シンガポールのおすすめアフタヌーンティー特集

数あるシンガポールのアフタヌーンティーのなかでも、130年以上の歴史があるラッフルズホテルのアフタヌーンティーは、とても人気があります。アフタヌーンティーはエントランスからすぐの「ザ　グラウンドロビー」で提供されます。外観も印象的で美しいホテルですが、「ザ　グラウンドロビー」は改装が終了し、床から天井まで伸びるビクトリア様式の壮麗な柱や柔らかな光が差し込む天窓など、とても上品で優雅な空間となっています。三段トレイで提供されるフィンガーサンドウィッチや自家製スコーンやケーキ、旬のデザートの数々などを厳選された紅茶と一緒に楽しむことができます。ラッフルズホテルのアフタヌーンティーは特に人気なので、早めのご予約をおすすめします。

以前観光客にも人気だった「チフリーラウンジ」は2021年に新たなコンセプトのレストラン＆バー「リパブリックラウンジ」としてリニューアルオープンしました。1960年代のシンガポールや西洋文化をオマージュした空間となっていて、伝統的ながらもさまざまな文化を感じられるなか、天井から差し込む光とともにアフタヌーンティーを楽しむことができます。メニューも前菜、セイボリー、スイーツなどどれもボリュームのある内容となっています。リッツ・カールトン・ミレニア・シンガポールでは、リパブリックラウンジ以外にも、レストラン「コロニー」では五段のプレートを使ったモダンスタイルのアフタヌーンティーが提供されています。

英国風のアフタヌーンティーをコンセプトにしているグッドウッド・パーク・ホテルの「レスプレッソ」では、スイーツやセイボリー、軽食がビュッフェ形式で提供されています。伝統と格式あるバラエティに富んだメニューの数々をお好きなだけ楽しむことができます。もちろん飲み物もメニューも豊富で、紅茶はおなじみのダージリンやアッサムの他、珍しいフレーバーのものやシンガポール初の高級紅茶ブランドTWGを堪能することができます。グッドウッド・パークホテルは1929年にオープンし、コロニアル調の建物が印象的です。レスプレッソは、ホテル中庭のプールに面していて、天気の良い日は日差しが差し込む明るいカフェとなっています。

1991年のオープン以来、アフタヌーンティーの名店として愛されてきたのが「ローズベランダ」です。広々とした店内は、重厚かつ華やかなインテリアが設えられており、ゆっくりとアフタヌーンティーを楽しむことができる空間となっています。ローズベランダの名前の通り、バラをモチーフにした食器や茶器なども人気の一つです。コース形式と三段トレイで提供されるデザートや軽食の数々はどれも美しく、とても美味しいものばかりです。季節ごとに異なるテーマで作られているメニューの数々は、いつ訪れても違った魅力を感じることができます。もちろんお茶の種類も豊富で、ホテル特製のフレーバーも人気です。

2015年に国定史跡に指定された歴史的建造物であるフラトン・ホテル・シンガポールでは、伝統的な英国式のアフタヌーンティーが提供されています。ロビーの奥の一角に広がるラウンジ「ザ・コートヤード」はクラシカルで高級感に溢れた空間です。トラディショナル・アフタヌーンティーという名前の通り、スコーンやケーキ、マカロン、サンドイッチ等の王道のメニューが三段トレイにのって提供されます。飲み物はTWGの紅茶とコーヒーから選ぶことができ、何杯でも違う種類をお代わりすることができます。ハープの演奏と一緒に優雅な時間をお過ごしください。

スイソテル・ザ・スタンフォードの70階にあるレストラン「SKAI」は市街を見下ろすロケーションが人気です。マリーナベイサンズやマリーナエリアのビル群を一望できる窓側の席は競争率が高いので、なるべく早く予約を取ることをおすすめします。SKAIは創作料理レストランとしても有名なので、料理やスイーツもモダンで美味しいものばかりです。アフタヌーンティーで提供されるメニューは、日本の食材やエッセンスを取り入れたものとなっており、海外にいながら日本を感じられる内容となっています。