世界自然遺産に登録されている希少な土地です
世界自然遺産に登録されている知床は、「ウトロ」「羅臼(らうす)」「網走(あばしり)」の3つのエリアに分かれます。羅臼クルーズでは、運が良ければ海の王者・シャチを目の当たりにできます。中標津空港から車を使って90~120分程度でアクセスできます。

羅臼の夕焼け
知床のおすすめ観光スポット3選

1.自然に恵まれたウトロ
知床半島の北側に位置するウトロ。陸路では行けない大自然を海から眺めるクルーズ旅が人気です。
ウトロ港から観光船が出向しており、「カムイワッカの滝」(写真)、「知床岬」など見どころが豊富。
夏は「知床五胡」の遊歩道を散策できます。原生林の中に5つの湖があり、それぞれ特徴がある美しさです。すぐ側までエゾシカが近づいてくることもあります!

2.鯨を見るなら羅臼
国後島の対岸となる羅臼沖でのホエールウォッチングは、テレビ取材を何度も受けたことのある人気のクルーズで、春先はシャチ、夏にはマッコウクジラを、冬には流氷&バードウオッチングができます。また、ヒグマをボートから観察できるクルーズもあります。
羅臼の海岸沿いには、満潮時には海に沈んでしまう波打ち際の露天風呂「セセキ温泉」があります。干潮時しか入れない、秘湯中の秘湯。知床観光に来たら、一度チャレンジしてみてはいかがでしょう。

3.流氷の街・網走
知床半島の西に網走市があります。
ここは監獄があったことで有名な地。現在は、明治末期から使われていた旧網走監獄の建築物群を移築し「博物館 網走監獄」として営業しています(写真)。施設内では「監獄食」と称される定食をいただくことができます。
「オホーツク流氷館」にはマイナス15度の「流氷体感テラス」があり、実際の流氷に触れられます。道の駅「流氷街道網走」には展望デッキがあり、オホーツク海と知床を眺められます。
交通+宿泊
アクセス情報
ウトロ港へのアクセス
羅臼港へのアクセス
博物館 網走監獄へのアクセス
道の駅 流氷街道網走へのアクセス
知床周辺の観光スポット
知床ネイチャークルーズ (しれとこねいちゃーくるーず)
春はシャチやハシボソミズナギドリの大群、夏は体長15mを超えるオスのマッコウクジラなど季節によってさまざまな生き物たちに出会えるクルージング。
- 北海道目梨郡羅臼町
- 料金/プランにより異なります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
- 運航期間/夏季:4月下旬~10月中旬、冬季:1月下旬~3月中旬
- 所要時間/夏季:クジラ・イルカ・バードウォッチング 約2時間半、冬季:流氷&バードウォッチングA 約1時間、流氷&バードウォッチングB 約2時間半
- 出航時刻/詳しくは公式サイトをご確認ください。
- 定休日/不定休
- アクセス/ウトロより車で約40分(冬季は根北峠経由で2時間) ※詳しくは公式サイトをご確認ください。
- 所在地/北海道目梨郡羅臼町本町27-1
- お問い合わせ/0153-87-4001
知床五湖 (しれとこごこ)
全長約800mの高架木道を歩くと湖畔展望台から一湖を眺めることが出来ます。展望台へは車椅子の利用も可能です。一湖越しに眺める知床連山の美しさを堪能しながら、のんびりと散策をお楽しみください。
- 北海道斜里郡斜里町
- アクセス/斜里町ウトロより車で約20分
- 所在地/北海道斜里郡斜里町遠音別村549(知床五湖フィールドハウス)
- お問合せ/0152-24-3323 (知床五湖フィールドハウス)
網走流氷観光砕氷船 おーろら (あばしりりゅうひょうかんこうさいひょうせん おーろら)
オホーツク海に広がる真っ白な流氷を砕氷しながら進みます。氷が船底にぶつかり船が振動する迫力は圧巻。アザラシやオオワシなどの姿が見られることもあります。
- 北海道網走市
- 料金/大人(中学生以上)4,500円、小学生2,250円、幼児無料 ※詳しくは公式サイトをご確認ください。
- 運航期間/1月20日~3月31日 ※詳しくは公式サイトをご確認ください。
- 定休日/無休(運航期間中、毎日運航) ※荒天時欠航
- アクセス/JR網走駅よりバスで約10分。女満別空港より直通バスで約30分。
- 所在地/北海道網走市南3条東4丁目5の1
- お問い合わせ/0152-43-6000
サロマ湖 (さろまこ)
サロマブルーと呼ばれる真っ青な湖面、広大な湖を感じさせる砂州、秋には真っ赤に染まるサンゴ草…北海道最大の湖であるサロマ湖は、たくさんの魅力に溢れています。もともとはオホーツク海と繋がる湾でしたが、長い時間をかけて砂が堆積して砂州となり、現在では一部のみがオホーツク海と繋がる「汽水湖」に。海から流れこむ豊かな栄養分で、名産のホタテやカキが育てられています。「龍宮台展望公園」や「キムアネップ岬」、「ワッカ原生花園」など、周囲には見どころもたくさん。壮大な自然に癒されながら、ゆっくり楽しんでいただきたいスポットです。
冬、サロマ湖は真っ白に凍った雪原となり、他の季節とはうって変わった、独特の表情を見せてくれます。雪原に沈む夕日もまた絶景。毎年一月下旬になるとオホーツク海に流氷が押し寄せ、砂洲丘陵上にある龍宮台展望台から間近に見ることができます。
サロマ湖に沈む夕日は、日本で見られる夕日の中でも、屈指の美しさと言ってよいでしょう。周囲に景観を邪魔する建物などが無いため、水平線に沈む夕日が遮られることもなく、言葉を失うほどの光景が目の前の広がります。北海道でなければ味わえない、感動の大自然。忘れられない旅のワンシーンです。
- 北海道常呂郡佐呂間町・北見市常呂町・紋別郡湧別町
- アクセス/女満別空港より車で佐呂間町まで車で約70分
- 所在地/北海道常呂郡佐呂間町・北見市常呂町・紋別郡湧別町
- お問い合わせ/0158-72-1211(佐呂間町役場)