江戸の面影を今に残す町並みが印象的な川越。街並みは風情があり、随所にSNS映えスポットもあり、カップルや女子旅人気の高い観光エリアです。テイクアウトも充実しているので食べ歩きやパワースポット巡りもおすすめ。さあ、小江戸川越巡りの旅へ出かけてみましょう!
時の鐘
1日4回市内に鳴り響く、小江戸川越の象徴的存在「時の鐘」
川越市指定文化財であり小江戸川越のシンボルとも言える「時の鐘」。古くから人々の生活に欠かせない時を知らせてきました。6時・12時・15時・18時の1日4回、街中に響き渡る鐘の音は、1996年(平成8年)に環境省主催「残したい日本の音風景100選」にも選ばれました。高さは約16mと、伝統的で趣を感じる街並みの中で、ひときわ目立つ存在感を放っています。現在の鐘楼は1893年(明治26年)の川越大火の翌年に再建されたもので、はじまりは1627年(寛永4年)といわれており、歴史の長さがうかがえる鐘です。
川越氷川神社
お宮参りで訪れる方も多い、家族の神様「川越氷川神社」
-
神社仏閣
川越にある恋愛系パワースポットのひとつ、川越氷川神社。夫婦円満や家庭円満、縁結びにご利益がある神社です。境内の小石を麻の網で丁寧に包み、お祓いがされた「縁結び玉」は、毎朝8時から20体の限定頒布。川越氷川神社に祀られている神様は家族の神様であることから、結婚式を始め、安産祈願やお宮参り、七五三詣で訪れる方も多く、祈願を受けた家族はお守りやお札などの授与品を頂くことができます。パートナーとの出会いや家族の幸せなどのご祈願をする際に訪れたい神社です。
川越城本丸御殿
東日本で唯一現存する本丸御殿「川越城本丸御殿」
-
神社仏閣
東日本で唯一現存する本丸御殿であり、埼玉県の指定文化財でもある、川越城本丸御殿。周囲には富士見櫓跡(ふじみやぐらあと)なども残っており、史跡としての見どころがたくさんあります。川越城は、1457年(長禄元年)に上杉持朝からの命を受けた家臣・太田道真と道灌親子が築いたという歴史があります。江戸時代においては、江戸の北を守る城として重要視されており、幕府の重鎮によって代々城主が継がれていきました。城主の住居でありながら政務を行う場でもあり、また兵が常駐する場でもあったため、風格を感じる広大な建物となっています。
川越熊野神社
四季詣ごとの特別御朱印にも注目!恋愛や縁結びの神様「川越熊野神社」
-
神社仏閣
縁結びや恋愛の神様として絶大な支持を得ている、川越を代表する神社のひとつ、川越熊野神社。拝殿の左側には「むすひの庭」があり、願いの種類によって参拝の作法が異なりますので事前に要チェックを。境内では地域の人々によるお囃子や神楽なども上演されることがあり、伝統芸能を楽しめる行事も盛んです。毎月第3日曜日は銭洗弁天の縁日であり、先着50名は宝池で清めた御福銭を分けてもらえます。「勝守(日本サッカー協会公認)」や「クリスタル 開運八咫烏御守」といった授与品は、他の神社ではお目にかかれない個性的なものなので川越土産にぴったりです。
川越まつり会館
川越まつりの山車やまつりの資料が展示されている「川越まつり会館」
-
美術館・博物館
平成17年に国の重要無形民俗文化財、平成28年には「川越氷川祭の山車行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録された川越まつり。川越まつり会館では、川越まつりで実際に曳かれている山車が常時2台展示されています。鮮やかで迫力のある山車は豪華絢爛の名にふさわしく、細部にわたる精巧な作りを堪能できるほど間近で眺めることができます。展示コーナーでは川越まつりやお囃子の歴史を知ることができ、川越まつりの歴代ポスターなどが掲示されています。また、大型スクリーンには川越まつりの様子が上映され、まつりの賑わいが伝わってくるでしょう。毎年写真コンクールも開催されており、入選すると館内で1年間展示されます。
川越市立博物館
