持続可能な社会を実現するため、サステナブルな挑戦に取り組むホテル・旅館をご紹介。
環境に配慮したアメニティによるプラスチック製品の利用削減、食品廃棄物や廃油の再利用など排出を減らす・リサイクルするホテル・旅館や、各地域の食材を活かしたお料理の提供、周囲の自然を守り自然と共生していく活動を行っているサステナブルなホテル・旅館もございます。エシカルな旅でSDGsに貢献しませんか。
島根県 玉造温泉
松乃湯

豊かな自然と数々の神話に彩られ、日本最古の美肌湯温泉といわれる玉造温泉。その温泉街に位置する「松乃湯」では、プラスチック削減に向け、50%のバイオマス配合ECO歯ブラシやストレートブラシの導入、さらにこうしたアメニティの包装紙もECO和紙と呼ばれる分解されやすい素材を使用しております。
また、お客様にお召し上がりいただくお食事には島根県産高級ブランド米「仁多米」または出雲蕎麦、宍道湖で採れたしじみなど山陰産の素材をふんだんに取り入れ、出雲地方の食の魅力をお届けしています。
これからも時代を見据え、「松乃湯」ならではのおもてなしを追求し、皆様にご満足いただけるサービスの提供に努めてまいります。
松乃湯 営業部 梶田 勇樹
山口県 周防大島
マリッサリゾート サザンセト周防大島

周防大島は椰子の並木が立ち並び、ロケーションや歴史から「瀬戸内のハワイ」と呼ばれています。
素晴らしい自然と恵み、人々に支えられて営業してきた当館では、地域経済活性化に取り組む活動を行っています。
その取り組みの一環として、特産物のみかんの付加価値を高めるべく、当館と周防大島の農家、山口地ビールメーカーが連携し、「みかんビール」の開発・ブランド化を行いました。
こういった商品はふるさと納税の返礼品にもなり、周防大島町の発展に貢献しています。
今後も島の魅力を発信し、持続的な成長に向けて進んでいけるよう取り組んでまいります。
マリッサリゾート サザンセト周防大島 営業部 高野 孝志
岡山県 岡山
ホテルグランヴィア岡山

ホテルグランヴィア岡山ではフードロス削減に努めています。
2021年よりホテルから排出された食品廃棄物(年間約47t)は全てバイオディーゼル岡山のバイオマス発電事業に提供し、クリーンな電力発電に貢献しています。
また、フードシェアリングサービスへの出品も行い、売れ残りによる食品の廃棄も極力減らすよう取り組んでいます。
こうした活動は農林水産省「飲食店等の食品ロス削減のための好事例集(第二版)」へも掲載され、今後も国や地域とのパートナーシップをもとにSDGsを実現して行きたいと考えております。
ホテルグランヴィア岡山 宿泊部 支配人 桑田 慎一郎
広島県 尾道
尾道国際ホテル

「2050輝く GREEN SEA 瀬戸内ひろしま宣言」の趣旨に賛同し、海洋プラスチックごみの削減に向け取り組んでいます。
館内ではストローをプラスチック製から紙に切り替え、今後はPLAX製(バイオプラスチック)に移行を予定しております。また、LIMEX製(石灰石を主原料としてプラスチックの代替となる新素材)のアメニティを取り入れ、環境に配慮しながら快適にお過ごしいただく取り組みを推進しております。
地方の文化振興・産品販促を持続し、地域の魅力向上に貢献してまいります。
※2050輝く GREEN SEA 瀬戸内ひろしま宣言…美しく恵み豊かな瀬戸内海を守るため、2050年までに新たに放出するプラスチックごみの量をゼロにすることを目指し、企業・団体等から行われた宣言。
尾道国際ホテル 支配人 寺岡 靖治