市動植物園」
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動物園・水族館
「福岡市動植物園」は福岡県福岡市にあり、動物園と植物園を一度に楽しめる観光スポットです。動物園には、アムールトラやアミメキリンなどの大きな動物から、レッサーパンダやコツメカワウソなどの小さくかわいらしい動物まで勢ぞろい。植物園は約280種類ものバラが咲き誇るバラ園や熱帯の花々が展示されている温室など、世界の植物を観賞できます。また、動物の誕生日をお祝いしたり食虫植物についての講座があったりと、楽しめるイベントも豊富に開催。
冬はさまざまなスノーアクティビティが楽しめたり、空気が澄んでいることからよりきれいなイルミネーションが見られたりと、他の季節にはない体験ができます。寒い季節だからこそ、より楽しめる観光スポットはたくさんあるので、冬休みなどを利用して子連れ旅行を計画してみてはいかがでしょうか。ぜひ本記事で紹介した冬ならではの体験ができる観光スポットを、選択肢の一つとして検討してみてください。
※2021年8月1日時点の情報です。
※最新情報は各施設の公式サイトをご確認下さい。