川越の歴史を学ぶことができるミュージアム「川越市立博物館」
-
美術館・博物館
川越の歴史や街のつくりを学ぶことができる、川越市立博物館。瓦屋根に漆喰風の白壁という特徴的な建物は、蔵造りをイメージしています。原始古代から現代における川越の歴史を伝える資料が展示されており、特に栄えていた近世においては、城下町川越の様子を再現したジオラマや屏風などが常設されています。蔵造りの建築工程がわかる実物大の大型模型も臨場感があるので、見逃すことはできません。期間限定の特別展や体験教室なども開催されているので、何度訪れても楽しめます。
小川菊
江戸時代に創業した川越のうなぎ屋の名店「小川菊」
-
グルメ
文化4年に創業した、現在7代目まで継がれている川越のうなぎの名店である、小川菊。創業から受け継がれていった一子相伝のタレが自慢で、川越の名物グルメです。うな重やうな丼のほか、う巻などの一品料理も充実しています。コース料理も用意されているので、特別な日の食事にもうってつけです。川越の名物「コエドビール」も販売されているので、大人の旅の楽しみを満喫できるでしょう。また、テイクアウトやデリバリーもできるので、宿泊先でゆっくり食べることもできます。
*コース料理は16時30分以降、2名様よりご予約限定にて承っております。
*各コースともに仕入、仕込みの都合上、前々日までにご予約をお願いしております。
川越プリン
お芋や抹茶など、様々な味のプリンが楽しめるプリン専門店「川越プリン」
-
グルメ
川越で初めて誕生したプリン専門店、川越プリン。店舗や商品についているロゴは、川越のシンボル「時の鐘」がプリンのようにお皿に載ったイメージでデザインされています。国産の牛乳や卵を使用し、また風味やコクの為には、最高級とされるマダガスカル産バニラビーンズをふんだんに使うなど、美味しさへはとことんこだわっています。種類はいくつかありますが、中でも川越特産のサツマイモを使ったお芋プリンは、プリンの生地にサツマイモを使用しており、濃厚かつなめらかな食感が楽しめる逸品です。河越抹茶プリンはその名のとおり、地元で栽培された抹茶を100%使用しており、黒豆を入れて和を感じるスイーツになっています。
菓子屋横丁
石畳の通り道が懐かしい、レトロな菓子屋が並ぶ「菓子屋横丁」
20店近くの飴や駄菓子などの店が軒を連ねる菓子屋横丁。昔懐かしい駄菓子を発見したり、醤油が焼けた香ばしい香りに食欲をそそられたりして、思わず足を止めてしまうことでしょう。ニッキやハッカ飴などの駄菓子は見ているだけで懐かしい気分になり、大人が童心に帰れる場所ではないでしょうか。団子なども売られているので、小腹がすいた時の食べ歩きスイーツもゲットできます。石畳の通りは江戸時代を彷彿させ、勢いのある呼び込みの声やノスタルジックを感じる趣ある風景に安らぎを感じずにはいられません。
川越八幡宮
唯一“川越”の名称を刻む、関東を代表する由緒あるお宮「川越八幡宮」
-
神社仏閣
川越に創建して約1000年の歴史がある川越八幡宮。市内で200近くある神社の中で、唯一「川越」の地名が名称に入った由緒あるお宮です。ご利益は縁結び・足腰健康・合格必勝。境内のイチョウの木は恋愛パワースポットとして有名です。ちびっこ相撲やコンサート、四季折々の行事があるので訪れるたびに違う楽しみを味わえるでしょう。聖徳太子の姿をかたどった「ぐち聞きさま」は、訪れた人々がぐち聞きさまに悩みを話してスッキリしてもらうために作られました。悩みを打ち明けてから祈願すれば、開運も近いかもしれません。
懐かしさを感じる通りや江戸の面影を残す町並みなど、川越には魅力的なスポットがたくさん。川越に観光で訪れた際は、ぜひご紹介したスポットへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
※最新の基本情報は公式サイトをご確認下さい
※2020年12月1日時点の情報です